お客様の「企画」を最高品質の書籍・小冊子に

こういうサービスを必要とするお客様がいるとわかって取り組み始め、もっと簡単に出来ると思っていましたが、そうは問屋が卸しませんね。もっとも時間のかかることと理解していますので焦ってはおりません。

標語に対して実態に遠い部分もありますが、サービス品質を高めていくべく、デザイン制作技術とともに、企画者である編集者や著者の方々との対話力向上にも焦点を当てて取り組んでいます。

そして、働き方改革が待った無しの2019年、このデザイン制作チームの組織改造は時宜を得たものとなったなと認識しています。

生産性向上が当たり前のように言われるようになりましたが、それが時短による労働強化のように聞こえるところに、多くの人は生産性の意味を理解していないのだなとわかります。

デジタル化に対応して業務をシステマチックに遂行できるようにしていくとともに、いかにそこで楽しく遊びのある場を作れるのか、経営者としては、この場作りが最大の課題と考えています。

「任せる」ことと「育てる」こと

昔読んだ米国の起業指南書で、「本物の会社を経営している!」という実感が湧いた時に、新たな壁にぶち当たるといった経営フェーズの解説があって、当社の場合、規模からして極初期の段階でしかありませんが(何度も跳ね返されているので)、痛感しています。

ただ今回は、その1つ目の大きな壁を乗り越えられる実感はあって、次に見えている課題が「良いサービス・商品はあるか」です。ここ2年ほど、師匠からも口酸っぱく指摘されています。

まだ「あります!」と自信を持って言える段階ではありませんが、芽が確実に出る種を3つ持っているので、早急に自信をもって取り組みを開始します。

この何度か挑戦して失敗している最初の壁が「任せる」ことと「育成する」ことです。失敗要因は究極的には私自身の焦りと情熱不足です。

この「任せる」「育成する」の2つを、この数ヶ月で完全クリアしたいと思いますが、私自身に必要なことは、気長に楽しむこととと、次の課題に取り組むことです。

本当は「良いサービス・商品はあるか」のタイトルで書き始めたのですが、書いているうちに、現在のフェーズをまだクリアしていないことに気づいてタイトルを変えました。

昨日、2年前に育て直しを決意した次男が中学を卒業しました。少し遅れましたが、私自身も経営者としてこのフェーズを卒業したいと思います。

情報発信に本や電子書籍を使うこと

デジタル化とネットの普及によって、本の作り方と買い方が変わりましたが、それによって本が持っている情報発信の機能が強化されていると考えています。

現代において、情報発信に有効な手法がウェブサイトの開設であることは、改めて言うまでもないことと思いますが、書店が減って出版業界が縮小し、出版を実現する機会が減っているからこそ、(できれば自分の)ウェブサイトで、本の出版とSNSでの情報発信を組み合わせることによって、伝えたいことを広く深く発信することができると考えています。

実現のポイントは3つ。伝えたい内容を読まれる原稿にすること、適切な工程でその原稿をウェブサイトや本としてまとめ上げ、本を書店(電子書店)で販売しウェブサイトやSNSで宣伝すること。

それぞれを編集とデザインの力で「読まれる本」として出版していくサービスを初めています。

これから作る出版社に必要な事務パート社員を募集します

[終了しました]

近く募集広告を出すパート社員について、考えているところを書き出します。

<募集要項ドラフト>
丸の内線「新宿三丁目駅」徒歩3分
【一般事務】週3日~勤務OK
時給1,000円 交通費規定支給

★データ入力等、PCでの作業が中心です。  専用のフォーマットに入力するだけ! 業界知識が必要な業務はありません
★ Word、Excelはそんなに詳しくないけど  タイピングは得意!そんな方も大歓迎
★ G10:00~18:00◆週3日、1日5時間~勤務可 H未経験歓迎!ブランク復帰応援!  10:00~16:00、残業なしの時短勤務で  働くママスタッフ2名在籍中!  「業務が多くて仕事が終わらない…!」  ということが無いように、しっかりと  スタッフ同士業務分配を行っています! 
★交通費規定支給、服装自由、社員登用  社会保険完備(法定による)  試用期間6ヵ月/条件変更なし
★書籍デザイン制作、編集・電子出版支援

ごくごく一般的な募集要項かと思いますが、それすらも難儀して結局プロにお願いしました。実は、この事務パート職を募集するのは今回が初めてです。

経理業務やウェブサイトの更新作業などを担当してもらいますが、校正作業も担ってもらえればと考えています。そういった意味では、出版に携わるという点でも文章の扱いになれている方を希望しています。

良いサービスを「楽しく」作ること

ただでさえ難しい2つのことを、同時にやろうとしていて大丈夫なのか? と書いている本人も一抹の不安を覚えますが、そうする必要があると強く感じています。

良いサービスとは、当社の書籍デザイン制作事業のISSHIKIに、企画・情報発信支援サービスを追加した「出版サービス」を買って頂けるようにするということです。

すでにいくつかのテストケースで成果を上げているので、あとはこうすれば良いという絵図は描けていて、はやく手を付けたいと思いつつも、いざ目前にすると膨大な課題を前にして怯んでもいて、3歩進んで2歩下がる、といった岩盤に久々にぶち当たっている感覚がありました。

強固な岩盤を打ち砕いて前進させることは、ここ数年の「動かない!」ことを動かす経験から面白みを感じるところで、また打ち砕けたときの快感は得難いものがあり、そういったことで気力は損なわれていないのですが、もう少し効率よく進められないものかと考えていて、大事なことが不足していることに気づきました。

やりがいの塊のような仕事、楽しまない手はありません。

この2年ぐらい、退潮著しい業界の動きに加え、働き方改革で、前に進めば進むほど苦しい思いを感じていましたが、落ち着いて考えてみれば、先が見えていても未来のない道を進もうとしていれば、それは楽しくなるはずがありません。

先の道のりがすべて見えていなくても、先々楽しいと思える方向に進む必要がありますね。

この「楽しくやる」という取り組み方、密かにこの先2020年代を考えたときの、重要なキーワードだろうと考えています。

楽しいことをするには、安全を確認した上で、ある程度の危険に身を置く必要があります。危険というとすぐに生命の危険と結びつくのは戦後日本の特徴なんだろうなと感じていますが、ビジネスとして楽しいことをするために必要な危険は経済的な危険です。

安全で豊かということを追求していばかりでは、面白みにかけるというのも、この数年でよくよくわかりました。しっかりと危険は見据えた上で、楽しんでいける手法を取りたいと思います。

そういえば昔はその危険を楽しむことしかやっていなかったな。今更ながら思いますが、あれが若さというやつですね。

営業をどう取り組むか

現在の当社の主幹事業となっているISSHIKIと、業態開発に取り組もうとしている金風舎と2つの課題を抱えています。

前者はリニューアル後、執行役の玉造が先頭になって営業に取り組んでおりますが、制作受託営業は、以前の仕事の実績が全てと心得ています。

この点ついて、一昨年より大量にお引き受けした仕事の中で、品質にご満足頂けなかった事案があったことを社内でも痛切に反省し、また働き方改革の実践を見据え、制作体制を大幅に見直しました。

新たに業務管理責任者に、編集制作デザインのキャリアある方に参画してもらいました。堅実かつ堅固な制作体制を構築し、これからさらにデザイン力のアップに力を注いでいく計画です。ISSHIKIは、書籍デザイン制作事業として、出版社編集者の皆様を通じて、出版業界を支えていける組織として成長させていく考えです。

また、これから金風舎の営業に力を入れていきますが、当事業については2つの側面から営業を考えています。1つは、電子出版を軸としたデジタル出版の企画販売、もう1つが出版制作と情報発信支援を組み合わせたサービス事業です。

まず課題をサービス開発に絞り、来週から提案営業に着手します。

当初は、この段階から人材募集の考えもありましたが、順当にトップセールスから初め、よい仕事で、良い商品・サービスを作ることにまずは集中します。

「不調も三年続けば実力」の半年

「不調も三年続けば実力」の3年目 | katsukinoboru.jp

現実に生じていることは、あの当時とは真逆で、経営的に危機的な状況は全くありませんが、再調整を図る「不調」と認識して半年が経過しました。

「『不調』というのは、正しい取り組みをしていて結果が出るまでのタイムラグ」

8年前は、実力不足ではなく不調と信じたい一心で引用しましたが、今回は羽生さんの言葉が深い部分で染み渡ります。また、前回と違って調整期間に突入すると決め、抜けた先の楽しみが明確に見えていての取り組みである点が違います。

今回調整しているのは、私自身の働き方改革です。

RAIZAPで体調を整え、「一流化」計画で事業構造を見直し事業を整え、子育てが一段落したところで、その総仕上げとして、次のステージに上がる転換、調整を図っています。

本日は経営会議でしたが、経営報告をスムーズにまとめ書ききれたので、折返した感がありました。

ということで長くてもあと半年です。


フリーランスのウェブデザイナー

人材募集の第2弾を開始するため頭の整理をしています。

ということで、掲題のフリーランスのウェブデザイナーの方で文章を扱うことに慣れている人を探しますが、目的としては、いま私が考えている出版事業を開発展開するためです。

社員募集にしていないのは、現時点で開発フェーズであることに加え、多少なりともビジネスセンスを必要としているためです。そして中身と器の話でいくと、器を作る話ですが、中身のこともわかっている人、少なくとも興味をもって取り組める人です。

版元での編集経験や校正記号などの知識は一切不要ですが、編集者として仕事を一緒に取り組めるという点を踏まえて、文章を扱うことに慣れている人を探します。

この文章を扱うことに慣れているという点について、もう少し私自身の整理が必要ですが、一緒にブレストができる程度に、構造(文章構造ではなく、ネットとリアル空間におけるテキストの存在構造)を理解できて、表現を意識できる(コピーライティングのセンスがあるにこしたことはないですが絶対ではない)といったところに着目します。

恐らくウェブディレクターの方であれば適任の方は多いかと思いますが、事業として儲けを作るためには、プランニングだけでなく泥臭いセールスにも面白みを感じている人でないと、続かないなというのが、ここ10年ぐらいの失敗からの学びです。

エンジニアリングについては、やはりフリーランサーで、私と同年輩のエンジニアの方に技術顧問としてついてもらっていますので若い方でも問題ないと考えていますが、ある程度のビジネスセンスを考えると30代の方かなと考えています。

中身は大事だけど器がなければ始まらない

コンテンツマーケティングの話です。

すっかり色褪せた感じですが、これからが本番と考えています。

昨年、一昨年とEXPOに出展してみてよくわかりましたが、儲けを作るマーケティングと、販売促進のセールスプロモーションが、売る方も買う方もごっちゃになっていて、マーケティングに「戦(いくさ)」の側面は必要だとはいえ、それこそ必死にあの場で売りまくって稼ぎまくってしまって(そういう意味で踊らせ上手な主催会社は商売上手だと大きな学びを得ましたが)、つわものどもが夢のあとです。

出来上がったものを売る、仕事を引き受けて稼ぐ、には言語化、文章化をそれほど必要としませんが、商品・サービスを開発し、実際に数字を背負って展開する、つまり「儲け」をつくる経験をすれば、考えを言葉に落とし込む作業が、いかに大切で本質的なことなのかがよくわかります。

ただ、その考えも伝わらなければ意味がありません。戦略も戦術も兵站がなければ机上の空論です。それとコンテンツマーケティングが難しいのも、コンテンツが形の無いものだからだと思います。

そういったことから、このコンテンツマーケティングを、形から説明を始めて本質に気づいてもらえるサービスを考えています。

このサービスの戦略は決まっていて、コンサルティング&マルチプロダクト戦略。ある金融関連会社の戦略をパクりましたが、なぜパクろうと思ったかはコンテンツが資産だからです。

これは編集者としての側面を活かせる仕事だと思っているので、この先長く楽しめる仕事と思っています。

真の震災復興は震災がなかったことにしている

崖っぷちでもがんばっぺ ~おかみと社長の奮闘記~

3.11直後に、いろいろな失敗を認めて会社の出直しを図り、一気に債務超過に陥りました。全部このブログの過去記事にあります。

当初は私も「あれから何日」といったように数えていましたが、そういうのを止めると決めてからですね。ほんとうに業績が回復したのは。急速に。

そのとき同時に、「戦後(震災)何年」といったような報道が急速に色あせてみえて、自分の中で「戦後」時代(昭和)が完全に終わったなと思いました。

復興を目指すなら、現実は厳しく見つめながらも、楽しい未来を作ってます、という発信と実行あるのみと思います。

おかみの宿はいけると思いました。私も頑張ります。