中身は大事だけど器がなければ始まらない

コンテンツマーケティングの話です。

すっかり色褪せた感じですが、これからが本番と考えています。

昨年、一昨年とEXPOに出展してみてよくわかりましたが、儲けを作るマーケティングと、販売促進のセールスプロモーションが、売る方も買う方もごっちゃになっていて、マーケティングに「戦(いくさ)」の側面は必要だとはいえ、それこそ必死にあの場で売りまくって稼ぎまくってしまって(そういう意味で踊らせ上手な主催会社は商売上手だと大きな学びを得ましたが)、つわものどもが夢のあとです。

出来上がったものを売る、仕事を引き受けて稼ぐ、には言語化、文章化をそれほど必要としませんが、商品・サービスを開発し、実際に数字を背負って展開する、つまり「儲け」をつくる経験をすれば、考えを言葉に落とし込む作業が、いかに大切で本質的なことなのかがよくわかります。

ただ、その考えも伝わらなければ意味がありません。戦略も戦術も兵站がなければ机上の空論です。それとコンテンツマーケティングが難しいのも、コンテンツが形の無いものだからだと思います。

そういったことから、このコンテンツマーケティングを、形から説明を始めて本質に気づいてもらえるサービスを考えています。

このサービスの戦略は決まっていて、コンサルティング&マルチプロダクト戦略。ある金融関連会社の戦略をパクりましたが、なぜパクろうと思ったかはコンテンツが資産だからです。

これは編集者としての側面を活かせる仕事だと思っているので、この先長く楽しめる仕事と思っています。

真の震災復興は震災がなかったことにしている

崖っぷちでもがんばっぺ ~おかみと社長の奮闘記~

3.11直後に、いろいろな失敗を認めて会社の出直しを図り、一気に債務超過に陥りました。全部このブログの過去記事にあります。

当初は私も「あれから何日」といったように数えていましたが、そういうのを止めると決めてからですね。ほんとうに業績が回復したのは。急速に。

そのとき同時に、「戦後(震災)何年」といったような報道が急速に色あせてみえて、自分の中で「戦後」時代(昭和)が完全に終わったなと思いました。

復興を目指すなら、現実は厳しく見つめながらも、楽しい未来を作ってます、という発信と実行あるのみと思います。

おかみの宿はいけると思いました。私も頑張ります。

グレイテスト・ショーマン

映画『グレイテスト・ショーマン』オフィシャルサイト

遅ればせながらwowowで。常日頃、仕事ばかりで無趣味な人間と思っていますが、映画、ドラマは寸暇を惜しんで観てますね。

一時期、取り憑かれたようにリアルな戦争アクションモノか過激なホラー・サスペンスしか観てなくて、いま思えば病んでいたなと思いますが、次第に昔の邦画や海外ドラマから人間ドラマに移行して(あらかた観尽くして)、最近はこの手のエンターテイメント作品を休日に観ることができるようになってきました。

ということでのんびり観始めたのですが、妻子の幸せのために頑張っていたのがいつの間にというストーリーには、ミュージカル・エンターテイメントでドロドロしてないとはいえ、リアルに胸えぐられるものがあり現実に引き戻されました。

P.T.バーナムという人のことは知りませんでしたが、経営はアートだと思っているので、この言葉は心に刻んでおきたいと思います。


「儲け」を作るためのウェブサイト

「読まれる本」を作る出版社をつくると書きました。

この「読まれる本」のジャンルの1つに、中小企業経営者が同じ経営者のために出版する本を考えています。

この場合の「本」ですが、必ずしも紙の書籍、単行本を意味していません。体系立てて読むことができるデジタルの記事連載であればよいと考えています。

経営者にとって大切なことは「儲け」を作ること。そのために知恵を絞り、環境を整え、社員に成長の機会を提供するといったことが必要で、そこには実行と実践の試行錯誤と哲学が必要ですが、同時に関係者の幸せを作るために 半歩先を見据えた未来像を持っているかが問われると思います。

100社あれば100通りの経営の実践と哲学。この知見と知識の共有ができる場を作りたいと考えています。取りも直さず、かくいう私自身が読みたいウェブサイトです。無いので作りたいと思います。

このウェブサイトを作るために、少しの技術と多くの経験、知見を持つ経営者の方々との出会いを必要としています。

ウェブサイトを作る技術のために、新たにウェブデザイナーを1名募りたいと考えていますが、同時にウェブサイトのコンテンツとなる、哲学をもって経営実践している中小企業経営者の方を探したいと思います。ただ私一人の力では限界もあります。この人という方をご存知であればぜひご紹介をお願いいたします。

もちろん賛同頂ける経営者の方からのご連絡もお待ちいたします。

お問い合わせ

私自身は編集者として、出版実績がなかったり少ない著者の方々と仕事をしてきた中で、多くの情熱ある方から学びを頂けたという思いがあります。そういった経験から、今回はすでにメディア(特にマスメディア)に出ておられない経営者の方を探したいと考えています。

儲けを作るためには、良い仕事、つまり良い商品、良いサービスを開発し提供し続ける情熱が必要です。 どういったお客様に対してどういった仕事に情熱を傾けているのか、この「儲け」をつくるウェブサイト自体は、経営者の方々にとっても自社事業のPRの場となるものと考えています。

ISSHIKIをリニューアルオープンします

バージョンアップ宣言から丸2年。

業務システムの刷新、制作環境の改善、スタッフの増強にサービス範囲の拡大と品質向上に加え、スタッフの産休育休対応、そしてこの4月からの働き方改革に向けた残業ゼロ・有給消化体制の構築という、これまでにない難題でした。

2015年10月 ISSHIKIサービス提供開始
2017年02月 バージョンアップ宣言
2017年11月 ISSHIKI通信配信開始
2018年10月 新ウェブサイト公開、人材募集開始
2019年03月 リニューアルオープン

当初計画の8割ぐらいの出来ですが、あとは実際のサービス実践で磨きをかけて参ります。

この1年半近く、お客様にはきちんとした説明ができませんでしたが、事業執行役の玉造を筆頭にスタッフ一同ご挨拶に伺います。

今後ともデジカル/ISSHIKIをよろしくお願いいたします。

書籍のデザイン制作サービス「ISSHIKI」をリニューアル | 株式会社デジカル

軍事の日本史

とても読みやすいのですが、読み進めるたび気づきを得られメモしてしまうので読み終えるのに時間がかかりました。

血湧き肉躍るような戦闘シーンは一切ありませんが、サブタイトル通りの「戦国時代のリアル」を感じられます。

30代のころまでは信長一辺倒で、次第に秀吉はすごいなと思い始め、いまとなっては家康が研究対象ですが、本書を読んで改めて秀吉の先進性や家康の哲学に学ぶところが多いことを再確認しました。

経営者になってから、なぜ戦国大名は戦ったのか、という問いがさらに深まって、最近はおおよそこういうことだったんだろうなとは理解できるようになってきていたのですが、中世からの軍事を科学的に分析し、丁寧に読み解いてあって、完全に腑に落ちました。

どうしてこういった視点で読み解くことができたのだろうと思って、あとがきを読んで「弱者視点に立った日本史」に納得しました。

よく「歴史の勉強が足りない」「近代を勉強しないから問題だ」などとマスコミで言われていますが、ずっと本当かなと思っていました。本書を読むと、そういったことを言っている人の方が勉強が足りないとわかります。なにより人間がわかってないですね。

それにしてもAmazonに戦争オタクのトンチンカンなレビューがあって、読みやすい本を作るということは、こういう人に届くようになるということですね。

そういう本を出版したいとの思いが強まってきました。


読まれる本を作る出版社

金風舎という出版社を立ち上げて丸5年になります。

今年は新たな取り組みを考えているのでまとめておきます。

電子書籍出版社としてスタート

始めたころは電子書籍だけで、そのことを「ボーンデジタル」出版社などと言っていましたが、そのうち初版1,000部からの単行本の直販書籍の出版を始め、3年ほど前からはAmazonPOD(プリントオンデマンド)を電子出版と同時に出版できるようになりました。

単行本も出版していてAmazonで販売はしていますが、いわゆる書店流通の取引はありません。ただ書店からの直接の注文には対応していますし、特定の書店に一定期間販売をお願いすることもあります。

いずれ書店流通に対応できるようにしたいと考えていますが、品切れなく全国どこでもすぐ入手できることを考えると、当面はAmazonで電子書籍とPODを併売する方が現実的だと考えています。

どうして「読まれる本」なのか

「読まれる本」という表現は、出版の大先輩があるパーティーで語っていた言葉を頂きました。それまでは社内で「売れる本」という表現を使っていたのですが、読まれるということは売れるということだし、そもそも世に出ない原稿の方が断然多いので、まずは読まれるようにすることがこの金風舎の役割だと考えています。

基本的に私が面白いと感じて売りたいと考えた企画を出版してきましたが、「読まれる本」を作るという意味で、依頼を受け単行本や電子書籍を制作販売することもあります。

これから取り組むこと

今後ですが、今年は2つのことを考えています。1つは出版に至る過程を情報発信と捉えた出版サービスの展開、もう一つはテーマウェブサイトをメディアとして運営してそこから電子書籍を出版する仕組みの開発です。

最後に、金風舎の「金風」とは、秋風のことです。秋の高い空に爽やかに吹く風のように…、などと後付けで命名理由を考えていましたが、当時熱心に通っていた茶道教室で茶道具の銘として季語を覚えていて、金風舎の設立日近くのお稽古日に覚えたものをそのまま付けました。

コンテンツとしては「和風」を強く意識して、日本発の情報発信出版社として、多言語で展開できるようにしたいとも考えています。

なぜ「編集とデザインで情報発信を支援する」という分かりにくい説明になってしまったのか

EMD Editorial Media Designという概念でサービスを提供しています。具体的には、本を出版するようにウェブサイトやメルマガに連載をして、まとまったら出版するという仕組みを作っています。

このEMD、作り手発想で分かりづらくて伝わらないだろうなと思いつつも、まずは共感してくれる方と一緒に仕事をしたいとの思いで掲げていましたが、本腰入れて事業化するため考えを整理しておきます。

もっと簡単に実現できると考えていた

このEMDの構想自体は10年ぐらい前から持っていて、コンピューターとネットワークがあれば簡単にできると思っていましたので、スマホが登場してSNSが普及し始めたときは好機と思ったのですが誤算がありました。

確かに書籍の制作作業はすでにデジタル化されていて、コンピュータ1つあれば良いのですが、実際に本を作って読者に届ける仕事には、当たり前ですが人が介在する必要があって、その部分を見極めるのに時間がかかりました。

また出版するためには原稿を書いてまとめたり、それを読みやすい体裁に整えたり、電子書籍や単行本に仕上げたりと、いくつかの作業を組み合わせて実現させる必要がありますが、その一つずつの作業が定形で再生産できないことに加え、この数年で流通が激変していて標準的な仕組みを見出すことに難航しました。これらはいまも大きな課題です。

そして最大の誤算は、スマホとSNSの普及で既存の本がさらに短時間で製造され拡販されるようになったことです。またSNSにのめり込むうちに、私自身がそもそも本にする必要が無いんじゃないかと、出版に疑念を抱いてしまって考えがブレてしまいました。

身に染み付いている物作り発想

「既存の書籍が短時間に沢山作られること」については、書籍のデザイン制作事業者の側面では大変有難いことなのですが、それによって人材不足など新たな経営課題を抱えるこにもなって、結果的にEMDの立ち上げが遅れる要因ともなってしまいました。

また、「ソーシャルメディア」が席巻し始めたころには、出版相談に関して「ブログで良いんじゃ無いでしょうか」などと無責任な回答をしていて、いまとなっては反省しきりですが、完全に出版の本質的な目的の見極めを怠っていました。

これらの誤算の要因は、間違いなく私が旧来の出版ビジネス、つまり本作りという物作りとして出版ビジネスを捉えられていたためで、電子出版を手がけ始めてからも紙の書籍は残ると考え実際にそうなっていると思いますが、何故に紙の単行本が残るのか、一方で本作りや出版のサービス化とはどういったものなのか、多面的な実践が不足していたと考えています。

編集とデザインで情報発信を支援する。ビジネスとして実現していきます。

今期のデザイナー募集は終了しました

ISSHIKI通信16号を発行しました。

「ISSHIKI通信16」発行しました | 株式会社デジカル

ISSHIKIは、デジカルの書籍デザイン制作チームの名称です。書籍の装丁デザインとレイアウト・デザイン及び組版制作を一式提供するところから命名しました。イラストレーションや編集も一式に含めて請け負っています。

昨年秋口から実施していたこのISSHIKIのデザイナー採用活動ですが、30代の経験者に加え、長らく募集を続けていた40代の業務管理と品質管理を担当できる人材に目処が立ちましたので終了することにいたします。

このISSHIKIを初めて3年ほどになりますが、ようやく当初構想していたチームに仕上がってきました。

次回の採用は、来期期首、秋口に告知いたします。

社員研修で印刷工場を見学しました

ISSHIKIでは、制作環境を整え、社員同士でデザイン制作技術の研鑽を積み「お客様の『企画』を最高品質の書籍・冊子に」をモットーに、デザイン制作技術を最適な制作工程・費用で提供できるようにと取り組んでいます。

今回、創業当時より印刷製本でお世話になっている昭和情報プロセス社様のご厚意で、実際の印刷現場にて、当社デザイナーが直接ご担当者の皆様からデータ制作上の注意や技法を教授頂く機会を頂きました。

今回は主にカバーの印刷加工を見学させて頂くために本社工場にお邪魔いたしましたが、色設定や加工で実際の印刷過程を想像するほかなかった社員は大満足で帰ってきました。お忙しい中、二班に分かれての説明に丁寧にご対応いただきありがとうございました。

昭和情報プロセス株式会社|東京都港区の印刷会社