出版企画のご相談について

金風舎ではボーン・デジタル出版に取り組んでいます。

これは簡単に言うと電子書籍を中核とした出版のことですが、始まりは書き下ろした(もしくはアーカイブされた)テキストデータだけでなく、イベントやコミュニティの企画から派生するデジタルコンテンツも出版企画になると考えています。

他にもいろいろな企画が考えられると思いますが、電子書籍はまだまだ本来持っている可能性を発揮できていない、そう考えればさらに面白いものが作れるのではないかと考えています。

あえて分かりやすく「読まれる本をつくる」ことを標榜していますが、本そのもののあり方だけでなく、作り方、届け方も研究し続ける出版社を目指しています。

こういうことはできないか?という単純なご質問も含めて企画のお問い合わせは金風舎ウェブサイトのお問い合わせフォームからお願いします。

お問い合わせ |

ボーン・デジタル出版のしくみ

企画を即決するとブログで書いたからかどうか、いくつか立て続けにご相談を頂いているので、改めて主に金風舎にとっての重要なパートナーとなっている編集者(プロデューサー)の方々に向けて。

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デジカルでは自社企画出版とOEM(他社レーベル制作)とセルフパブリッシングサポートの3つの流れで本を作って売っています。

ご相談頂いている企画については原則出版する方向で即決しています。ただ何でもかんでも出しているかというとそうではなく、原稿の仕上がりについては率直にご意見させて頂いていますので出版に至らないケースもあります。

また最初はKDPのみの販売でスタートし、その後他書店への展開という段取りにしています。また弊社の出版計画に基づいて出版するので仕上がりや出版時期などは弊社の都合に合わせて頂いてもらっています。ここまでは言わば共同事業という考えで制作費などは頂いておりません。この取組を初めて1年になりますが、すでにビジネス書の初版部数程度には売れているアイテムが複数あります。

この先、やはり紙の本も必要だという場合には、ハイブリッド出版というメニューを用意してオフセット200部から印刷製本しています。必要であればAmazonのe託での販売も対応しています。いまここにPODを加えました。ハイブリッドの場合は、制作費に加えて印刷製本費が必要でしたが、PODの場合は制作費だけで在庫が不要です。ただしペーパーバック品質となります。

ご相談頂くものには、いつまでにこういう仕上がりの本を作りたいという注文もあります。その場合は制作費を頂いて優先順位を繰り上げて出版しています。また最初から複数書店に展開し、オンデマンドも同時並行で進めてコストダウンを図っています。

ちなみにここまでの制作過程で提供している制作・デザインの品質は出版社に納品しているものとまったく同じ品質です(150社以上の出版社と取引実績があります)。当社の強みは、今回紹介している最適なコストで出版サービスを提供する仕組みだけでなく、出版のプロ向けのデザイン品質を提供できる点にあります。実績はこちらを参照してください。

デジカルブックデザイン

 

 

金風舎は「読まれる本をつくる出版社」というコンセプトで本作りを進めています。基本は対象読者にきちんと読んで貰える本を作ることに主眼を置いていますが、結果として書店で売れるものも出てきていますので、今後は販売にもさらに力を入れていく考えです。

なお、電子書籍の制作に限っていえば、誰でも無償で実践できます。当社としても電子書籍の制作費で収益を上げるつもりはありません。すでにその点については2年前に出版しているこちらの電子書籍をご覧下さい(オンデマンド版は品切れ中です)。

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金風舎の販売ページに移動します。

本書は連載をまとめて出版したものです。こちらで読むことができます。著者の宮崎さんは制作もできる実用書のベテラン編集者ですが、電子書籍の編集実績も豊富です。

第7回 電子書籍を発売したあとに知っておくべきいくつかのこと | 電子出版を楽しむためのブログメディア パブリス publiss

プリントオンデマンド(POD)を準備中

5月の新刊『神主さんが教えてくれる おとなの神社旅』著者の三浦さんとSocialOjisanStyleシリーズ主催の徳本さんとでイベントが準備中です。

そのイベントに合わせて本書をAmazonPOD(プリントオンデマンド)で併売する準備を始めました。契約関係の作業が終了して、いまは紙面の製作段階です。もともと電子書籍制作時に編集は完了していますから、そこから再編集してデータ入稿まで2,3日もあれば間に合いそうです。B5変形版、120ページ、1200円で発売予定です。

 

PODで仕上がる本はいわゆるペーパーバックです。日本ではこの品質の本は売れないのではないか?という意見もあって当初は私もそのように考えていたのですが、ボーン・デジタルで考えたときに問題になるのはそれが「読みたいコンテンツかどうか」なのですから、出口としてパッケージの選択に幅が増えることは良いことだと考えています。

弊社でもさまざま少部数出版を試してきました。「商業出版」と同等の品質で出版もできますが、こちらは顧客に資料として献本するものやセミナー会場で直販するものとして最適だと思いますが在庫を持つ必要があります。

またAmazon e託での直販もできるのでそうなってくると普通に出版することと全く変わらないのですが、多数の注文があって納品が間に合わない場合に在庫切れを起こすことがあり、この品切れを未然に防ぐことができるという役割がPODにはありそうです。

将来的に「Kindle版」「単行本」「POD版」が並列に並ぶことになると思います。

販売ページを改良しています

貴重な意見を頂いたので販売ページを改善しました。販売サイトへのリンクボタンと立ち読み機能です。これで良しと思っているわけではないですが、出来ることは直ぐやる方針です。

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こういうものを作り出すとハマってしまうので最初はほどほどに。あとでデザイナーに作り直してもらったものを当てます。他の本のページも順次改良していきます。

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今回の目玉はこれですね。オープンソースで良いものがあったので使ってみました。

いまは売上を作るためにガムシャラに前進あるのみですが、一方で俯瞰したところから、そうしなくても済む戦略も必要です。その真のトップセールスも並行して始めます。こちらも最初は効率無視です。

面白く役立つ本を作ります。そして売ります。

「ビジュアルソーシャルマーケティング」シリーズ

 

読みやすい電子書籍を作ること

内容が読みやすいことが大前提ですが、制作面でも工夫を重ねています。

今月の金風舎の新刊『ソーシャルメディアでいいね!をもらえるスマホ写真術 iPhone版』は、ソーシャルメディアマーケティングのプロフェッショナルが実践している撮影術を余すところなく解説していますが、今回は「iPhone版」ということなので、iPhoneで読まれることを前提にiPhoneの画角に最適化した紙面(画面)で作りました。

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技術的な話ですが、ある端末に合わせるということは他の端末で読みづらいという問題が発生します。そこで特に電子書籍専用端末で読みづらいことにならないように工夫を重ねた結果、上手く実現させることができました。

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普通の人には何が違うの?だと思います。どの端末でも読みやすいなんて何でも無いようなことで当たり前のこと、読者にはほぼスルーされる部分ですが、スルーされるほど違和感がないことが制作者にとっての最善の仕事だと考えています。

「おお、この本は読みやすい!」なんて感じるのは作り手だけですからね。

本書は制作担当の梶川くんが本当に寝ずに作ってましたが、その努力が読者に伝わらないことこそが真に報われるときですね。企画も制作も妥協無し。

金風舎は内容も紙面(画面)も面白く役立つ本を作ります。

元少年Aの本

少し前に文藝春秋で裁判記録かなにかの記事を読んで、それだけで気分が悪くなるほどだったので、今回は被害者のお父さんの語っている様子をテレビで見て、立ち読みすらする気にもなりません。一方で出版を差し止めることも、加害者の後悔の心情を読み取ることの意味も否定しません。

ただ版元の初版部数の設定を聞いて、その利益はどうするんだろう?と思いました。社会的な意義があるから出版するようなことを社長さんがテレビで語っていましたけど、莫大な利益はどこかに寄付でもするんですかね。

出版人それぞれの理念があっての事業だと思うので、あの社長さんは社長さんなりの考えがあってのことだと思うのですが、見ていて創業前に勤めていたときの社長が「私は女性の下着と子供の懐に手を入れるような本は作らない」と言っていたことを思い出しました。

自分も楽しく美味しいご飯が食べられるような仕事をしたいなと、そんなことを改めて思いました。

面白くて役立つ本を作りたいと思います。

【金風舎】Facebookページを立ち上げました

https://www.facebook.com/kinpusha

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ウェブサイトの更新も必死な状態で、果たしてきちんと運営できるのか自信がなかったのですが、販売を考えたときにFacebook広告は捨てられないと思い立ち上げました。新刊情報だけでなく、イベント情報や出版企画の募集などもこちらで告知していこうと考えています。

宣伝してないので全く知られていませんが、金風舎はセルフパブリッシングのサポートではなく自社企画出版をやっています。企画を持ち込んで頂ければ速攻検討します。最近は出版社の企画会議もなかなか難儀しますから、そこで困っていらっしゃるようでしたら原稿お持ち下さい。すぐに企画検討して出版判断します。当然「無料」です。

当社の場合、ボーン・デジタルで紙の出版に繋げた事例も複数あります。ただ私は「商業出版」なる取組は終わったと思っています。自分のビジネスに関する出版を真剣にしたいならばしっかりとした資金を用意して大手版元のカスタム出版に申し込むべきです。いくら自費出版じゃないからといって、並んだかどうか分からない程度の配本で実現したところでそれこそ時間の無駄だと思います。

金風舎では、そのカスタム出版も受けます。Amazon e託に加えてPODができるようになりました。電子書籍をプロモーションに使う試みでいろいろ試してみましたが、実際には「紙が無いのか?」という問い合わせが多いため、そういった「アナログ化」対応のサービスも充実させることにしました。

本作りについては本体のデジカルは相当のノウハウを持っていますので(というか版元のカスタム出版物も作ってますから)、弊社に直接お任せくださればいい物をつくります。

こちらの新サービスは追ってFacebookページでご案内します。

今回ウェブサイトも若干リニューアルしました。もはや自慢にもなんにもなりませんがすべて自力です。しかしこうやって電子書籍やサイトを作っていると、もっと複合的なコンテンツを作りたいなと、そういう思いが強くなってきました。

今はそのための人材と、その人材を確保するための資金を調達することを一番に考えています。ビジネスモデルはその後で考えます。

とにかく面白くて役立つものを作りたい。

http://www.kinpusha.com

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【金風舎】『AmazonKindle読書術』発売1周年記念

明日6月16日は、本書『本好きのためのAmazon Kindle読書術』発刊1周年です。

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お陰様でこの1年ほぼずっとジャンル1位近辺にいて、いまも毎日販売数を伸ばしています。

本書は金風舎のKindleダイレクトパブリッシング第1号企画だったのですが、レビューも★がたくさんついて(それも嬉しいレビューが多い)、それが評価されたのか年初には日替わりセールにも選ばれました。

「金風舎」の既刊本がAmazon日替わりセールに選ばれた

再びAmazonのセールに選ばれるよう働きかけも頑張っておりますが、されだけでなくFacebook広告を出すなどして販売に関しても様々手を打っていこうと考えています。

そして、1年経ったところで本書内容の情報更新を考え改訂に取り組んでいこうと思っていますが、どうやって販売するべきか考えた結果、「差分版」と「合本版」を同時に制作販売してみることにしました。

すでに本書を購読頂いている方には「差分版」、新しく購入される方には旧版に差分版をバンドルした「合本版」。さらに合本版にはPOD(プリントオンデマンド)版も準備したいと考えています。こういうところがボーン・デジタルの面白いところですね。

そしてどういう価格にするべきか今から頭を悩ましていますが、こういった楽しい悩みは今後もどんどん増やしていきたいですね。

夏休みにはお届けできると思います。

KDPで予約ページを準備してみた

6月、7月は金風舎の新刊が目白押し。

といえば聞こえはいいですが、毎回何かしら新機軸に挑戦しているため、企画制作面でかなりの作業量が発生している上に、編集チームを作りながらの取組なので、結果的に後手に回ってアイテムが溜まっている、というのが実態です。

販売に関しても同様に、いろいろな施策を一つひとつ試しているのですが、それもこれも「創って作って売る」をチームで回転させるため。お待たせしている皆さまには大変申し訳ないのですが、必ず作って売っていきますのでよろしくお願いします。

ということで今回は15日(月)発売の新刊に予約ページを準備しました。

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予約販売開始ということは、単純に販売開始するよりもさらに遡って前準備が必要ですし、予約販売にはいろいろな制約や事故の場合のペナルティーもありますが、やはり実際に一通りやってみてわかることは沢山ありますね。

ところで今回の新刊は2冊。いずれもプロフェッショナルに書き下ろしてもらった今読むべき本が準備できたと思います。ぜひご注文を。

インスタグラム・マーケティング入門』​  山田智恵

ソーシャルメディアでいいね!をもら​う スマホ写真撮影術 iPhone版』  小川由衣

 

何度かブログにも書いていますが、問い合わせに関してAmazonの中の人の対応は素晴らしいですね。聞くところによれば極めて少人数でやっているようですが、こういう生産性の高さは見習って行かねばと思う次第です。

ボーン・デジタルの企画をさらに増やしたいので

ボーンデジタル【born-digital】。この言葉を知らなかったとはいえ、当初デジタルファーストと混同して使っていました。

デジタルファーストは「電子化」の反対なので、この場合の電子書籍は本に紐付くことでしか存在を許されず、もちろん紙になってくれた方が、会社としてはいまのビジネスに繋がるので嬉しいのですが、やっぱりボーン・デジタルの方が本来あるべき姿として相応しいと思いますし、そこから面白い企画を考えたいと思っています。

なにより個人的にいろいろなコンテンツを買って読みたいんです。ただ自分が買って読みたいと思うものが極めて少ない。だから作ってみようというわけです。

すでにご縁がある範囲では企画を立ち上げていますし、共同の取組も動いていますが、さらに門戸を開いていきたいと考えています。

ボーン・デジタルで電子書籍をデジタルコンテンツビジネスの商材と捉えている方。スマホもいいけど、実はKindle for Macとかもっと便利じゃないか、などと思っている方。音声とか動画の組み合わせもどんどんやってみようと考えている方。などなど。アイデアだけ売り込まれても困るので企画応募ページのようなものは開きません。

どのアカウントからでも構いませんのでご連絡ください。企画会議しましょう。即決します。