楽しい仕事をする

2度ほどミリオンセラーで一世風靡した仕事に携わりました。1つは編集で1つは装丁で。

特に編集案件は編集印税を頂く契約にしていたので儲かりました。そしていずれも「楽しかった」という思い出。

それからいろいろあって感じることは、やってみたいことを、やりたいようにできているかどうか。結果うまくいってもいかなくても、喜びや苦労をともにできる仲間がいること、それ自体が有り難く、楽しいことだということですね。

事業で儲けを作ることは大切ですが、それは単に金があればがいいという話ではありません。超低金利のいま、資金調達はコツをつかみ真っ当にやっていれば簡単な仕事で、お金を集めること自体にほぼ意味がないと思います。

やりたい仕事をやりたいようにやって、人に感謝され対価を頂き儲けを作ること。

豊かな未来を見据えいま必死に働くという昭和の働き方で、安全で豊かな時代が実現していたのに、さらにそこから豊かさと安定を目指すことで、新たな苦しみを生み出しているように思います。

楽しい仕事を作って、楽しみたいと思います。

裁量労働制を廃止しました

労基署に廃止予告をしていた4月期限を前に、裁量労働制を完全廃止しました。

創業間もなくからなのでもう10年以上になりますが、専門業務型裁量労働制を採用してきました。前職からの惰性で「そういうものだ」と始めたもので、労務管理に割く余裕もなかったため深く考えていませんでした。

ただ労働時間の短縮には積極的に取り組んできていたので、3年前労基署の調査があったときにも、健康管理責任者を配置するよう是正勧告はありましたが、時間については注意するような指摘に留まっていました。

ただ、お役所からこういったことを偉そうに細々言われるのはもう勘弁と残業ゼロ宣言しました。

その経緯からの今回の働き方改革法で、昨秋、裁量労働制の自主点検報告を提出せよとの調査票がやってきて、もういちいち腹立たしいなと思って暫く放置してましたが、そうだもうこれは廃止しよう!と、予定日を2019年4月として廃止予告で書類提出していました。

正直なところこの1年ぐらいは七転八倒の日々で、RAIZAP行き始めで筋トレになぞらえ「さらなる刺激を加え破壊的再構築を目指します。」と宣言していたものだから、本当に破壊的再構築となりました。

中小企業は1年の猶予がありますが、大企業並みにこの4月から働き方改革法を適用します。

求む、編集者

この先、実際に募集人材が見つかるまで、何度か同じ題名で記事を書きます。

先日、人材募集で頭の整理をすると書いた件、整理が進みました。「編集者」となることを自分の未来像として描きたいフリーランスウェブデザイナーの方を探します。

自ら単行本と電子書籍とウェブサイトを同時並行して作っていて、これは間違いないと実感していますが、これらのコンテナに本質的な部分で違いはありません。

「読まれる」ものを作ることが編集者の仕事です。社会的に意義ある仕事で、今まさに構造改革真っ只中の認識です。

運び屋

ツイッターで「仕事人間」は観るべきとの映画評を見て、昼休みに観てきました。

アクションもサスペンスもほぼ無いのですが、それがかえってリアルで、共演者も豪華だったのでのんびり楽しめました。

それで仕事人間としては、働き詰めで家族を顧みずの人生、90歳でもやり直せるんだなと前向きに捉えました。

クリント・イーストウッドが、麻薬カルテルの監視役に、そんなに生き急がず俺のように楽しみながら仕事をしろと語っていて、あぁそういう境地を目指さないとなぁと一瞬思いましたが、若い奴から「じいさん凄えな」と言われるようなかっこいい爺さん目指すには、もっと働き詰めで一度は仕事で突き抜けるような経験が必要だなと決意も新た。

現役世代にとって面白く役立つコンテンツを出版する

「読まれる本を作る」を標榜する金風舎ですが、出版サービスとして書籍の制作販売を担う一方で、自社で企画した本も出版していきます。

どういった本をどのように出版していくのか、次のように考えています。

現役世代にとって面白く役立つコンテンツを、今すぐダウンロードして読める電子書籍として出版する

金風舎 会社概要

金風舎を始めたときには「売れる」ということを念頭に企画を考えていましたが、すぐにそういった考えだけでは売れないとわかりました(「売れる」を考えずに出版して売れた本があるということです)。

いまはその企画が電子書籍として受け入れられるかどうか、面白いかどうか、役立つかどうかで出版を判断しています。

実用的な書籍ばかり読んで作ってきたので、役立つについてはある程度判断もつきますが、面白いかどうかはなかなか難しい判断基準ですね。

ただ、これまで使ってなかった頭を使う必要が出てきて、それは私自身が面白いと考えているので引き続き、面白い本とは何かを考えつつ取り組んで行きたいと思います。

面白い企画があるという方は、ぜひ教えてください。

そういったことから久々に面白く役立つと思っている本を出します。書名の「凡人の星」は、著者のやままさんがそれこそ七転八倒してきて生み出された言葉で、執筆大詰めとなって出てきたのですが、この「凡人の星」という概念、この先の日本人の幸せモデルとして見逃せないものがあるなと思っています。

金風舎のプロモーションページを準備中ですが、早々とAamzonの予約ページは準備できましたのでお知らせします。

お客様の「企画」を最高品質の書籍・小冊子に

こういうサービスを必要とするお客様がいるとわかって取り組み始め、もっと簡単に出来ると思っていましたが、そうは問屋が卸しませんね。もっとも時間のかかることと理解していますので焦ってはおりません。

標語に対して実態に遠い部分もありますが、サービス品質を高めていくべく、デザイン制作技術とともに、企画者である編集者や著者の方々との対話力向上にも焦点を当てて取り組んでいます。

そして、働き方改革が待った無しの2019年、このデザイン制作チームの組織改造は時宜を得たものとなったなと認識しています。

生産性向上が当たり前のように言われるようになりましたが、それが時短による労働強化のように聞こえるところに、多くの人は生産性の意味を理解していないのだなとわかります。

デジタル化に対応して業務をシステマチックに遂行できるようにしていくとともに、いかにそこで楽しく遊びのある場を作れるのか、経営者としては、この場作りが最大の課題と考えています。

「任せる」ことと「育てる」こと

昔読んだ米国の起業指南書で、「本物の会社を経営している!」という実感が湧いた時に、新たな壁にぶち当たるといった経営フェーズの解説があって、当社の場合、規模からして極初期の段階でしかありませんが(何度も跳ね返されているので)、痛感しています。

ただ今回は、その1つ目の大きな壁を乗り越えられる実感はあって、次に見えている課題が「良いサービス・商品はあるか」です。ここ2年ほど、師匠からも口酸っぱく指摘されています。

まだ「あります!」と自信を持って言える段階ではありませんが、芽が確実に出る種を3つ持っているので、早急に自信をもって取り組みを開始します。

この何度か挑戦して失敗している最初の壁が「任せる」ことと「育成する」ことです。失敗要因は究極的には私自身の焦りと情熱不足です。

この「任せる」「育成する」の2つを、この数ヶ月で完全クリアしたいと思いますが、私自身に必要なことは、気長に楽しむこととと、次の課題に取り組むことです。

本当は「良いサービス・商品はあるか」のタイトルで書き始めたのですが、書いているうちに、現在のフェーズをまだクリアしていないことに気づいてタイトルを変えました。

昨日、2年前に育て直しを決意した次男が中学を卒業しました。少し遅れましたが、私自身も経営者としてこのフェーズを卒業したいと思います。

情報発信に本や電子書籍を使うこと

デジタル化とネットの普及によって、本の作り方と買い方が変わりましたが、それによって本が持っている情報発信の機能が強化されていると考えています。

現代において、情報発信に有効な手法がウェブサイトの開設であることは、改めて言うまでもないことと思いますが、書店が減って出版業界が縮小し、出版を実現する機会が減っているからこそ、(できれば自分の)ウェブサイトで、本の出版とSNSでの情報発信を組み合わせることによって、伝えたいことを広く深く発信することができると考えています。

実現のポイントは3つ。伝えたい内容を読まれる原稿にすること、適切な工程でその原稿をウェブサイトや本としてまとめ上げ、本を書店(電子書店)で販売しウェブサイトやSNSで宣伝すること。

それぞれを編集とデザインの力で「読まれる本」として出版していくサービスを初めています。

これから作る出版社に必要な事務パート社員を募集します

[終了しました]

近く募集広告を出すパート社員について、考えているところを書き出します。

<募集要項ドラフト>
丸の内線「新宿三丁目駅」徒歩3分
【一般事務】週3日~勤務OK
時給1,000円 交通費規定支給

★データ入力等、PCでの作業が中心です。  専用のフォーマットに入力するだけ! 業界知識が必要な業務はありません
★ Word、Excelはそんなに詳しくないけど  タイピングは得意!そんな方も大歓迎
★ G10:00~18:00◆週3日、1日5時間~勤務可 H未経験歓迎!ブランク復帰応援!  10:00~16:00、残業なしの時短勤務で  働くママスタッフ2名在籍中!  「業務が多くて仕事が終わらない…!」  ということが無いように、しっかりと  スタッフ同士業務分配を行っています! 
★交通費規定支給、服装自由、社員登用  社会保険完備(法定による)  試用期間6ヵ月/条件変更なし
★書籍デザイン制作、編集・電子出版支援

ごくごく一般的な募集要項かと思いますが、それすらも難儀して結局プロにお願いしました。実は、この事務パート職を募集するのは今回が初めてです。

経理業務やウェブサイトの更新作業などを担当してもらいますが、校正作業も担ってもらえればと考えています。そういった意味では、出版に携わるという点でも文章の扱いになれている方を希望しています。

良いサービスを「楽しく」作ること

ただでさえ難しい2つのことを、同時にやろうとしていて大丈夫なのか? と書いている本人も一抹の不安を覚えますが、そうする必要があると強く感じています。

良いサービスとは、当社の書籍デザイン制作事業のISSHIKIに、企画・情報発信支援サービスを追加した「出版サービス」を買って頂けるようにするということです。

すでにいくつかのテストケースで成果を上げているので、あとはこうすれば良いという絵図は描けていて、はやく手を付けたいと思いつつも、いざ目前にすると膨大な課題を前にして怯んでもいて、3歩進んで2歩下がる、といった岩盤に久々にぶち当たっている感覚がありました。

強固な岩盤を打ち砕いて前進させることは、ここ数年の「動かない!」ことを動かす経験から面白みを感じるところで、また打ち砕けたときの快感は得難いものがあり、そういったことで気力は損なわれていないのですが、もう少し効率よく進められないものかと考えていて、大事なことが不足していることに気づきました。

やりがいの塊のような仕事、楽しまない手はありません。

この2年ぐらい、退潮著しい業界の動きに加え、働き方改革で、前に進めば進むほど苦しい思いを感じていましたが、落ち着いて考えてみれば、先が見えていても未来のない道を進もうとしていれば、それは楽しくなるはずがありません。

先の道のりがすべて見えていなくても、先々楽しいと思える方向に進む必要がありますね。

この「楽しくやる」という取り組み方、密かにこの先2020年代を考えたときの、重要なキーワードだろうと考えています。

楽しいことをするには、安全を確認した上で、ある程度の危険に身を置く必要があります。危険というとすぐに生命の危険と結びつくのは戦後日本の特徴なんだろうなと感じていますが、ビジネスとして楽しいことをするために必要な危険は経済的な危険です。

安全で豊かということを追求していばかりでは、面白みにかけるというのも、この数年でよくよくわかりました。しっかりと危険は見据えた上で、楽しんでいける手法を取りたいと思います。

そういえば昔はその危険を楽しむことしかやっていなかったな。今更ながら思いますが、あれが若さというやつですね。