誰にブログを読んでもらうのか

本日は、ハブメディアの提案営業でした。

といっても売り込みにいったのではなく、改めてハブメディアなんぞや、というところでお話をさせていただきました。
#貴重な時間を作っていただき、ありがとうございました。

さて、ハブメディアの基本コンセプトですが、

ハブメディアをひとことで説明すると、あるテーマについての専門家が書く、編集されたブログとそのコミュニティです。

その特長は、

  1. 編集者がついているブログである
  2. 著者と読者を直接繋げる場がある
  3. 書籍やPDFの形式で入手できる

となります。

ハブメディア.jp

だから要するにブログ(ブログメディア)です。技術的には本当にたいしたことはないというか、作成技術は秘密でもなんでもありませんし、現に企画会議もオープンで、このhubmedia.jpにしても、河野さんが管理されているドメインです。

重要なのは「編集者がついている」という部分。そして、本日お伺いして、もっとも伝わっていなかったなと思うのがこの点でした。そうだと思います。なかなか一言で答えられませんし、しかも編集者像がどんどん変わっていっているので、ますます難しいです。

そこでデジカルでは、このハブメディアサービスを通じて、いったい何をするのか(してくれるのか)?というところをもっと具体的に示していけるようにサイト、プレゼン資料など磨きをかけていきたいと思います。

今日のところは、ブログをまず最初に誰に読んでもらうのか、そこをきちんと整理して提示していくことが重要だとわかりました。ウェブメディアだからと、ついついワールドワイドに考えがちですが、そうじゃない。かもしれません(と、濁しておこう)。

編集者.jp

http://www.henshusha.jp/

コメントでnekoさんに写真のクオリティをアップしたように見せるコツなどを教えていただき(ありがとうございました)、そのほかあれこれ修正を加えてとりあえずできました。あとはこれにデザインを施します。来週デザイナーの方とMTGも設定しました。
#このブログ記事もご覧になってると思いますが、よろしくお願いします(笑)。

唯一、関連エントリー表示のプラグインが上手く表示されない部分があって原因不明です。

毎日更新と思ったのですが、隔日でもいいんじゃないかと思い直してそうすることにしました。あと、インタビューが溜まった段階で、再編集、レイアウトし直して、オンデマンド印刷で本として発売することにします。今回もAmazonのみの直販でいきます。

すでにインタビュー予定があと5名ほど決定しているので、早ければ夏頃には実現できるんじゃないでしょうか。

その際、未定なのが公開済みのエントリーをどうするのかということ。本は読みやすくプリントアウトしたオプションだ、という位置づけであればそのままでもいいんじゃないかと思っていますが、発売になったら続きを読むから先は、Wordpressで登録したユーザーのみ閲覧にしてみようかなとも思っています(むろん無料ですが)。

このあたり何かいいアイデア(商売として)がないものか思案中。

売れるところに並べないと意味がない

版元目線で売れる本を作るために必要なことは、売り場を知るこれにつきます。どんなに内容が素晴らし本でも的確な時期に書店の的確な棚に並ばないと売れませんから。

それと同じように、いくら無料だからといっても、目的をもってブログを始める以上は、どこでブログを書くのかということは実は非常に重要なんじゃないか?と少し疑問に感じていたところ、島田さんのブログを読んでかなりすっきりしました(さすがライティングのプロ、非常にわかりやすい解説です)。

これは上から目線で見ているとか「情弱呼ばわりしてバカにしているとかいう話ではなく、単純にアメブロにはこれまでのPC主体のデジタルメディアや紙媒体では拾えなかった層が集結しているということの現れなのではないかと。

西新宿ではたらく禁煙セラピー社長ブログ – それでもアメブロを捨てられない理由 その2

年初ぐらいまでは、とりあえずブログ始めたいという人がいれば、アメブロがいいんじゃない?、とか無責任に言っていました。で実際にやってみて、そう簡単な話じゃないなぁともやもやして明確な理由に至らず勢いで辞めてしまったのですが、ようやく合点がいきました。

自分が求めている人がココにいないと感じてはいたのですが、要するに対象読者層が違ったということなんですね。ブログごとの色合いについてはわかってたつもりではいたのですが、それはあくまでも発信者側の視点であって、浅はかにも読者層が形成されているというようには捉えていませんでした。

そこで考えたこと。もしかすると、たとえばテレビのチャンネルをガチャガチャ変えるタイプと、放送されている番組をまったり見るタイプ。それぞれタイプにあったコンテンツの配信先、配信方法について考えないといけないのかなと思ったのが1つ。

それから、書店に売れ筋新刊棚を作るがごとく、形としてみえるコンテンツの提供の場をつくること。情報を受動的に取得する多くの人に届くハブメディアを作るには、そういったコンテンツの固まり的なものが必要なのかもしれないと改めて感じています。

さらに考えて。ひとつここで明確にしてもいいかなと思っているのは、ハブメディアではこれから新しいネットの読者層を作っていきたいと思っていること。

現状は『ウェブがバカと暇人のもの』だとしても、人はそれだけの側面で生活しているわけではないので、これからはバランスをとるためにも、より実用的かつ実利的なものがどんどん増えていくだろうと考えています。そういった変化の中で、高品質なコンテンツを提供したいと考える人がこれからブログを始めたいと考えたとき、まずはそれをしっかりとサポートができるような会社にしたいと考えています。

またそれが、これからデジカルが目指していくべきもの(新しい編集者、デザイナー像)だと考えています。

メディアは実践あるのみ。

先月のハブメディア会議で提案した企画。大幅修正してさっさと作りました。

起案からここまで実質20日ぐらいでしょうか。取材は玉造の指導のもと新人の高橋、中島、サイト構築は、私が担当しました。サイト構築といったって、WordPressのテーマを多少いじったぐらいですが。

これ以上のデザインは、プロにお願いしようと思います。ここに手をつけ始めると時間がいくらあっても足りません(ので、もちろん全取っ替えで)。手を入れたいのは、まずヘッダー。それから全体の文字組。これはサイドバーの部分をいじっていたら、IEとFirefoxで全然見栄えが違うという事態に陥り、全部元に戻しました。

デザインに関しては、大西さんに教えてもらったFirefxのプラグイン、Firebugで、かなりのことを自分で手軽に試せるようになりました。

WordPressのプラグインは様々活用しています。今回は、サイトマップ作成プラグインが良い仕事をしてくれて、分かりやすい目次を簡単に生成してくれています。

このサイトの目的は、当社の営業ツールで(ブックデザイン、エディトリアルデザイン部門の)取材先がそのまま営業先というわけです。仕上がったコンテンツは出版求人ニュースと当社のトップページに相互にリンクを張ります。現状、AdSenseなどの広告収入はあまり期待していません。

実際に売れている書籍編集者からスタートしてすでに来月分ぐらいまでのインタビュー予定は決まっていて、このインタビュー記事の他にもう1つ特集コンテンツを計画しています(これはかなり実用的だと思う)。

残る課題は、いかにメディアとしてのクオリティをいかに上げるのかということです。内容は言うまでもありませんが、読みやすさと写真の品質が課題と考えています。この点、ブログメディアでコンテンツをストックする場合の問題点は、初めてきた人が最初にどこから読めばいいのかよく分からないことだと考えています。

この編集者.jpは、まだまだプロトタイプで、今度のハブメディア会議では、その発展型の別企画を提案しようと思っていますが、そのコンテンツとして複数の連載を掲載しようと考えています。その場合のインターフェースでこれだ!というのを思案中です。

それにしてもWordPressは素晴らしいです。いまのところコンテンツメディアのプロトタイプを作るのにこんなに適したものはないと思います。で、ここがショボイ、あれがダメというのがあるかと思いますが、ダメ出ししていただけると幸いです。

メディアレビュージャパン

さっきハブメディアMLで河野さんから教えていただきました。

http://mediareview.jp/

どんどん先をいっておられます。

どういう要素で作っているのかはもう一見してわかるようになったので、負けじと実践あるのみです。
最初の目的は書籍の販促だと思うのですが、最終的にはどういうビジョンを見て運営しているのでしょうかね。

紙の本は99%なくなりますよ。

断言できる理由、それは紙の本が”印刷”という技術だからです。そして、「紙の本に限ってそれは無い」と錯覚しやすいのは、「紙に印刷する」という技術があまりの大発明であったからです。あまりに長く親しまれすぎて、それが技術だと認識できないのです。

紙の本が100%亡くなると断言できる、たった一つの理由:今週の天牌

誰が書いているのか分からないブログの意見を引用するのって気が引けますが、みんな熱く語っているので(「※極論を書くこともありますが、あまり本気に受け止めないでください」ってあるし)。

すでにコメントや他のブログの感想に誰かが書いてあるように、論じる時間軸の問題で、数年後にはなくならないだろうけど30年後はわからないし、具体的に実用系の本は、もう余命は10年ぐらいじゃないかと思っています。その理由は、このブログの人の言うとおり、技術の問題だと思うから。

読んでいると反論のほとんどが、100%はありえないよ、とか、本はステキだからなくなって欲しくない、というような本質的なものじゃないですが、実際、じゃ紙の本は減らないのか?と問われたら反論する人は一人もいなくなると思いますね。

ちなみに私自身が、何よりもこのままだとなくなってしまうだろうなぁと思うのは、今紙の本を作っている人たち(うちの社員もそうだけど)が「なくならない(なくなって欲しくない)」と思っていることですかね。

そのうちデバイスとしての本が好きってのは、WindowsよりもMacが好き程度のことになると思います。

で、「紙の本」はなくなるかもしれないけど、「本」はなくならない。ということで、書籍のウェブ化を実現するのがハブメディアです。

生き残るのは書籍編集者だけ

もうそういうことにしていいんじゃないかと思うんですよね。暴論だけど。

あの「新世紀メディア論」でも、書籍について触れているけど、あくまでもサブタイトルにあるように新聞、雑誌が主な対象だし、ここのところ折に触れてバカ編集者のことを書きましたが、それはほんの一握り、一人二人の人の話であって、取引先のほとんどの編集者はそうじゃなくって皆さんスゴ腕で、そういう点からもそうじゃないかと思っています。直感に近いけど。

生き残れる理由としては、書籍のデバイスとしての真価に依拠するところは勿論のだけど、書籍編集の仕事が、ほとんど毎回、初めてのメンバーでプロジェクトチームを組んで新商品開発をし収益を上げていく仕事で、それを一人で舵取りしなければならず成績も一目瞭然、人を見る目があって(著者がいなきゃ本が作れない)過酷な新商品開発競争の重圧に耐えて売れる本を作り続けるもので、もうその覚悟と実行力それだけで、この先何でもやれると思います(この点は雑誌創刊編集長はもっとすごいか、じゃ雑誌創刊編集長も生き残れるね)。

新人のころ、唯一の同期だった(今も立派に書籍編集部の編集長やっておられる)同僚が、ポロっと「この仕事って、社長から金と看板借りて個人商店で商売しているってことだよな」と言って、まだ当時はウブで頭でっかちなガキだった自分は、なんて大人なんだと驚いたのと同時に、そうなのか個人商店やってんのか俺はと、今思えばこのときの彼の一言が、確実に経営者への道を進ませてますね(もうあと3人そういう経営者道へ進ませる影響を与えてくれた人がいますが)。

話がそれた。何が言いたいかというと「商売」を一人で考えることができる仕事なんですね書籍編集者は。で、この商売というのが肝心で、今の世の中、大学を出てビジネスパーソンをやっていて、身近に商売を意識することってほとんどないんじゃないかと思うのですね。どんなビジネス書を読んでも自分のスキルアップのことばかりだし。

だから、商売っていうとイコール金儲けって思っているビジネスパーソンって多いんじゃないかと思うのですが、ま、実際そうですけど、それだけじゃ上手くいかないんですよね儲けることって。その商売の基本が体験として分かってる、それだけで書籍編集者は生き残れると思っています。あ、もちろん売れたことがない編集者じゃないと無理だと思いますけど。

そこで、売れてる編集者とたくさん仕事をしている当社としては、将来の編集者のあり方について考えることも重要だけど、いま書籍編集者がどういうことを考えて仕事をしているのか尋ねて回ることにしてみました。かねて出版求人ニュースのコンテンツで用意していたこのインタビュー記事、突然ですが、来週の月曜日にブログメディアとしてオープンすることにしました。大急ぎで準備します。

またお知らせします。

追記:

個人商店という話題を引いたので、属人的な編集者像を結びがちだけど、これはもう古いと思う。これからもスター編集者は出てくると思うけど、出版社としては科学的な組織(チーム)編集を考えないとダメじゃないか。チーム制だと一見没個性に思われがちだけど、プレイヤーとして優秀じゃなきゃ本当のチームプレイはできない。若干ひ弱に見られている若者世代、実はこのあたりが指向としても上手くはまるんじゃないかな。なんというか、猛烈にチームを作りたいと思ってきた。

人間国宝 鶴賀若狭掾師匠

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浄瑠璃新内流の家元、鶴賀若狭掾のブログを編集することになっていて、師匠から招待券を頂き国立劇場に行ってきました。三宅坂経由で事務所に帰るとき、いつも横目にいつか行ってみたいと思いながらも縁遠かった場所ですが、間近で見るとやっぱり迫力ある建物ですね。

邦楽のライブは薪能を見たことがあるぐらいです。浄瑠璃は初めてでしたが、なるほど、こういった演奏会なんだと勉強になりました。社中の発表会と新名取の披露があって長丁場。11時半に開演して、終演は20時です。

新内流は、現代では邦楽の中でも超マイナーで、私も教えてもらうまでその存在すら知りませんでしたが、江戸時代の庶民芸能としては一般的なもの。曲も遊女の話だったりで、大人の世界です。曲目は知らずとも、なんとなく曲調は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。神楽坂の稽古場にもお邪魔しましたが、まさに芸者さんのBGMです。

この話を取り次いでくださった映像プロダクションの社長さんもDVD販売のためにいらっしゃいました。さて何枚売れるかしらね、とのんびり仰ってましたが、その姿勢はしっかり学ばなければと思った次第。さて、肝心のブログ。どうプロデュースしましょうかね。

作り手側としてハブメディアで実現したいこと

昨日はハブメディアについて話を聞きたいということで体育会系学生に特化した就職支援サービスを提供している会社の社長さんが来社されました。

私自身は、ブラスにオケで文学部という生粋の文化系だったんで、体育会系サークルの雰囲気は20年ぐらいまえに友人から聞いたぐらいの話しかわかりません。体育会系学生の就職に関しても、会ってお話を伺うまでは、気合いと根性の世界、でも大企業では引く手あまたというイメージしかありませんでしたが、現在は全然状況が違うようです。

まずはチームプレイの重要性を理解した学生の有用性について伺ったのですが、確かに誰もがピッチャーになれるわけでもない世界、君はこのポジションだと言われて頑張るのは、そっくりそのまま会社に当てはめることができると思います。デザインや編集の世界でも、この仕事じゃなきゃヤダというワガママ(なくせに言うほど能力のない)学生があふれかえってますから、実感としてそれは優秀だろうなと感じました。

私自身、体育会系というとコミュニケーション能力だけが異常に高いといった先入観がとても強かったのですが、いまやスポーツの世界は戦略、戦術の時代。入社したら、実は学生のほうが上司よりもロジカルな思考に長けていて、あっという間に能力のない上司を見抜いてしまうというのが実情のようです。ますます体育会系学生の魅力が増してきました。

社長さんから伺った話で非常に感銘を受けたことなんですが、先日のWBCに関連して、そのインタビューで「イチローや松坂って絶対チームのためにって言うんだよね」ということ。会社のためにって言わない社員は嘘でしょう。ということなんですが、その通りだと思います。

最近の学生が言うそうです「成長したい」と。でもその成長は結果であって、過程はどうなんだと。会社のため(この場合、その会社のビジョン実現のためというのがより正確だね)に頑張ってこそ得られる成長。そのビジョン達成のために与えられたポジションを全力で全うできない社員に成長なんてありはしないと、そんな当たり前のことを教えない親が多いのだろうなと感じました。

ああ、なんだかエントリーのタイトルを間違った感じがしますが、他にもいろいろと社長がさんが熱く語っていた体育会系学生の将来性について、もっと多くの経営者に知ってもらいたい、体育会系学生たちにも、もっとチャンスを増やしてあげたい、それに至らない部分を教えてあげたい、そういうことをどうすれば上手く伝えることができるのか、その点を最初本を出すことで考えていたようなのですが、とても費用対効果にそぐわないということで、ハブメディアに着目していただきました。

ビジョンを語る上でブログは非常に有効なツールだと考えています。しかし「書く」困難、もっと言うと「書き続ける」というハードルの高さは作家やライターでない限りそびえ立つ壁のようなもので、それを乗り越えるためのお手伝いすること、さらに、普通のブログでは体系的な情報の整理に向いていないので、その部分をお手伝いすること(目次をつくること)、という2つの柱でハブメディアサービスはお手伝いできるだろうと考えています。

さっそく提案書をご用意することにしました。

メディア事業に再チャレンジする

今日から、新生メディア事業部スタートです。

創業来通算3度目のチャレンジ。今度は3度目の正直で、きっちり離陸して軌道に乗せるため、従来とは戦略を変えて、まず人材ありきで始めています。

陣容は、私の他に新たに加わった名和と復帰スケジュールに乗った寺内の3名です。3名ともアラフォーのベテラン組(それも元インプレス組)で、それぞれの現場で10年以上のキャリアがありますが、彼らとともに底堅く攻めて行こうと考えています。

私自身が今考えているミッションは、自分の世代が向こう20年ぐらいをお付き合いできるメディアを作ること。今ないもので自分が読みたいものを作っていこうと考えていて、明日から社内で議論を始めようと思っています。

このように、まずは人材ありきでスタートします。いままではアイデアありき、できてましたがこれはベンチャー事業の経営としては非常にまずい手法でした。

まずはメディア作りに情熱ある人材を入れること。それからです。これから20年ぐらいウェブメディアで仕事をして食べていきたい、そう考えている人物を募集します。