社内プロジェクトや経営面の重要課題が目白押しで、ずっと引きこもり状態でした。気づいたら早くも1月が終わろうとしています。

社員育成を第1の課題と取り組んでいますが、全員経歴や立場が違うので個別の取り組みだけだと時間がかかります。そこで会議を全体レベル底上げの場として利用しています。

これまで、社内外でいろんな会議にいろんな立場で参加してきましたが、どんな時も最初に参加する姿勢としては「率先」が大事だと考えてやってきました。

もっともなんでもかんでもオレガオレガとやっていると白眼視されますし、その組織にとってメリットある提案を含んだものでなければ「私はこう思います!」といった青年の主張ではアホだと思われるだけです。

ここぞというところで、さらっと提案の形で意見表明する人は仕事ができますよね。たまにそういう人をみると見習いたいなと思ってみています。

会議にはいくつか種類があると思いますが、一番大変なのはやはり責任者会議です。数字は嘘つかないですから。きっちり数字を追いかけていると嘘を付いている人はすぐに分かってしまいます。

そういう場合は怒鳴ってましたが、最近はエネルギー浪費という観点から、見込みの無いものには怒鳴らず静かに切り捨てるようにして、今後は「静かな方が恐ろしい…」のレベルを目指そうと思っています。

この話題いろいろ書きたいことがあって脱線気味ですが、本題に戻して、会議で大事なことは「決めること」です。

そして決めるには材料が必要なのですが、事前資料を準備することより「事前に考えておくこと(決めておくこと)」が何より大事だと思います。そしてその判断をきちんと自分の言葉で説明できるかどうか確認しておくことです。

次に大事なことは「決めたことを直ぐに実行すること」ですね。実行しないと何が生じるかというと、次の会議の直前に言い訳を考える癖がつくんですね。これは本人にとっても評価が下がるだけでなく、会社としても大変な損失ですね。

つくづく会社というのは頭脳戦だなと思う毎日です。いかに考えるエンジンが強力かどうかで、あっさりと勝敗が決まっているように思います。

これまでは一人奮闘して頭を絞っていましたが、それは続けるにしても、今後はもっと積極的に優秀な人を仲間に加えていくことと、社員の考える力の底上げをしておかないとならないなと痛感しています。

ということで、これからしばらくは口酸っぱく会議は「前日」と「翌日」が大事を繰り返すことになるのだと思います。

ちなみにEvernoteはこのエンジンのターボになるのは見えていて、早くターボをフルスロットルでかけたいのですが。

元来考え事は苦にならない方だったので、人に考え方のコツを教えるのは難しいですね。