アラフォー女性のポテンシャルが高いことに気づいてチーム結成を決意して1年。ようやくメンバー集めも終了し、プロジェクトのキックオフができました。

なぜアラフォー女性がポテンシャルが高いのかということについては、以前にも書きました。

2011年11月24日 「優秀なアラフォー女性がそこここに埋もれてる。」

やはり決定的なことは、30前後に一度、「女性」として生きるということを起点に、キャリアの断絶を経験したり、自らの境遇を受け入れざるを得ない経験をしているということだと思います。特に男女平等で育ってきて、若い頃から成績もしっかりして、真摯に仕事をしていたからこそ味わう理不尽な現実、それでいて腐ることなく楽しみを見いだしている女性はとても強いと思います。

翻って、いまの40代男性は、すでにリストラ対象世代だそうですが、ポテンシャル高い女性が、上記のような状況を乗り越え薄給でも地道に仕事を積み上げている現実をみていていると、とてもヤワな人が多いと思います。よってリストラは当然の帰結だろうなと思います。そしてそれが社会活性化への一番の近道だと思います。

もし自分がどこかの企業の立て直しをするとするならば、まずは「もっとたくさん働けるはずの男性中堅社員」に地獄の釜の口を見せることが一番効果的な方法だと思います。報酬を2倍にしてフリーエージェントにすればいいと思います。

自分自身の経験からも、人間追い込まれないと真剣に打開策を考えない弱い生き物だと思いますので。

一方、緊張感が必要だからといって、毎日が崖っぷちを歩き続けるようなシビアな日々が続くといずれ疲弊してしまいます。なので、いくら優秀なアラフォー女性といえども、いつ突然終わるともしれない関係性で、経営者の都合良く契約をすることはあってはならないと思います。

お互い切磋琢磨して事業を伸展させ、継続的な環境を維持し続けることを前提に、長期継続的な関係を約束することが大事だと考えます。雇用は維持する。維持できるようにお互いに努力するということだと思います。今回仕事を一緒に始めている皆さんにはその点だけは約束しています。

法律で決められた決まり事で、真の永続的な関係は築けないと思います。