デジカルの社員ブログの歴史は実は古くて、2006年ごろにやっていました(検索したら残骸が残ってるはず)。当時はまだ社員ブログがほとんどなかったので、グーグルで社員ブログを検索したら結構上位に検索されていました。

辞めた理由はいくつかあって、複数の社員でブログを連載する形式では、和気藹々とした雰囲気を演出することには成功したんですが、それを誤解して応募してくる人が多くなったというのが1つ。それから、優れた社員のブログはPR機能を果たすが、単なる社員ブログは、その信頼すべき社員の本当の顔が見えないので効果がないのでは?と思ったのが1つ。これに関しては少し古いですがこういう記事も。

社員ブログを信じる? まさか! - ITmedia2008年12月11日

ということで会社で一番優れてないといけない社長がブログをやることには意味があるだろう、やらねばと社長ブログに切り替えました。

昨年の10月から社長ブログをほぼ毎日実践してみて、いろいろ試して、いろいろ反応があって、ブログをどうやって活用すべきなのかということがよくわかってきました。

というところで、これは社員にも改めて実践してもらうべきだと考えていたのですが、今回メディア事業部を立ち上げるにあたって、メディアソリューションを提供する人間がメディアを実践してなければということに加え、会社員といえども得意先と仕事をしているのはやはり担当者個人であって、「社員」というひとくくりにした顔の見えないブログではなく、社員個人のブログとして優れた社員ブログを実践してもらおうとも考え、スタッフ一人ひとりにブログを立ち上げてもらうことにしました。

さらに、事業立ち上げのほとんどすべてを記録して、かつ社員同士の対話もそこで実践してみようという試みです。特にスタッフは初顔合わせ同士の組み合わせ、どうやって連携をとっていくのか、知識共有していくのか、こういう点もご覧になってもらえればと思っています(失敗も含めて)。

さっそく、何をどこまで書けばいいのか、いま各自模索しています。全員そろって運用し始めるのは来週の予定です。始まったら、改めてお知らせします。