2月から販売開始した電子書籍ですが、今月最初の数字が上がってきます。ようやく著者の皆さま方にご報告ができます。お待たせしております。

それを聞いて、今頃かよと驚かれる向きもあると思いますが、現状のボーンデジタル電子書籍は、北海道の屯田兵もかくあったかと言うほどに、広大な原野を鍬一本で切り開くところからの壮大な物語となっております。

それに先立ち、紀伊國屋書店さんのランキングを分析できる機会を頂きました。すでにご存じの通りランキング上位にお腹凹む本が発売以来ずっとランクインしているのですが、それ以外にも300位中7冊がランクイン。綺羅星のごとく並ぶ名だたる老舗版元に混じって、インプレスコミュニケーションズ/デジカルの名前がそこにはありました。嬉しいですね。

現時点で発売アイテムが20冊なので相当の割合で今回企画出版したものは売れているという評価となりました。実数はとなるとまだまだ事業として課題満載な数字ですが、市場で評価を頂ける商品を提供できるかどうかが問題なので、ここは率直に自信をつけて良いところだと考えています。明日は定例MTGですが、まずはこの件、関係スタッフと喜びたいと思います。

そして、明日からまたコツコツと切り開いていきたいと思います。とにかく100冊作って売ってみます。幸いにも売れた本が出たことで、企画の相談をいくつも頂いており、打合せを続けているところです。重ねて申し上げますが、当社としても事業としてはまだ課題満載な状況です。恐らく殆ど全ての電子書店さんも同様であろうかと思います。そういった状況での出版となりますので、スマホでボーンデジタルな出版を挑戦してみたいという、そこに面白みや価値を見いだしてくださる方とご一緒していきたいと思います。

いまは新人発掘の好機だと思って仕事をしておりますが、執筆経験の豊富な著者の皆さまも遠慮無くお声がけくださればと思います。

今年中に大きな市場が形成されていく予定になっているわけですが、恐らくここで見えている現象の相似形をもって拡大するだろうという分析です。その点では、これからどういったことをどうすればいいのか、そして何が必要なのかということが見えているということは大きなリードを得ていると思います。

今後コツコツ切り開くことは続けますが、一方で一気に縄張りすることも考えています。もちろんその縄張りは、当社で電子書籍を発刊していただいた著者の皆さまへ利益として貢献する仕組みとして考えています。

なんとも奥歯に物が挟まったようなエントリーですが、いまはこれが書けることの精一杯。遠い将来、この件があの頃は最高に面白い日々の始まりだった、などと書けると素敵だろうなと思ってます。