会社は昨日と同じ今日を維持することが大事ですが、今日とは違う明日を作る仕事も少しずつ手がけて行かなければ永続的な発展は不可能です。

そういった発展に向けて進むとき、全員でどこに向かって進むのか、デジカルの中期的な目的地の1つがSEIHAプロジェクトの実現でした。

第1弾である攻城団の頓挫は、私に足りないものが何であるのかを教えてくれました。その足りないものをこれから積み上げます。

足りないこと2つ。

・プロジェクトを実行完遂できるチーム力。
・関係者を三方一両得でハッピーにできるビジネス力。

昨年から強いチームを作るとブログで書き続けてきていて見事大失敗しましたが、そこで「勝つことの大切さを忘れていた」と総括したとおり、今は小さなところからキッチリと結果を出して積み上げていくことを重視しています(ビジネスで勝つというのは、もちろん仕事の遂行で関係者が満足した結果収益が上がるということです)。

今後、SEIHAのような大きな提案をしていくためには、いや提案を買って頂くためにも

1.チームメンバー各自の仕事実績
2.チームとしての案件実績
3.会社の信用

の3つの積み上げが必要だと考えています。すでに、今期に入って第一四半期が終了しましたが、協力して仕事を仕上げていく作業は着々と進められていて、メンバー連携については着実に一歩は進んだと実感しています。

また、今年は会社の規模を小さくしましたが、小さくしたにも関わらず、逆に今まで以上に大きな会社との連携や、業務委託ではなく業務提携の仕事を手がけられるようになりました。

これは、当社の社員が努力しているということだけでなく、ビジネス環境としても規模の大きな会社の中でも考え方が変わりつつあることを示していてると思います。

デジカルとしては、さらに自らの技術に磨きをかけ着実に成功の果実を得られるよう集中すべき分野を特定し、現時点では積極的に「規模が小さな会社であることを誇れる」戦略をとろうと考えていますが、その中心がこのチーム力、つまりプロジェクト遂行能力です。

しかし、丁寧な仕事を強調するがあまり、無駄(トンガリかな)をそぎ落としてしまって小粒にならないように気をつけたいとも考えています。そこで、

・ビジネス提案での突破力
・わくわくするメディアの企画立案力

を、先々の課題として明確化させておきます。

この課題については、チームだけでなく私自身の課題でもあるので、取り組に当たっては、チームと伴走しながら全員でこれを達成する方法を考えています。

伴走といっても、単に自分がペースダウンしたり、発破をかけたりすればいいわけではないと考えています。なによりもペース配分が重要と考えていて、実際はチームメンバーそれぞれの状況を見ながら聞きながらで、相当に結構しんどい仕事だと覚悟しています。しんどいと長続きしないので、半年を目処に集中して取り組み、結果を出そうと考えています。

私個人としては、これまで率先垂範とばかりに暴走か、その反動での急停止かの2つしか無かった運転技術から、オートマ車のクリープ現象のように、前に進むためにアクセルを踏むのではなく、ブレーキを離すことで自然と進む力を感じるような、自然体の運転技術(上手く表現できないが)を獲得しようと考えています。

引き続きSEIHAの企画については、会社として考えていきます。

本気で実現するために、こちらもこの半年の会社建て直しのように一旦は縮みますが、コミュニティメディアの力を使って日本を動かすという構想に賛同していただける方々とは、継続して話を続けていきたいと考えておりますので、興味をお持ちの方とは随時話をしていきたいと考えています。

引き続きよろしくお願いします。