これも備忘録的なもので結論ないです。このところ河野さんとSEIHAの将来像を語っていて最終ゴールというか行き先に見据えているところの話です。

結局お前はいったい何がやりたいのか?ということです。今短期・中期的には、インターネット上に面白くて役に立つ使われるメディアを作って運営してという事業をやっていこうと思っていますが、そのメディア事業って本来的にこの社会にどういう役割を果たすのか?ということとかですね。そういったことを考えてます。それはクリエイティブや広告収益の話なんですかね。まだ儲かってない人間が偉そうに語ることではないですが、直感的にこれまでのマスメディア的な手法で物事をとらえていては、その本質的な意味をとらえ損ねそうな気がしています。あくまでも直感で。知ったかぶりで。

今回SEIHAに取り組むという大義名分で、今年になってからも国内外いろんなところに出かけました。それこそ経営的な危機なんていいながら毎月どこかに行ってますね。いままで自分では明確に認識していなかったのですが、乗り物乗って未知の場所に出かけるの好きなんだと思います。

観光というほど何かを語れるものを持ってはいないので単なる感想でしかないのですが、最近、若者がドライブに出かけないとか、海外旅行にいかないとか、いろいろとマイナス要因で語られていますが、実際のところ、もうそういったわかりやすいモノサシではかるものは面白くないからなんだと思うんですよね。いわゆる名所観光ツアーやいわゆる連休の行楽といったものは前近代的なイベントなんですよ。いや高度経済成長的かな。

もっと気楽に手軽に、しかし教養を深め体験を得られるように、単なるドライブでもない、単なる鉄道旅行やバスツアーでもない、なにか新しい行動パターンというかライフスタイルがあるんじゃないかと思っています。実際、古屋さんなんか見てるとお友達と一緒に週末ちょっと京都にって気軽に行ってて、あれって観光?行楽?よくわからないけど楽しそうです。

そう考えると、たぶん、”一生懸命”全国のお城を巡るっていうのもものすごくアリなんだと思うんですよね。お遍路じゃないですが。それを観光というのか何か別の言葉があるのか、今はよくわかりませんが、そういった人の新しい行動パターンというかライフスタイルに役立つ存在意義あるメディアにしたいです。