IVCの上山口さんにご招待いただきBlu-ray発売記念の上映会に行ってきました。

映画はよく観ます。話題作は必ず映画館で観るようにしてます。また、最近はCSやWOWOWで邦画の名作もかなり見てますので、本数にしたらかなり観ていると思います。

それでも、海外のそれもスウェーデンの名作映画なんて、教えてもらうまでは決して自分からは観なかったと思いますが、

観終わった後に「何だったの?」なんて思いは絶対させない映画ですのでご期待ください!

というお言葉通り、これは観て良かったと思える映画でした。

少年の日の物語といえば、ニューシネマパラダイスやスタンドバイミーですよね。そのどちらも大人になった主人公がラストでしみじみさせるのに対して、少年の日の一日をそのまま切り出したかのような爽やかなエンディングで、特にここのところ疲労蓄積でお疲れモードだったこともあり、ヤサグれササクレだった心も洗われるようでした。

招待されながらも、とてもいける状態じゃなかった玉造くん、頂いた吹き替え版、いまこそ観た方が良いと思います。

物語は、病気の母親と別れて親戚をたらい回しにされる少年のお話で、たぶんベタな監督が作るとお涙頂戴なんでしょうけど、著名な監督の出世作とあって、細々とちょっと笑えるエピソードを全編に織り込んであり、少年のモノローグもヒネリが聞いていて、観ていてとても飽きない映画です。

それから1950年代のスウェーデンの描写を非常に興味深く観ました。とても質素な暮らしで、きっとこの映画はスウェーデンの人にとっての「三丁目の夕日」なんだろうなぁと思いましたね。ちょっとネタバレになりますけど、主人公の名前は、スウェーデン人なら誰もが知っている人の名前らしいです。

1985年の作品です。