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浄瑠璃新内流の家元、鶴賀若狭掾のブログを編集することになっていて、師匠から招待券を頂き国立劇場に行ってきました。三宅坂経由で事務所に帰るとき、いつも横目にいつか行ってみたいと思いながらも縁遠かった場所ですが、間近で見るとやっぱり迫力ある建物ですね。

邦楽のライブは薪能を見たことがあるぐらいです。浄瑠璃は初めてでしたが、なるほど、こういった演奏会なんだと勉強になりました。社中の発表会と新名取の披露があって長丁場。11時半に開演して、終演は20時です。

新内流は、現代では邦楽の中でも超マイナーで、私も教えてもらうまでその存在すら知りませんでしたが、江戸時代の庶民芸能としては一般的なもの。曲も遊女の話だったりで、大人の世界です。曲目は知らずとも、なんとなく曲調は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。神楽坂の稽古場にもお邪魔しましたが、まさに芸者さんのBGMです。

この話を取り次いでくださった映像プロダクションの社長さんもDVD販売のためにいらっしゃいました。さて何枚売れるかしらね、とのんびり仰ってましたが、その姿勢はしっかり学ばなければと思った次第。さて、肝心のブログ。どうプロデュースしましょうかね。