年初にリニューアルを果たしたばかりの編集者.jpですが、いきなりの朗報です。

もともと自社での書籍直販も視野にいれて企画したサイトで、これからその準備もと考えていたのですが、出版社よりこのコンテンツを出版したいという問い合わせがあり、今週打合せ予定です。

企画者としては、こうやって企画したものが売れることは、その依頼をいただけただけでも本当に喜ばしいのですが、今回に限ってはそれ以上に、ウェブメディアについて、何をどうやったらいいのか、それが掴めたことが一番喜ばしいかもしれません。

誰にどのような内容をどういった形で提供するのか、という点は紙もウェブも同じですが、どのように読者を集めるのか、コストをどう見積もるのか、といったところは当然異なります。これが掴めただけでも相当な進歩です(量産するにはどうすればいいのか、ということもわかった)。

また中でも一番の収穫は、このようなサイトにおける「編集長」の存在がどうあるべきかわかったことです。来月2つのメディアサイトを立ち上げる予定ですが、そのノウハウはそれらのサイトにも活かしていこうと思っています。

今更空かすまでもなく、もともとこの編集者.jpは当社デザイン部門のマーケティングツールなのですが、そこでの成功に留まらず、ここ最近は、この編集者.jpを印刷して編集部で回覧しているなどの話も複数聞いていて、書籍編集者のベストプラクティスの共有という点でも多少は役立っているみたいで、それに加えての出版の話で本当に素晴らしいです。

発刊の暁には、新しい出版のカタチを一つ実践ということになるのかなと。このサイト、企画から立ち上げまで全部手作りだったのでなおさらに(私個人はかなり自信がつきました)。

出版の詳細など、この件の続報は追ってお知らせいたします。