なにそれ。大げさな。
そしてほぼ私以外にどうでもいい話です。

駄目社長の「作る」こと、技術への執着を断ち切るという話です。

「次はWeblogというものがやってくるんですよ。今度の企画はこれどうですか。」という話を聞いてブログを知ったのは創業する直前のことでした。

すぐにMovableTypeをよく知っている方に手伝ってもらいウェブメディアを試し、いつの間にか入れ替わるようにWordpressに切り替え、もう何年経ったかかわかりません。

2年前にコンテンツ東京に出展して、このCMSを使った情報発信の仕組みを出版と組み合わせて活かせないかと模索しました。そしてそこでわかったことは、目指している商品のクリエイティブが高すぎるということ。

あー、また新規事業失敗した駄目社長やってしまったなという思いを抱えながらも、まだ諦めずなんとかなるのではないかと思いながら、春先にハッキングされたWordpressのサーバー引っ越しを黙々とこなし、無駄なスキルを増やしてしているうちにこのブログも10年経ってしまいました。

実のところ、あれほど熱かった電子書籍も同じような位置づけになってきています。

どちらも、こうすればできる、というのがわかってくればわかるほど、やっぱりコンテンツ・イズ・キングだということ。そしてマルチプロダクトからオムニチャネル、そしてその先のサービス設計。

どうやって作るかはよくわかったので、あとは、誰に頼むかを決めれば済みます。今回それを決めました。

できれば技術は社内に確保したいところです。本を作る技術は伝統芸能的に残ると考えていて、この先もしっかり磨いていこうと思っていますが、ウェブを作る技術、積極的には要らないのかなぁ。

いまデザイン会社の社長としてサービスを構築していますが、次はマルチプロダクトの「創って、作って、売る」サイクルの構築。

創るは、どうすればいいのか見えています。肝心なところは「売る」です。これは超難問で、社長がひとり命かけてやらないと駄目だ、と、尊崇する大先生の大著に書いてあり、正直なところずっとビビってました。

やります。準備開始。

vol.1 多くのマーケティング企業が「コンテンツ」の作り方を教えてくれないワケ|金風舎|note