良いサービスを「楽しく」作ること

ただでさえ難しい2つのことを、同時にやろうとしていて大丈夫なのか? と書いている本人も一抹の不安を覚えますが、そうする必要があると強く感じています。

良いサービスとは、当社の書籍デザイン制作事業のISSHIKIに、企画・情報発信支援サービスを追加した「出版サービス」を買って頂けるようにするということです。

すでにいくつかのテストケースで成果を上げているので、あとはこうすれば良いという絵図は描けていて、はやく手を付けたいと思いつつも、いざ目前にすると膨大な課題を前にして怯んでもいて、3歩進んで2歩下がる、といった岩盤に久々にぶち当たっている感覚がありました。

強固な岩盤を打ち砕いて前進させることは、ここ数年の「動かない!」ことを動かす経験から面白みを感じるところで、また打ち砕けたときの快感は得難いものがあり、そういったことで気力は損なわれていないのですが、もう少し効率よく進められないものかと考えていて、大事なことが不足していることに気づきました。

やりがいの塊のような仕事、楽しまない手はありません。

この2年ぐらい、退潮著しい業界の動きに加え、働き方改革で、前に進めば進むほど苦しい思いを感じていましたが、落ち着いて考えてみれば、先が見えていても未来のない道を進もうとしていれば、それは楽しくなるはずがありません。

先の道のりがすべて見えていなくても、先々楽しいと思える方向に進む必要がありますね。

この「楽しくやる」という取り組み方、密かにこの先2020年代を考えたときの、重要なキーワードだろうと考えています。

楽しいことをするには、安全を確認した上で、ある程度の危険に身を置く必要があります。危険というとすぐに生命の危険と結びつくのは戦後日本の特徴なんだろうなと感じていますが、ビジネスとして楽しいことをするために必要な危険は経済的な危険です。

安全で豊かということを追求していばかりでは、面白みにかけるというのも、この数年でよくよくわかりました。しっかりと危険は見据えた上で、楽しんでいける手法を取りたいと思います。

そういえば昔はその危険を楽しむことしかやっていなかったな。今更ながら思いますが、あれが若さというやつですね。