読まれる本を作る出版社

金風舎という出版社を立ち上げて丸5年になります。

今年は新たな取り組みを考えているのでまとめておきます。

電子書籍出版社としてスタート

始めたころは電子書籍だけで、そのことを「ボーンデジタル」出版社などと言っていましたが、そのうち初版1,000部からの単行本の直販書籍の出版を始め、3年ほど前からはAmazonPOD(プリントオンデマンド)を電子出版と同時に出版できるようになりました。

単行本も出版していてAmazonで販売はしていますが、いわゆる書店流通の取引はありません。ただ書店からの直接の注文には対応していますし、特定の書店に一定期間販売をお願いすることもあります。

いずれ書店流通に対応できるようにしたいと考えていますが、品切れなく全国どこでもすぐ入手できることを考えると、当面はAmazonで電子書籍とPODを併売する方が現実的だと考えています。

どうして「読まれる本」なのか

「読まれる本」という表現は、出版の大先輩があるパーティーで語っていた言葉を頂きました。それまでは社内で「売れる本」という表現を使っていたのですが、読まれるということは売れるということだし、そもそも世に出ない原稿の方が断然多いので、まずは読まれるようにすることがこの金風舎の役割だと考えています。

基本的に私が面白いと感じて売りたいと考えた企画を出版してきましたが、「読まれる本」を作るという意味で、依頼を受け単行本や電子書籍を制作販売することもあります。

これから取り組むこと

今後ですが、今年は2つのことを考えています。1つは出版に至る過程を情報発信と捉えた出版サービスの展開、もう一つはテーマウェブサイトをメディアとして運営してそこから電子書籍を出版する仕組みの開発です。

最後に、金風舎の「金風」とは、秋風のことです。秋の高い空に爽やかに吹く風のように…、などと後付けで命名理由を考えていましたが、当時熱心に通っていた茶道教室で茶道具の銘として季語を覚えていて、金風舎の設立日近くのお稽古日に覚えたものをそのまま付けました。

コンテンツとしては「和風」を強く意識して、日本発の情報発信出版社として、多言語で展開できるようにしたいとも考えています。