週末は長男が1年生のころから数えて連続14回目の運動会でした。

ひところは3人同時で撮影編集係は大変でしたが、数年前から次女のみとなって多少寂しくなってきたところに、今年はいよいよ昼食が親子別になって、ますます地味な感じになってきました。これも時の流れですね。

といっても地味になっているのは我が家の話だけで、学校の方は少子化が嘘のように、この数年のマンション建設ラッシュで近辺住民激増のためクラスは倍増となり雰囲気は様変わりです。

校舎建て替え前は、昭和の牧歌的な自分もよく知る運動会の雰囲気でしたが、最近は新校舎のように現代的な野外スポーツイベントをみているかのようです。このあたり社会的な進化を痛感しますね。

そして観覧側も、昔はキャンプセットをもってきて酒盛りに近い親御さんたちもいらっしゃいましたが、ここ最近は学校やPTAの皆さんの努力で見違えるように皆さんスマートに観覧、撮影されていらっしゃいます。

というわけで、今年もそうなんだろうなとのんびりでかけたのですが、さていよいよ撮影だとビデオを取り出したところで、いきなり怒号が聞こえてきました。何事かとふと横を見ると、PTAのパパさんが最前列で仁王立ちして撮影をしている年配の男性二人に腰を低くするように注意しているところでした。

間違いなく生徒の祖父世代の方々だと思いますが、お二人とも体格良くしかも高そうなゴルフウェアを着こなして堂々たる容貌でしたので、恐らくそれなりに地位のある方なのだと思います。ただ、いきなり息子のような男性に面前で咎められたので、鳩が豆鉄砲を食らったかのような表情でフリーズしてました。

もう少し言い方もあるだろうなとも思ったので、だからこの世代はといった話にするつもりはありません。逆に、多少は反面教師として将来の学びを得た一方で、このところ強く閉塞感を感じる代わり映えしない現状とに照らし合わせ、現役世代としては、もっと考え抜いた対応をしていかないとならないんだろうなと、単に先輩世代を責めても仕方ないぞと、そういった思いを強く抱きました。

小学校の運動会参加もまだあと2年。