小さく生んで大きく育てる

金風舎の新刊無料キャンペーンの準備が整いました。明日17時からの予定です。

『放射線リスクコミュニケーション-福島での経験』のKindle版無料プロモーションを実施します!

今回の企画はローカルメディアコミュニケーションズLLC×金風舎の仕事です。

本企画は、福島民報社刊のシンポジウムレポート『福島はあなた』より、ご自身の担当部分を英訳電子出版したいという先生のご要望からスタートしました。当初はニューズブックで進めていましたが、諸事情、諸条件を慎重かつ丁寧に調整を重ねた末、思いのほか難産となりましたが、大変やりがいある仕事となりました。

電子書籍(日本語、英語)+POD(日英版)の出版+LP(日本語、英語)のセットで展開する情報発信です。今回の案件で、長らく情報発信パッケージとして構想していた1つのモデルが完成したと考えています。

並行して進めていたPIONNIERの再始動に併せ、企画もピッタリなのでPIONNIER選書として展開することにしました。こういったことを柔軟に実行できる点で、自社企画を実施していくことの意味は大きいなと考えています(PIONNIERは第3弾を制作中)。ささやかな実績ですが、小さく生んで大きく育てるの意識でやっています。

私自身、あの3.11を境に新たに電子書籍関連事業を開始することになった経緯もあるので、先生の生々しい当時の様子を原稿で読みながら、あれから8年、ここまでやってきたかとの感慨です。

PIONNIER選書 第2弾
PIONNIER選書 第1弾

『凡人の星になる』を販売開始しました

すでにAmazonに嬉しいレビューがついていますが、本日Twitterで検索した反響をまとめてみました。

販売数日でこれだけ感想を頂けて、特に「面白かった」という感想は出版社としてもとても嬉しい限りです。AmazonUnlimited会員の方は、お読み得な本だと思いますので会員の皆様は即ダウンロードでお願いいたします。

現役世代にとって面白く役立つコンテンツを出版する

「読まれる本を作る」を標榜する金風舎ですが、出版サービスとして書籍の制作販売を担う一方で、自社で企画した本も出版していきます。

どういった本をどのように出版していくのか、次のように考えています。

現役世代にとって面白く役立つコンテンツを、今すぐダウンロードして読める電子書籍として出版する

金風舎 会社概要

金風舎を始めたときには「売れる」ということを念頭に企画を考えていましたが、すぐにそういった考えだけでは売れないとわかりました(「売れる」を考えずに出版して売れた本があるということです)。

いまはその企画が電子書籍として受け入れられるかどうか、面白いかどうか、役立つかどうかで出版を判断しています。

実用的な書籍ばかり読んで作ってきたので、役立つについてはある程度判断もつきますが、面白いかどうかはなかなか難しい判断基準ですね。

ただ、これまで使ってなかった頭を使う必要が出てきて、それは私自身が面白いと考えているので引き続き、面白い本とは何かを考えつつ取り組んで行きたいと思います。

面白い企画があるという方は、ぜひ教えてください。

そういったことから久々に面白く役立つと思っている本を出します。書名の「凡人の星」は、著者のやままさんがそれこそ七転八倒してきて生み出された言葉で、執筆大詰めとなって出てきたのですが、この「凡人の星」という概念、この先の日本人の幸せモデルとして見逃せないものがあるなと思っています。

金風舎のプロモーションページを準備中ですが、早々とAamzonの予約ページは準備できましたのでお知らせします。

情報発信に本や電子書籍を使うこと

デジタル化とネットの普及によって、本の作り方と買い方が変わりましたが、それによって本が持っている情報発信の機能が強化されていると考えています。

現代において、情報発信に有効な手法がウェブサイトの開設であることは、改めて言うまでもないことと思いますが、書店が減って出版業界が縮小し、出版を実現する機会が減っているからこそ、(できれば自分の)ウェブサイトで、本の出版とSNSでの情報発信を組み合わせることによって、伝えたいことを広く深く発信することができると考えています。

実現のポイントは3つ。伝えたい内容を読まれる原稿にすること、適切な工程でその原稿をウェブサイトや本としてまとめ上げ、本を書店(電子書店)で販売しウェブサイトやSNSで宣伝すること。

それぞれを編集とデザインの力で「読まれる本」として出版していくサービスを初めています。

読まれる本を作る出版社

金風舎という出版社を立ち上げて丸5年になります。

今年は新たな取り組みを考えているのでまとめておきます。

電子書籍出版社としてスタート

始めたころは電子書籍だけで、そのことを「ボーンデジタル」出版社などと言っていましたが、そのうち初版1,000部からの単行本の直販書籍の出版を始め、3年ほど前からはAmazonPOD(プリントオンデマンド)を電子出版と同時に出版できるようになりました。

単行本も出版していてAmazonで販売はしていますが、いわゆる書店流通の取引はありません。ただ書店からの直接の注文には対応していますし、特定の書店に一定期間販売をお願いすることもあります。

いずれ書店流通に対応できるようにしたいと考えていますが、品切れなく全国どこでもすぐ入手できることを考えると、当面はAmazonで電子書籍とPODを併売する方が現実的だと考えています。

どうして「読まれる本」なのか

「読まれる本」という表現は、出版の大先輩があるパーティーで語っていた言葉を頂きました。それまでは社内で「売れる本」という表現を使っていたのですが、読まれるということは売れるということだし、そもそも世に出ない原稿の方が断然多いので、まずは読まれるようにすることがこの金風舎の役割だと考えています。

基本的に私が面白いと感じて売りたいと考えた企画を出版してきましたが、「読まれる本」を作るという意味で、依頼を受け単行本や電子書籍を制作販売することもあります。

これから取り組むこと

今後ですが、今年は2つのことを考えています。1つは出版に至る過程を情報発信と捉えた出版サービスの展開、もう一つはテーマウェブサイトをメディアとして運営してそこから電子書籍を出版する仕組みの開発です。

最後に、金風舎の「金風」とは、秋風のことです。秋の高い空に爽やかに吹く風のように…、などと後付けで命名理由を考えていましたが、当時熱心に通っていた茶道教室で茶道具の銘として季語を覚えていて、金風舎の設立日近くのお稽古日に覚えたものをそのまま付けました。

コンテンツとしては「和風」を強く意識して、日本発の情報発信出版社として、多言語で展開できるようにしたいとも考えています。

金風舎のサイトを改修しました

更新表示の自動化と見栄えを整えた程度ですが、更新に手間暇かかっていた部分がかなり楽になりました。

金風舎

今回の改修は、この夏に新しく作ったウェブ制作チームの初仕事です。自社専属チームを持つことが念願だったので、どちらかといえばそのことの方が嬉しいことかもしれません。

これで電子書籍の企画編集制作から契約、販売管理それにLPやウェブサイトまで。デジタル出版社として必要な基盤は揃いました。しかし、これでまだ5合目の認識です。これからコンテンツを作る編集チームを作らねばなりません。ここからが本番です。

こんな企画をシリーズを展開したいという考えはあって、多少は進めているのですが、ここでアクセルを踏み込む前に、もう一度事業コンセプトを削り込んで磨きたいと考えています。

この10月で5周年となりますが、オーナー経営者の道楽的な新規事業といった状態から独立させて駒を進めます。

金風舎:一部の電子書籍を販売停止といたしました


既刊電子書籍の販売停止について – 金風舎

金風舎もあっという間に5周年です。

この金風舎の前の2年間で取り組んだImpressQuickBooksと、その他にも表に出していない他社レーベルとして企画制作したアイテムやニューズブックなどを含めると、数える暇がないので正確にはわかりませんが、すでに200冊は電子書籍の企画制作に携わっていると思います。

すでに販売管理を移管して直接管理していないものもありますが、いくらロングテールとはいえ動きが鈍いままに棚晒しにしている状況を心苦しく感じておりました。また販売管理システムを整備してありますが、増加するアイテム数と販売収益に対して管理コストが多少負担になってまいりました。

さらに、新たなシリーズ企画を検討しているのですが、この企画の進め方をこれまでとは違う手法で取り組もうと考えており、そういったことから発刊から一定の既刊を経た既刊本の著者の皆様にお願いして配信停止のお願いをいたしました。

ご了承いただきました著者の皆様には、改めてこの場をお借りして、弊社での発刊の御礼を申し上げますとともに、今回力及ばず停止となりましたこと大変遺憾に感じております。

この5年で得た経験を今後に活かしていきたいと思います。

金風舎は引き続き継続してまります。この他、次の電子書籍企画も順次取り組みを変えて進めて参ります。

ニューズブック | 地域の良質なコンテンツを全国に届ける。 | Newsbook

PIONNIER ピオニエ

KindleUnlimitedのおすすめタイトルに選ばれました

コンピューター・ITおすすめタイトルに『インスタグラム・マーケティング入門』、ビジネスおすすめタイトルに『《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!』が、それぞれ金風舎既刊からピックアップされています。

『Kindle読書術』は昨年改訂しましたが、『インスタグラム・マーケティング入門』は、2015年刊で表紙のインスタグラムのアイコンも変更されて久しいのですが、初版のままでも好評頂いているようで大変嬉しい限りです。

どちらも当初はKindle版のみの発刊で、後日ペーパーバック(POD)版をリリースし、インスタグラム本の方は、PODもかなり売れコンビニ配本までして頂きました。

インスタグラム・マーケティング入門

《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!

以下、この機会に、この件に関連して考えていることをまとめておきたいと思います。

実は、昨年後半から意図的に金風舎の新刊発刊スピードを落としています。企画立案も積極的に進めていません。

まず単純にディレクター人材不足が理由で、ただ、こちらは人材採用と同時に育成の必要があるとはいえ、課題としてはそれほど大きくなく、いずれ解決できる課題と考えています。

発刊スピードを落としている大きな理由は、電子出版を実践してきて、従来の出版にはない部分で提供できる価値が「複数」あると判明し、これを上記のような「商品」としてだけでなく「サービス」として提供することを模索し、その開発を優先しているためです。

特に今回ピックアップされた商品は、いわゆる読み放題サービスに提供されており、印刷物としても提供されています。そして街にある書店には流通させていません。

このような出版の形態を電子的出版もしくはデジタル出版と位置付け、消費者としての購読者側と同時に、執筆者としてのクリエイター、または組織でコンテンツを保有している方々に対し、出版サービスを提供していきたいと考えています。

さらに、このしくみを土台にネットでの情報発信のしくみを加えることで、自費出版や同人出版などの範疇に留まらない、様々な企画を立ち上げることも可能と考えています。が、夢広げるのはよいのですが、実現には資金よりも時間が必要だと最近は痛感していて、1つずつ着実に駒を進めていこうと考えています。

ボーンデジタル出版とは

例えばこういうことです。

金風舎」は、あえて取次に取引口座を持たないボーンデジタル出版を標榜していますが、ようやく実践的な事例を見せることができました。

この出版に関して制作費はどこからも頂いてません。

著者の山田さん、監修の江藤さんの企画を弊社で編集製作して発刊しています。電子書籍版は700円という高単価にもかかわらずすでにかなりのダウンロード数で、AmazonKindleの月替りセールにも選ばれました。AmazonPOD版は現在30%OFFになっています。

ボーンデジタル出版ですが、単に現在新規に取引口座を開いても条件が悪いと思っているだけで、先々書店流通を全く考えていないわけではありません。ただ、そこに拘らなければ面白いことはいろいろできるなと今は思っています。

ここ数年、地方出張を重ねて各地域の書店や出版事業をつぶさに観察してきました。また、日々iPhoneとAndroidを二台持ちしてあらゆるコンテンツを眺めつつ、ウェブサイトやアプリなども開発してきた実践の中で、これは面白そうだと思うコンテンツビジネスの構想を密かに暖めています。

電子書籍を出版するとかウェブサイトやアプリを作るとか、どうやって作るかということも大切ですが、何を作るのかという点に着目して今後の仕事を考えています。

ボーンデジタル出版は手段に過ぎません。金風舎は面白い出版社にします。

【金風舎】訪日観光旅行者向けの英語版書籍を世界展開します

今月は一気に5冊リリースします。詳細は金風舎のブログページを見て欲しいのですが、初の英語版を発刊します。

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『How to Enjoy Kyoto’s Top 5 Shrines, as Told by a Shinto Priest』

2016/2/26発売予定/450円(税込)
Author Toshinori Miura is a Shinto priest and comes from a family of Shinto priests. As such, he has deep knowledge of Shinto shrines and a unique perspective on their place in modern Japanese society. He explains in detail the customs surrounding shrines and the proper way to enjoy them, as well as the reasons behind such customs. He also introduces various neighborhood foods and attractions that are popular with tourists and natives

タイトルに「as Told by a Shinto Priest」とあるように、昨年5月刊の「おとなの神社旅」の著者で、秋田伊豆山神社の神主さんでもある三浦さんに、本書から京都の5社をピックアップしていただきそれを翻訳しました。

全世界の訪日観光予定者に向けたガイドブックとして発売します。地域の良質なコンテンツを全国に発信するミッションとして電子出版事業を展開していますが、全国を万国に置き換える第一歩です。