本と、本にまつわるもの一式をデザインします。

ISSHIKI 本のデザイン一式 | 株式会社デジカル

デザイン会社の社長」を目指す件、決意しておよそ半年、今回の新元号スタートの心づもりで、少しずつ舵を切り替えながら準備を進めてきましたが目処が立ちました。

この半年間に、1.「カバー・本文」デザイナーの増強、2.業務管理責任者(ベテラン編集・デザイナーの参画)による業務システムの改革、3.デザイン戦略の見直し、4.営業制作体制の再構築、そして5.本文組版の増強と実行してきました。

といっても、やっていることに大きな変化はありません。これまで通り装丁デザインに比重を置いた上で、これまで「組版」や「制作」と呼称していた(お叱りを頂くことの多かった)作業内容を見直して品質向上に取り組み、これを「本文校正」と統一して、「デザイン(カバー・本文)」と「本文校正」の組み合わせ一式でご提供できるようにいたしました。

書店で多く見かけるようになった女性のお客様に、手にとっていただきやすいデザインを作ることを全社的なテーマとし、7名のデザイナー(うち6名女性)を中心に、約20名の外部スタッフの方々の協力を得ながら、書店やネットでの販売促進の面でもデザインで力添えできるよう取り組んでいく考えです。

DTPオペレーターは現在も採用面接中です。

書籍のDTPオペーレーター/新宿の求人情報 | 採用情報 | 株式会社デジカル 採用サイト

最新の事例はISSHIKI通信にてご案内しています。

「ISSHIKI通信18」発行しました | 株式会社デジカル

デジタルとオフライン

金風舎の新刊として、BtoBマーケティング本を準備中です。

その打ち合わせ中に著者の方から出た言葉で、一般的には「デジタルとアナログ」、「オンラインとオフライン」として語られるところですが、これを「共存」といった観点で理解すると成立するなと腹落ちしました。

言い換えると「平成」と「昭和」のミックス。それぞれのいいとこ取りという考え方ですね(余計にわからないか)。

とにかく平成は昭和との対比で、アナログに対するデジタル、そしてネットが強調されすぎたと感じています。一昨年辺りからそれに違和感を(そして飽きも)感じていて、これは紙の単行本から電子書籍を作るようになったからこそのポジショントークとも言えますが、令和初期はこれらが共存していくところからスタートと考えています。

「どちらか」ではなく「どちらも」。そして実現するためのスキームはコンテンツファースト。

令和デザイン

平成もまだ2週間ありますから、それがどんなものなのかはわからないわけですが、変貌する最近の都心の様子をみていて兆しを感じるところがあります。

平成4年に沖縄から直行して上京しましたが、失われた20年そのままに、つい最近まで街の風景も代わり映えなく、3.11直後は寂れた感じもあって残念に感じていたのですが、ここに来て街に突如として現れる新しい建物をみていて楽しみになってきました。

この同じ期間を創業と子育てとの両輪で遮二無二やってきていたので実感が薄いのですが、バブルの残滓と反動からの息詰まる閉塞感との両方を実感していま思うのは、なんだかんだといいながらも、着実に豊かに安全になっているということでしょうか。

先日亡くなられた堺屋太一さんが、これからは楽しい日本がキーワードと仰っていてなるほどと思っているのですが、ただしそれはお祭り騒ぎのことではないんだろうと感じています。

当たり前だと思っていたものが急速に色褪せて見えていて、時代の空気みたいなものはガラリと変わるものなのだなと感じています。心機一転、ひと目見て、新しくていいなとわかるようなものを作っていきたいなと考えています。

iPadしか持ち歩かない決意

今の自分があるのは「パソコン」のお陰です。

人文系研究者の将来が無いことに絶望していた時に、運良くパソコン解説書編集の職を得られたので今があります。

それ以来、デスクトップは言うまでもなく、ノートパソコンをずっとカバンに入れて持ち歩いて、常時パソコンが使える状態にしていました。よく考えたら20年ぐらい。

元来デジタル人間では無いので、カバンには単行本が数冊とノートも数冊入っていました。考え事は紙に書く方が性に合っているのと、文房具も書き味をいろいろ試さないと気が済まない性格だったためです。ペンとノートにもかなり散財しました。

ノートパソコンがどんどん軽量化され、デジタルツールを駆使して電子書籍を作りながら、その一方で本やノートの紙が増えたので、ずっとカバンは大きく重いままでした。

そしてその重いカバンを抱えRAIZAPに行った帰り道、喫茶店で作業に追われノートパソコンを開いた時に、なんてことだ。すっかりメタボじゃないか、と気づきました。

そんな時に発売されたiPadProです。これまでもiPadは購入していましたが最終的には子供の高級アニメ鑑賞機器になり下がっていたので、今回は指一本触れさせまいと、奮発して最初からキーボードとペンとフルセットにして、初めてセルラーモデルにしました。

そうやって持ち歩き始めましたが、当初は「ここにノートパソコンがあれば…」の心境でモヤモヤ。しかし、ここで追われ作業をしているからいつまでも経営者になり切れないんだと気持ちを入れ直し、作業は誰かに依頼するか、事務所に戻ってまとめてやるに切り替え、ノートパソコン断ちの決意をしました。

しかしながら「ここにノートがあれば…」と紙との決別に苦心していて、カバンにはノートが数冊入ったまま。これはカバンがノートパソコン収納仕様で余裕があるのが原因だと、ブリーフケースサイズにすることにしました。

ということで、やはり人間追い込まないと本気にならないですね。

これまでiPadのペンをほとんど使ってなかったのですが、標準のメモアプリも使い込むと紙のノートと遜色ない使用感な上に、iPhoneとの連動を考えると相当に使い勝手がいいことに気づきました。今更ですが。

ということでノートパソコンと紙のノートとも決別して持ち歩くのはiPadのみにしました。そう考えると平成は、自分にとってはパソコンで始まり、パソコンに終わる時代になるのかな。

個人的にささやかな変革ですが、ものすごく本質的な働き方改革に繋がっていく気がしています。

メモアプリに罫線を入れられるのか!と、つい最近気づいた。

小さく生んで大きく育てる

金風舎の新刊無料キャンペーンの準備が整いました。明日17時からの予定です。

『放射線リスクコミュニケーション-福島での経験』のKindle版無料プロモーションを実施します!

今回の企画はローカルメディアコミュニケーションズLLC×金風舎の仕事です。

本企画は、福島民報社刊のシンポジウムレポート『福島はあなた』より、ご自身の担当部分を英訳電子出版したいという先生のご要望からスタートしました。当初はニューズブックで進めていましたが、諸事情、諸条件を慎重かつ丁寧に調整を重ねた末、思いのほか難産となりましたが、大変やりがいある仕事となりました。

電子書籍(日本語、英語)+POD(日英版)の出版+LP(日本語、英語)のセットで展開する情報発信です。今回の案件で、長らく情報発信パッケージとして構想していた1つのモデルが完成したと考えています。

並行して進めていたPIONNIERの再始動に併せ、企画もピッタリなのでPIONNIER選書として展開することにしました。こういったことを柔軟に実行できる点で、自社企画を実施していくことの意味は大きいなと考えています(PIONNIERは第3弾を制作中)。ささやかな実績ですが、小さく生んで大きく育てるの意識でやっています。

私自身、あの3.11を境に新たに電子書籍関連事業を開始することになった経緯もあるので、先生の生々しい当時の様子を原稿で読みながら、あれから8年、ここまでやってきたかとの感慨です。

PIONNIER選書 第2弾
PIONNIER選書 第1弾

新年度にあたって

8月期首の当社、業界的にも「年度末進行」は過去の話となり、しかも今月で平成も終わりのいま、あえてこのタイトルで書いておこうと思います。たぶん最初で最後。

新元号「令和」が発表されました。ネットで緊張しながら見守ってましたが、一瞬、ヘイワ?と聞こえて、え?と思いました。

「平成」のときは朝からビデオを撮ってました。テープはどこかに残っていると思いますがカビだらけだろうな。そもそもデッキ(という響きも昭和だ)もどこいったやら。

新しい感じの響きがあるなと思いましたが、国書からとったと知り、いろいろよく考えてあるなと納得いくとともに、新しい時代がくる感覚を持ちました。

ということで、昨年末から、社内体制変換や子供の受験で公私共に年末年始返上の働き詰めですが、残り一月、古いものはすべて平成に置き残して、令和元年から取り組み刷新していきます。

やることは3つに絞ります。

1.書籍のデザインサービス「ISSHIKI」の経営(リニューアル作業中)
2.読まれる本をつくる出版社「金風舎」の企画営業(面白い本の出版と情報発信企画)
3.ローカルメディアコミュニケーションズLLCの企画営業(出版・情報発信)

今年度は、畑耕して種まきして芽がでるまで。

西口でもらった号外、タバコ臭い喫茶店で見る新聞紙面の「令和」。昭和な近未来SF感(ということは終わってるなと)。

『凡人の星になる』を販売開始しました

すでにAmazonに嬉しいレビューがついていますが、本日Twitterで検索した反響をまとめてみました。

販売数日でこれだけ感想を頂けて、特に「面白かった」という感想は出版社としてもとても嬉しい限りです。AmazonUnlimited会員の方は、お読み得な本だと思いますので会員の皆様は即ダウンロードでお願いいたします。

日比谷 KAMOS

高校の同級生で、最近は”博多土産デザイナー”の石田くんから「日比谷公園にお店ができたので行ってみて」とメッセージ。

KAMOS HIBIYA by &LOCALS @kamos_andlocals Instagram Profile | Picdeer

hanakoとかLEONで紹介されてるとか、キャンディースタイルのいなりずしは”おもたせ”に最適とか、店内でいりこ出汁のうどんも食べられるとか、へぇ〜それすごいねとさっそく行ってみました。

到着してしばらく店頭をウロウロしてると、中から店長らしき男性がやってきて「もしかして西南(高校)の方では?」「え?(なんでわかるの?)」「僕も同窓なんです」「えーっ!(なにが起こってるの?)」

と驚いていたら、店内に先日会ったばかりの別の同窓生が来てました。なんという偶然。

うどんセット。なんという凝りよう。美味しいです。一軒家のような店構えですが、二階席もあって、ゆっくり食事もできます。
お見送りしてくれました。ありがとう。

楽しい仕事をする

2度ほどミリオンセラーで一世風靡した仕事に携わりました。1つは編集で1つは装丁で。

特に編集案件は編集印税を頂く契約にしていたので儲かりました。そしていずれも「楽しかった」という思い出。

それからいろいろあって感じることは、やってみたいことを、やりたいようにできているかどうか。結果うまくいってもいかなくても、喜びや苦労をともにできる仲間がいること、それ自体が有り難く、楽しいことだということですね。

事業で儲けを作ることは大切ですが、それは単に金があればがいいという話ではありません。超低金利のいま、資金調達はコツをつかみ真っ当にやっていれば簡単な仕事で、お金を集めること自体にほぼ意味がないと思います。

やりたい仕事をやりたいようにやって、人に感謝され対価を頂き儲けを作ること。

豊かな未来を見据えいま必死に働くという昭和の働き方で、安全で豊かな時代が実現していたのに、さらにそこから豊かさと安定を目指すことで、新たな苦しみを生み出しているように思います。

楽しい仕事を作って、楽しみたいと思います。

裁量労働制を廃止しました

労基署に廃止予告をしていた4月期限を前に、裁量労働制を完全廃止しました。

創業間もなくからなのでもう10年以上になりますが、専門業務型裁量労働制を採用してきました。前職からの惰性で「そういうものだ」と始めたもので、労務管理に割く余裕もなかったため深く考えていませんでした。

ただ労働時間の短縮には積極的に取り組んできていたので、3年前労基署の調査があったときにも、健康管理責任者を配置するよう是正勧告はありましたが、時間については注意するような指摘に留まっていました。

ただ、お役所からこういったことを偉そうに細々言われるのはもう勘弁と残業ゼロ宣言しました。

その経緯からの今回の働き方改革法で、昨秋、裁量労働制の自主点検報告を提出せよとの調査票がやってきて、もういちいち腹立たしいなと思って暫く放置してましたが、そうだもうこれは廃止しよう!と、予定日を2019年4月として廃止予告で書類提出していました。

正直なところこの1年ぐらいは七転八倒の日々で、RAIZAP行き始めで筋トレになぞらえ「さらなる刺激を加え破壊的再構築を目指します。」と宣言していたものだから、本当に破壊的再構築となりました。

中小企業は1年の猶予がありますが、大企業並みにこの4月から働き方改革法を適用します。