【読んだ】インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ

ん、んー。これ何の本だ?と思いながら読みましたが、あとがきに「編集者入門」と書いてあってなるほどと合点がいきました。自分のような元編集者のために書いてある本ですね。書店でまんまと買わされました。

そして、これ読んで納得してるともうその人はオワコンということでいいんですよね。近未来の編集について語っているということでしたが、私はここに書いてないことをやらないとダメだぞ、と大先輩方が語っていると理解しました。

本書にある「村」というキーワードは、私もここ数ヶ月着目してました。そして本書でも同じ意味合いで取り上げられていて、よしよし自分の観ている方向性は間違いないなと思いました。

そこからどう掘り下げていくのかは諸先輩方とは違う道を選びたいと思います。

いまネットでコンテンツビジネスを考えている人にとっては、自分の考えをまとめるのに最適な本だと思います。

【読んだ】バカでも資産1億円

タイトルがアレだけど(こう付けざるを得なかったんだろうな)とても読みやすく良い本でした。

昨年末の選挙で潮目が変わったと思いますが、昭和の終わり頃から政治家はバカにしていい人種だといった風潮が続いたと思います。私も「こいつバカだな」とTVに向かって呟くこともありましたが、今のように誰がやっても厳しく難しい状況では、政治家をバカにして何かが解決すると思っている方が恥ずかしいですね。

数年前までその筆頭にあげられていた著者ですが、この本を読んだあとに同じようにバカにできるのか。読んでいるうちに本書を読むとあの当時の短絡的な報道に踊らされたことを後悔させられる人も多いだろうなと思います。

どんなに人間的な魅力があっても、どんなに明晰な頭脳があたっとしても、政治家になれるとは限りません。そんな当たり前のことも実際に経験した人の言葉を借りなければ理解することはできませんね。彼の目からみた当時の小泉首相など有力自民党代議士の人間力などは勉強になりました。

著者が当選した当時から面白いなと思ってましたが、本書を読んで著者の木下藤吉郎ばりの処世術(出世術?)は傾聴に値すると思いました。自分も20代で読んだら感化されて生き方変わったかもしれません。

繰り返しますが、そうで無ければ売れなかったと思うので仕方の無いことと理解してますが、タイトルで投資術を押し出すのはちょっと違うなと思いました。

しかし、いま書店で売れるタイトルって何だろうね。そこにどんな価値があるのかなと編集者としてあるまじきことを考えています。そして、電子書籍なら本来アピールすべきエッセンスを大事にできる本作りができるなと思いました。

ということで、そういう本を企画していこうと思います。

【読んだ】小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。

昨年からデザインでお手伝いしているワイヤーオレンジさんの第3弾は絵本でした。

最初にこの絵本の話をお伺いしたときから、この企画にかけるすさまじいまでの熱意を感じていたのですが、印刷所から上がってきた見本を手にして一通り読み終えたあとに、改めてグッとくるものがありました。

強烈なインパクトある絵と、子供だけでなく親(とくにお父さん)に響く内容だと思うのですが、どうしてこういう絵なのか、読み終えたあとにここまでするか!と、すべてにおいて計算されつくされた素晴らしい本です。

当社でデザインを手がけている本は年間数百冊になるので、いちいち宣伝している間もないのですが、この本だけは出版されたらなんとしてもブログに書かねばと考えていました。

説明がヘタクソで宣伝臭くなってしまって悔しいですが、本当に皆さんに手にとって読んで欲しいと思います。

小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。

原田 剛
出版年月日:2014-11-29
価格:1,512円

amazon.co.jp で確認する

ワイヤーオレンジさんの第1弾と第2弾はワイヤーママに連載されている祖川先生の育児本でした。

その話を昨年伺ったときに、すぐに「これは徳島に行って詳しくお話をお伺いしなければ」と、デザイナーを連れての出張を決めたのですが、実際に訪問してみてその直感は正しかったと思いました。

徳島のスゴイ出版社に行ってきました 【その1】 | katsukinoboru.jp
徳島のスゴイ出版社に行ってきました 【その2】 | katsukinoboru.jp
今回の絵本の著者は、そのワイヤーオレンジ社長の原田さん。そう、この話は原田社長の子供の頃のお話です。

実は徳島に伺ってからも、何度か原田さんにお会いして食事をご一緒させて頂くことがあったのですが、その都度どうしたらこんなスゴイ人が出てくるのだろうと、原田さんの生い立ちを是非知りたいなと思っていました。

でも常に原田さんは未来の話、それも浮ついたところが一つもない具体的で熱意ある話に圧倒され伺う隙がありませんでした。原田さんもまた、この絵本の話は40年間ほとんど話さずにこられたそうです。

きっと何かドラマがあるだろうと感じていましたが(そんな軽々しい表現では済まされませんが)、絵本を読んで一人の父親として息子の教育について考えさせられ、同時に経営者としては原田さんの並々ならぬ事業に対する情熱の裏側を知り、当社のデザイン実績ではなく、お薦めの1冊として記事にしました。

ぜひお手にとって欲しいと思います。

 

【観た】ハウス・オブ・カード

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なんと第1話をタダで観ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土日にhuluでイッキ観。

いろんな解説みていると、米国でもイッキ観を考えたネット配信で盛り上がったそうです。かなり中毒性高いです。

ドラマですが、監督デビット・フィンチャー、主演ケビン・スペイシーということで、映画並みというよりもはや映画以上の重厚さを感じました。劇中ケビン・スペイシー演じるベテラン下院議員フランクが、カメラ目線で折々の心象や政治的な解説を語る演技がとても決まってます。

米国では、映画俳優はドラマに出演しないと言われてましたが最近は変わってきたみたいですね。ケビン・スペイシーはBREAKING BADの大ヒットをみて出演を決めたそうです。

【観てる】BREAKING BAD 2014年5月2日

それにしてもトコトンまで「やられたら、やりかえす」で、倍返しどころの話ではありませんね。

印象的なシーンはいくつもありましたが、ロビイストの実態が描かれている点が特に興味深く、その場面で「権力」と「富」の違いについてケビン・スペイシーが語っている内容を聞いて、なるほどと合点がいきました。

あとは復讐の過程でも様々裏切られたり、上手くいかなかったりするわけですが、それでも挫けることなく、諦めることもなく、これってお茶の年配の先生が言っていた「おいあくま」の実践だなと、変なところで勉強になりました。

剥き出しじゃ無く、緻密に覆い隠された野望に満ちた権力欲。そのために機略と知謀の限りを尽くしている様子をみると、5、60代も意外に面白いんだなと思い、40代で疲れている場合ではないなと、これまた変なところで喝入りました。

【読んだ】イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る

イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言 (講談社+α新書)

デービッド・アトキンソン
出版年月日:2014-10-21
価格:907円
情報取得日時:2014-12-08 17:58


【読んだ】スーパー経理部長が実践する50の習慣

スーパー経理部長が実践する50の習慣

前田 康二郎

出版年月日:2014-11-20

価格:1,620円

情報取得日時:2014-11-27 10:26

【読んだ】小さな会社こそ、高く売りなさい

小さな会社こそ、高く売りなさい

竹内 謙礼

出版年月日:2014-11-05

価格:1,620円

情報取得日時:2014-11-10 16:18

【読んだ】殉愛

殉愛

百田 尚樹

出版年月日:2014-11-07

価格:1,728円

情報取得日時:2014-11-09 21:46

百田さんのTwitterをフォローしています。異色の作品を手がけたということで気になっていたので、発売当日すぐに紀伊國屋書店にいってプロローグを立ち読み。その場でAmazonをクリックしました。

なぜその場で買わないのかといえば荷物になるからと、サインが面倒だからなのですが、直後に当日テレビでダイジェストをやるのを知りました。

番組を観ると良く出来ていて、「あ〜、買うのを早まったかなぁ」と思ったのですが、翌朝本が届いて読み始めたらあっという間に引き込まれて即日読み終えてしまいました。

あらすじも粗方わかった上でも、読ませまし泣かせます。そして考えさせられました。久々に充実した「読書」ができた気がします。

この本の内容を一言でいうならば・・・、ですが、それはエピローグに百田さんご自身が一言でまとめています。その一文を読んで、この本からは、たかじんさんの生き様といったものから得られるものと、その話を本に仕上げていった百田さんの仕事の部分と、2つの部分から得られるものがあったと感じました。

単なる闘病記や暴露本の類ではないですね。なんとカテゴライズすればよいのでしょうか。モヤモヤとしているのですが、少なくとも今の自分の仕事のレベルでは、とても到達できない高いレベルでの仕事がそこにあることを理解しました。

百田さんのTwitterで、世の中どうしようもない類の人がいるんだなと思ってやりとりを見ていたのですが、そういうどうしようもない人とガチンコでやりとりしているからこそ、冷静な筆致でどうしようもない人々のことも書けるのだろうと思いました。

また、やしきたかじんさんの偉大な仕事を形成している人間の大きさや深さのようなものも、作品を通じて垣間見れた気がします。読んだあとで検索して「まとめサイト」などもいくつか見たのですが、同じ事が書いてあっても受け止める印象が全く違いますね。

口絵に、さくらさんとたかじんさんの写真が載ってますが、写真の表情をみていて、自分もこういう写真が撮れるようになりたいなと思いました。そして百聞は一見に如かずだなと。

【読んだ】なぜローカル経済から日本は甦るのか

なぜローカル経済から日本は甦るのか (PHP新書)

冨山 和彦

出版年月日:2014-06-14

価格:842円

情報取得日時:2014-11-07 11:11

【読んだ】小さな会社の生きる道。

老舗を再生させた十三代が どうしても伝えたい 小さな会社の生きる道

中川淳

出版年月日:2012-09-20

価格:1,620円

情報取得日時:2014-11-06 17:49