ブログの更新頻度が落ちている理由

一ヶ月に3つも記事を書かないなんて初めてのことです。

関係者の秘密保持のため書けないことが増えていることが一番の理由ですが、いませっせと布石を打っている内容を、わかりやすく伝えられない文才の無さを痛感しています。

このブログを振り返ってみても、更新頻度が多かったときは危機的な状況で、要するにシングルイシューだったので書きやすかったということですね。

それにしても日々様々な出来事があって、その都度考えていることをスパっと書き下ろせないのはフラストレーションです。

マスコミの綺麗事としか思えない時事評論を拾い上げ、さらに綺麗に磨きをかけたコメントを長々と書いたりしている人を見ると、その脊髄反射的な対応も含め非常に幸せそうで羨ましいなと思います。

ということで、最近記事更新が少ないのは、便りのないのは良い便りのようなものです。

 

【お知らせ】年末年始の営業のご案内

2015年も残すところわずかになりました。株式会社デジカルの年末年始の営業についてご案内します。

本年は25日(金)まで通常業務、昨年同様、翌26日(土)に事務所の大掃除をして仕事納めの予定です。年始は4日(月)から営業開始します。

休暇中も問い合わせフォームからのご連絡には随時対応いたします。

今年を簡単に振り返ろうと思って書き始めたら、かなりの分量になってしまったのでこちらは改めます。とにかくこの1、2年でコツコツと仕込んでいたものがいろいろスタートし、実績を上げることができました。

引き続き来年も、走りながら考えて「実績でシェア固め」をモットーに仕事に邁進です。

 

経営理念を考えています

必要な段階になってきたので経営理念の明文化に取り組んでいます。

経営書の中には、最初に経営理念をまとめよ、などと書いてあるものもありますがあれは嘘です。無くても会社は経営できます。ただ、目前の売上を作るためだけのハードワークには限界があります。そして少し目端が利くぐらいでは、せいぜい10年やるのが精一杯だと思います(と思いました)。

この1,2年ほど、新しい取組と同時に採用活動も頑張ったお陰で平均年齢も30代前半まで戻りました。また会社の財務体質も良好な状態にしましたので、ここでさらに一歩踏み込んで将来に向けて盤石な経営基盤を築きたいと考えています。


デジタルクリエイティブな仕事に携わってちょうど20年になります。DTPからスタートして、企画編集とデザインの仕事で本やウェブ、アプリや電子書籍など作ってきました。続けてこられたのはひとえにこの「創る」仕事が好きだからです。これを辞める気は毛頭無いので今後も続けていきたいと考えています。

一方で、アウトプットが書籍というリアルなモノであったことも大事にしていこうと考えています。今後新たに新規事業を立ち上げますが、その場合も何か実際に「モノを作る」仕事に関与していきたいと考えています。

そして、これらの仕事は、手がけたモノやコトが売れて(喜ばれて)さらに楽しい仕事になります。この10年で気付いたことは、その点においては事業経営者は編集者の比較にならないほどやり甲斐があるということです。

企画した事業の成果として、社員の給料がアップし、余裕をもって休みが取れる環境を提供できて、それによってさらに新たに全員で面白い仕事(大きな仕事)にチャレンジする希望ができる。今はこの好循環を自社や関与する企業に拡大させていくことを考えています。

楽しく創造的な仕事で豊かな生活を築く

実は社内が若返り自分の子供達が高校生になってきて改めて感じていることですが、過去しかない、金しかないことほど貧しいことはないですね。業界の最盛期から黄昏れ衰退している状況を間近にみてきても思います。

そして初期的には目前の生活維持のため必死にやる段階が必要だとしても、新しく創造する仕事の先にしか本当に豊かな生活はあり得ない。また持続可能な事業も生まれない。いまはそう確信しています。

しかし、楽しく創造的な仕事で豊かな生活を築く、という言葉だけでは綺麗事に聞こえます。実際にありのままの今現在(つまり何もないところ)から、素直に未来を見据え理念実現に向かうとなると、そこには甘い考えや緩い判断を許さない、より厳しい経営が求められると感じています。

【社員募集】エディトリアルデザイナー

当社では、今期から本作りに関する業務を「一式製作所 ISSHIKI」という名称で集約し、高品質で迅速なサービス提供を目指しています。

さらにエディトリアルデザインや電子書籍を活用した自費出版に関しては、現在の主要取引先である出版社に留まらず、広く地域を越えて一般に提供していくことを目指し準備を進めています。

この業務拡大にあたり以下の社員を募集いたします。

エディトリアルデザイナー 1名

当社では、高品質なデザイン制作技術と、生産性を追求した本作りサポートサービスを提供する人材育成を念頭において事業に取り組んでいます。

また今後標準的な出版ソリューションとなるボーンデジタル出版実現のため、デジタルコンテンツ制作を前提としたワークフローを開発し、クリエイティブに集中できる職場環境と組織作りに集中しています。

出版に関する知識は不要です(しっかりレクチャーいたします)。ただし、Adobeツール(特にIndesign)と多少のITリテラシーが必要です。

この他の応募詳細については近日告知いたします。

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【11/20 大阪】著者発掘コンテストに参加します

昨年、発刊した『Amazon Kindle執筆術』の著者で、ビジネス書や社史などの書籍編集・ライターとして大阪で活躍されている小田宏一さんが主催する「著者発掘コンテスト」に金風舎として参加することになりました。

金風舎の企画コンテストは、9月のイベントに続き早くも2回目の開催です。

第1回コンテスト参加者の皆さんの中には、すでに脱稿されている方もいらっしゃって、来月には早くも第1弾リリースの予定です。

素早い出版に繋がっているのは著者の皆さんの熱意もさることながら、皆さんの企画の完成度の高さが背景にあると分析しています。前回のコンテストでも、プレゼン力の高さとともに強く実感しました。

今回のコンテスト当選者には、小田さんが編集者としてサポートすることになっていますが、すでに企画アドバイスがスタートしています。

ちなみに、遠隔地でコンテストを開催したり沢山の当選者を出したりして、その後の出版は大丈夫なのか?と、心配される方もいらっしゃるかと思いますが、当社ではChatworkを利用した著者の皆さまとのコミュニケーション方法や、スピーディーな編集制作ワークフローを開発していて、日々その拡充に務めています。

当日は、当社で取り組んでいる新しい編集制作工程のほか、出版契約やセールスプロモーション、AmazonPODへの展開などについてもお話したいと考えています。

ほんとうの適材適所

適材適所は経営をしていて「言うは易く行うは難し」をもっとも実感する言葉です。

まず大前提として小さな会社に予め「適所」を確保する余裕なんてありません。それに予め「適所」を余裕として持っておくなんて、そんな無駄な経営をしている大企業も、もはや沈み行くタイタニックだと思います。

そして、仮に「適所」があったとしても、そこにそのまま当てはまる「適材」なんて存在しません。そもそも適材の人はすでにその適所に自ら収まっている訳ですから。

もとは建築資材の適材適所からきている言葉ですが、建物の適所に建築材として使うためにはきちんと製材しないとなりません。適材適所の難しさは人材を適材として製材する作業にあります。

素質があるからといって、その素質を活かした部署で求められる仕事がすぐにできるとは限りません。またプロジェクトマネジメントどころかタスク処理の基礎が出来ていない人が多いです。

ほとんどの人が自分は「だいたい出来てる」と思っています。この「だいたい」がとんでもないくせ者で、自分は多少はできていると思っているので、適材になってもらうためのアドバイスを素直に聞いて貰えません。貰えないから完全にできません。

それに、だいたい出来たを幾ら積み重ねても絶対に仕事が完遂できないということです。一つひとつの作業を全体や完成を見通して調整しながら丁寧に積み上げないと仕事は完遂できません。これに気付かないと「こんなに頑張っているのに・・・」と落ち込んだり、「プロマネの頭が悪い」と目標未達の正当化をしがちです。

経営者としてもっともシンドイ作業が、この資質ある人材を適材にする作業ですね。それは摩擦、軋轢、対立のオンパレード。まさに身を削る思いで適所に1ミリの狂いも無く収まる適材に製材しなければなりません。

ただ、自らを鉋やサンドペーパーのようにして、身を削り傷だらけになりながらも人材を適材として適所に組み込めたときの爽快感は得がたいものがあります。

緻密な組木細工のように美しく堅牢で、外からどう組み合わせているか分からない、要するに楽しそうにやっているのにどうやって儲けているのかわからないようなチームで構成されている会社。

恐らくこれからの経営者は、そういうチーム作りの技術を持っていれば、大資本での大工場建設プロジェクト並に儲かるだろうと思ってます。

高収益な小さな会社ほど楽しいものはないです。さらに追究したいと思ってます。

陸軍参謀大佐 松谷誠

今年の夏もいろいろと番組をやってましたが、薄っぺらなものばかりで印象に残るものが少ないなか、この番組のエピローグが胸に突き刺さりました。

調べたら松谷大佐が当時40代前半ということもわかって、もう一度番組見直してキャプチャ画面取って見返しています。

組織でことを動かすことがどういうことなのか、ことを成すこととはどういうことなのか、自社に留まらず関与する関係者が多岐にわたるプロジェクトが増えてきて、ついつい「こうすればいいのに!」「そこでなんで!」と、そういう思いが先立ちそうなときに見返しています。

組織で活動してことをなすということは、単なる我慢や辛抱ではないんですね。寛容、忍耐、滅私、孤独、慎重、決断。全ての要素が必要だと。なるほどと。

しかし松谷大佐の当時の活動を考えれば、国会でデモしている人間をニュースで大々的に流すことに大した意味がないことを改めて感じます。

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46歳になりました。

例年の振り返りポイントとして。

40になったかならないかぐらいに、「45歳まで」というゴール設定をして、公私ともに取り組み方を変えてきました。この5年近く、周囲との軋轢は尋常ならざるものがありましたが、結果達成率が9割に到達し、十分すぎる成果だと思うので、いろいろあったことも結果オーライとし、すべて過去の話として流し去ることにしました。

この46歳の誕生日を節目と考えて、次は10年先を見越した計画を実行することにしました。事業の発展拡大は言うまでもないこととして、今後は新規性と持続性を常に意識していきたいと考えています。新しいこと、特に価値創出を続けることは至難の業ですが、その素地を作るところからしっかりと。

また振る舞いも変えていこうと思っています。ひとつ固く決意していることは、目上の人から仕事を貰うような仕事はしないということ。要するに短期的な売上を考えた営業はもう止めたということですね。もちろんトップセールスは今後も全開でやりますが、大したこともないのに、なんだか偉そうにふんぞり返っているおっさんやおばさんに合わせて付き合っている暇はもうないなと思ってます。

これ単純に年上の人と仕事をしないということではなく、感性のない人と交わることは時間の無駄なので止めようということで、年配の方でもキラキラしている人には、こちらから何か貢献できないか模索して一緒にできる仕事をつくっていこうと思っています。

あとは普段の靴をスニーカーにすることに。ほんとうはスーツや靴も新調してスタイル変えてみようかなとかも思っていたのですが、最近書店で並んでいる一流の人間は的な本に、スーツとか靴とか時計とか、四六判のビジネス書で何気取ってんの格好悪と思えたので。これも単なる反抗期ではなく、スマートかどうかは見てくれじゃなく自らのビジネスの成果物で示すという意気込みです。

 

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過去記事:

42歳になりました。

44歳になりました。

45歳になりました。

脱「売れてます!」宣言

やらないよりはやった方がまし程度のプロモーションしか出来ていませんが、やっててつくづく思うのは「売れてます!」という売り文句の空しさですね。

確かに本当に売れているので嬉しくなって、記事にしたり呟いたりするんですけど、これって「だから?」ですよね。もちろん一定の効果があるので全く無意味とは思いませんが、やはりやらないよりまし程度。

結局、いいものは放っておいてもそこそこ売れるという単純なことの証明でしかなく、自らの販売能力の無力さをただただ実感するだけですが、開発販売戦に乗り出すと決意したので、ここは開き直って突き進みます。そのうち何かわかると思います。

課題山積ですが、もう一度原点に立ち返って「そこそこ」売れることを喜ぶことを止めることから入ります。もの凄く売れるものを作ることをやらないと販促頑張っても無意味。なので「売れてます!」と書くことも止めます。

そして今月からステップを一つ繰り上げて、創る目標のゼロを1つ増やすことと、ここ数年まともに企画書を書いて仕事をスタートさせていなかったので、企画書を書く仕事を厳選して再開します。

もっとも企画書書かないと始まらない仕事は、早晩なくなると思いますけどね。そう思っていたら先日とあるMTGの席で、実績のあるデザイナーの先達もそう仰っておりました。

紙の企画書を前にして会議したり稟議したりしてたらもうね。天を仰ぎ見ますよ。メールも古いです。スマホのチャットアプリで決裁する時代ですから。

 

「ISSHIKI |一式製作所」サービスを提供開始

本日より、デジカルの本作りに関するサービスを集約した「ISSHIKI |一式製作所」を開始いたしました。今後一般に向けたサービス提供も見据えてメニューの整備に取り掛かります。

これまでも新たな取り組みはいろいろとやってきましたが、今回は当社の新卒採用社員である玉造くんがリーダーとなって進めることと、全社一丸のプロジェクトチームとして発足させたことが大きく違います。

この準備のために半年かけて社員を増員しました。主としてデザインですが、イラストが描けたり企画ができたりと多彩な人材が集まり、一気に平均年齢も下がりました。

採用活動はすべて現場に任せましたが、今回蓋を開けてみて感じたことは、従来型の編集者やデザイナーといった採用はもう終わっているということです。このISSHIKIチームも旧来の組織構造や制作手法から脱却した次代のものにしたい考えています。

現業の看板の掛け替えで営業はリアルにスタートさせているため、ネットプロモーションなどは、これからジワッと取り組む計画です。いまは何もかも器だけ。ひとまずつぶやき始めようなどの手法は採らないことにしました。

ただ、せっかく若き玉造くんが最前線に立って攻勢をかけるので、そういったものが見えるようなストーリーを考えてみました。

「先々代が戦後間もなく立ち上げた「一式製作所」。高度成長時代から80年代にかけて先代が「ISSHIKI」として大きく拡大、いま次期社長の3代目が新たに若者向け路線に向け走りだそうと、ゆるキャラ作ってエイエイオー!しかしそれを不安げに見つめる先代時代の古株たち」みたいな。

そのうちこのキャラでもあれこれ始めます。

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パソコン解説書の編集制作プロダクションからスタートして、いつの間にかデザイン制作会社になって、果ては電子出版まで。現在取引先出版社は150社ぐらい、年間案件数もおよそ500件といったところです。これから電子書籍も100冊単位で作る計画ですが、ISSHIKIでは、この出版コンテンツのデジタルクリエイティブに関して頂点を目指したいと考えています。