本日より、デジカルの本作りに関するサービスを集約した「ISSHIKI |一式製作所」を開始いたしました。今後一般に向けたサービス提供も見据えてメニューの整備に取り掛かります。

これまでも新たな取り組みはいろいろとやってきましたが、今回は当社の新卒採用社員である玉造くんがリーダーとなって進めることと、全社一丸のプロジェクトチームとして発足させたことが大きく違います。

この準備のために半年かけて社員を増員しました。主としてデザインですが、イラストが描けたり企画ができたりと多彩な人材が集まり、一気に平均年齢も下がりました。

採用活動はすべて現場に任せましたが、今回蓋を開けてみて感じたことは、従来型の編集者やデザイナーといった採用はもう終わっているということです。このISSHIKIチームも旧来の組織構造や制作手法から脱却した次代のものにしたい考えています。

現業の看板の掛け替えで営業はリアルにスタートさせているため、ネットプロモーションなどは、これからジワッと取り組む計画です。いまは何もかも器だけ。ひとまずつぶやき始めようなどの手法は採らないことにしました。

ただ、せっかく若き玉造くんが最前線に立って攻勢をかけるので、そういったものが見えるようなストーリーを考えてみました。

「先々代が戦後間もなく立ち上げた「一式製作所」。高度成長時代から80年代にかけて先代が「ISSHIKI」として大きく拡大、いま次期社長の3代目が新たに若者向け路線に向け走りだそうと、ゆるキャラ作ってエイエイオー!しかしそれを不安げに見つめる先代時代の古株たち」みたいな。

そのうちこのキャラでもあれこれ始めます。

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パソコン解説書の編集制作プロダクションからスタートして、いつの間にかデザイン制作会社になって、果ては電子出版まで。現在取引先出版社は150社ぐらい、年間案件数もおよそ500件といったところです。これから電子書籍も100冊単位で作る計画ですが、ISSHIKIでは、この出版コンテンツのデジタルクリエイティブに関して頂点を目指したいと考えています。