ひたすら美しいBSに戻すため奔走してきた結果、まもなく事実上の無借金経営に戻りますが、さらなる美しいBS目指して前進です。

なぜ事業経営者で頑張っているのか理由はいろいろありますが、金額という数字が仕事の成果としてとても分かりやすい指標で、それを自分で作ることができる仕事だからということでしょうか。

実際、たとえばブックデザインした本が年間ベストセラー2位になった、kindleランキングで1位になった、そんな数字では、いくら「どうよ!」と自慢したところで家内には全部「すごいね」の一言で片付けられてしまうわけですね。もっとも仕事内容に縁遠い彼女に非があるわけも無く、何がすごいのか、それをわかってるのかわかってないのか、わかってしまう自分が悲しいわけです。

ところがこれが会社の売上ガーとなれば下がれば心配するし上がれば安心するしで、その数字の違い違いが一目瞭然なわけですね。そこでオレも結構頑張ってると思うんだよな・・・と溢すのも疲れたので、もはや目に見えた違いを見せつけるほか無いと考え仕事をしています。単純に。

いや、これは社員にとっても同じですね。「社長、事業理念など能書きはいいから、とっとと給料が上がるように経営しろよ」と。はい。やります。

話がそれた。普通ならここでホッと一息なのでしょうけど、さらにBSを美しくするためには動かしている新規事業を加速させる必要があるため、その真剣度合いを増すため会社から資金を借りて別会計にすることにしました。

もともと公私混同できないようフルオープンな上に監査もいれてやってますが、今度はそのうち新規事業も別会計にして、1円でも儲けを積み上げないと一切頑張ったことにならないよ、新規事業って社長が道楽でやってんじゃないの。もしかしてだけど。と思われないよう社内で一目瞭然とすることにしました。

昨日は経営会議だったのですが、先生には次なる指標を与えてもらいました。社長、まずはBSをこうしましょう。ここまでいったらお金の見え方変わりますよと。

とにかく見てみたいですね。その新世界。

いまやっている事業内容も面白いですが、結果が出ればさらに面白く、ついでに関係者がホクホク顔になるとするならば、その仕事はみんなやめられないですよね。そういう意味では私の道楽に付き合って貰っているのかもしれません。有り難いことです。

というわけで頑張ってたくさん借金つくってどんどん返えそうと思います。さらに余裕ができたらまた銀行からも借りてあげようと思います。