今週は3つのプランを書きました。いずれも同年配かより若い社長さんとの協業プランで、向こう3年の未来像を共有しての事業計画です。

いま社内で第2次180日計画を実施中ですが、達成率は9割を超えているので以前も書いたとおり、180日プランを2回やって1年計画は立てられそうな自信も付いてきたので、自分の中で年単位の協業にGOサイン出しました。

リスペクトする大経営者も1年以上の具体的な計画は立てないと言っていたことと、意志決定が成果として結実する期間は以前よりも長くなっていると、60年前にドラッカーが言っていたことを考えると、1年以上の計画はホラ程度で、1年未満はしっかり見通しを付けておくのがバランスとしてよさそうな感じです。

というわけで計画立案のコツが少し掴めてきたので、それは少し進めることとして、次にその実行について考えています。

電子書籍事業開発を初めて数年経ちますが、せっかく屯田兵から単線そして複線へと鉄路を切り開いても、メンテナンスを怠ればあっという間に獣道に逆戻りなんだなぁと感じてます。

そのメンテナンスは資金の問題ではないですね。未来像の問題です。その線路は何のために必要で、どう人の役にたっていくのか、その目的を見失ってしまうと、あっという間に線路と機関車はさび付いてしまいます。

また、この獣道は山向こうの里への抜け道ですよと教える人がいて、「あ、そうなんですか。どれぐらいの時間がかかりますか?」聞くと、「いや、これから辿ろうと思っていて、一緒にどうです?」という人や、「その獣道を切り開いて道路を作りながら進めばいいんですよ」とか「最初にトンネル作って高速道路を通すべきだ」とか、なるほどその通りだなと思って聞いていると、なんだ言っているだけなのかとか。

今週は水曜日の午前中に2時間だけ出社して、あとはずっと外で計画練って打ち合わせの日々だったのですが、報告によるとメンテナンス部隊は楽しく働いているようです。

来週からは引き続き計画の精度を上げる作業を進め、同時に獣道に分け入って高速道路を建設するための測量を開始したいと思います。