幕末・維新をおさらいするために購入しました。素晴らしいムックです。1300円は安いと思います。

開国派と攘夷派の対立が、倒幕へ転換し維新に集約されていく。コンセプトが定まらない変動期に、どのように考え、どのように行動すればよいのか、先人の足跡を参考にしています。

まだ「電子書籍」の関連事業は始まったばかりですが、すでにその先の議論が始まっていて、「電子書籍」という言葉がその本質的な価値を体現していないので、ワーディングを再考しようという流れになっています。

全国の志ある方々と対話、議論、実践と、小さく試行錯誤を繰り返していますが、いろんな現場に出かけてみて、すでにアンシャンレジームとの対立段階は終了しているように思います。実質的な倒幕の結末がいろんなところに見えているのかもしれませんね。

個人と組織の問題も、スマホデバイスとソーシャルメディアの活用実践例が積み上がってくるにつけ、幕末の下級藩士のように組織内個人という立ち位置が示され、そういった組織内個人同士の連携も始まっていて、新たな変容が期待される段階に突入しているように感じます。

そして、まだまだ極小さいですが、底の浅い排外主義ではない独立自尊による攘夷の気風を、お会いする方々から感じます。

まだ明治政府のような次の明確なコンセプトが掴めませんが、この方向だろうと決めて一歩踏み出すことが必要なのだと思い全国出かけてます。

こういうことを実現したいのですが・・・と話をして回って、小さくとも成果を出す仕事が非常に面白いです。

交通機関の全くない150年前、そういうことをやっていた志士達の途轍もない情熱、エネルギーの凄まじさを実感します。