昨日は第12期最初の経営会議。事業計画の発表で40分オーバーとなりました。

売上は伸ばせるところまで伸ばす

ここ3期連続で期首目標通りの収益増を達成してきたのですが、もしかするとこれは甘い設定だったのかもしれないと、今期は書いた通りにならないよう(しないよう)、計画書に目標数値を記載せず「伸ばせるところまで伸ばす」方針にしました。

もちろん実際には薄氷を踏む思いで日々過ごしてきているので、今後も慢心の無いように徹底的に試算した数値は算出していますが、それを目標として社員に公表しないという方針です。

何よりも売上拡大を第1にしているのは、もっともらしいことをブログに書く以上に「体面」も必要だと痛感するためです。世のため人のためとなるならば、相応の売上規模(の責任)を持っていないと嘘だと思います。

加えて社員に目標管理的な考え方を打ち出すことには危険が大きく、クソ真面目バカ正直な、ようするに考えの甘い経営だと、社員に目標達成させて赤字転落というバカバカしいことが本当に起こってしまいます。

もちろん水ぶくれ膨張にならないように、労働集約型から知識集約型への切り換えで高い生産性を目指す具体的な行動計画に落とし込みました。

Small But Global No.1を目指すコンポーネントサプライヤー

世界で成功している中小企業と同じ事業戦略を導入中です。

まだ技術レベルが低いのでなんともいえないのですが、傾向としては倍増実現が見えていて現場の士気はとても高いです。

間もなく一段落なアベノミクスの次にオリンピックと、流れとしては上昇傾向なので上手く乗っていこうと思いますが、景気を伺い業界動向をチェックするような社会主義的な経営手法では5年後の倒産間違いなしです。

そういった先行きが少し望めたような気がするので、仮に社会的な大波乱でハードランディングがあったとしても耐えられると思いますし、後ろ向きの対応ではなく、数年後を見据えて超ドメ事業でグローバルを目指したいと思います。

トップマネジメントで業態開発

次に「トップマネジメントで業態開発」を目標としました。社長としては引き続きソリューション開発と電子書籍出版社の2本立てで進めます。

ソリューション開発については、大企業セクターにターゲットを絞って地方連携のインバウンドコンテンツビジネスをテーマに展開します。この事業のコアコンセプトはSEIHAです。

2010 年 8 月 9 日「SEIHAフレームワークで未来の読者を作ろうと考えています。」

4年前のことなので余計な話も入ってますが、考えている根っこは変わっていません。日本の地方と中央の再編に電子コンテンツが担える役割があり、それがインバウンド観光事業にもなると考えています。

当時は実現手法として単体ウェブサイトの開発に大金を注ぎ込んだことが失敗でしたが、今度は人的なネットワーク構築と実際的な付加価値提供を意識して地道に進めています。

電子書籍出版社については、今までに無い形の出版社を創ります。すでに着手していますが、コンテンツ+コミュニティタイプのものを考えていて、ウェブサイトと実店舗経営を想定して来年の春頃のスタートを目指して準備を開始します。

これに加えていよいよ取締役の萩原もブックデザインに続く第2のデザイン事業を開発拡張することになりました。すでに数点着手していますが、この事業は全国区で仕事を増やします。

以上、今期は大攻勢前の準備期間と位置づけて、足腰強くサイズアップを目指します。いろいろと増やしているように見えますが、いずれも周辺業態開発なので社員増員は1〜2名で賄う予定です。

あくまでも生産性高く高収益追求します。

 

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