夏期休暇の設定を現場の判断を任せてみたら、みんなバラバラに休みを取ることにしたようです。

この方法は調整が容易ですが、お盆の時期はビジネス全体が低調になっている上に、みんなが休みを取る秋口にかけては反対に社内リソースが不足気味となり、全体最適化の観点からは課題が残ります。

ということで、そもそも「お盆休み」と「夏休み」を重ねて考えること自体を疑ってかかる必要があるなと思っています。

帰省ラッシュは年々減少してきているように思いますが、それでもこの時期ビジネスは低調になっていますし、多くの人が休暇をとっている時期に休みを取ると、どこにいっても人が沢山でリフレッシュの意味が損なわれがちです。

ということで、多くの人が休みを取っている「お盆休み」と暑いさなかのリフレッシュ目的での長期休暇である「夏休み」の2つを設定すれば万事OKですね。

今期、ベースアップ対応、評価給体系の構築が長期課題になっていますが、この新しい休暇制度の検討整備も進めたいと思います。

難しい話ではなく、実行できるように事業を高収益体質に切り換えれば済む話です。

実のところ個人的には、日々好きな仕事を好きなように取り組むことができる環境が構築できていて、知足安分と思えばそれで済む状況になっているですが、社長がそんな内向き指向ではいけないと思い直しているところです。

より貪欲に生活品質の向上と将来的な資産形成を目指す高い収益性を追求したいと思います(そもそも自分自身、茶室を建てないとならないのだ)。

まずは社員の給料と休暇を増やし、その原資となる事業収益を捻出するための事業開発をして経営をするということですね。

なんとも当たり前な話になりましたが、休みを増やせば会社が儲かる理論。長期休暇が余裕で取れる会社は、年金の心配など不要な会社。

やっぱり大前提は経営者のハードワークですね。そのハードさに耐えられる諸々の状況、サポート、アドバイスなどに日々感謝です。