2013年2月23日エントリー「【続】ITリテラシー暴君だったと思う。」

を読んでくださった方からコメントを頂きました。嬉しくなってすぐに返信したのですが、コメント欄の返信って相手の方にはわかんないですよね。結果的に知りたきゃ今すぐ来いよ的になってしまっていて、いらっしゃってくださいました。大変恐縮です。

ちなみに事前にアイコンを拝見していて、どんなお姉さんが来るのかなぁ、などと暢気に待っていたら、とてもクリティカルなお仕事をされているクールビューティな大人の女性が来社され、心の準備が間に合わずドギマギしてしまいました。

さて、細かな実例をいくつかご覧になって頂きましたが、本当に役立ったのかどうか。また教えるはずが、話をしていて自分の方が改めて整理がついて気付いたこともあり、それをここに書き残しておきたいと思います。

沢山実践していてわかったことは、メンバーが10名前後のチームワークに最適なツールであるということです。また、とりまとめ役のメンバーが、自分にとってコミュニケーションしやすい形に設計するのが成功の秘訣だと思います(こうやって使って!とみんなの方向付けをする)。

もともと私自身がMLで飛び交う情報を整理したいということが導入のきっかけでした。届いた情報を整理するのではなく、予め整理整頓する場所を作り、そこに情報を書き込んでもらうということです。

ある意味これは絶対的なことなので、参加者と価値観がぶつかる場合、うまく稼働しないことがあります。それでも3分の2の参加者がある程度コンスタントに書き込みをするようになってくると、一気に生産性が高まるように思います。

ITツールの手軽さということもあって、ついつい利用ルールを徹底しがちなのですが、ここはざっくりと運用した方がよさそうです。全員に同じような緻密さ温度感で使ってもらうことを意識し始めるととても苦しくなります。

そういった点では、とても人間臭いツールだと思います(逆にいうと緻密かつ濃密な管理が好きな人には不評なところもありますね)。

仕事だけでなくプライベートでも、例の青年部の活動用に利用し初めているのですが、コアメンバー(12名)には段々浸透してきていて感謝されていますが、全メンバー(100人以上)の運用はまだまだこれから実践が必要です。特にガラケーがメインデバイスの方とのコミュニケーションでは課題がたくさんあります。

それもこれも、具体事例を見せないとどうしてもふんわりと抽象的な内容になってしまうので、本当はここにも実際の書き込み内容を掲載して教えられたらいいのですが、やはりブログに詳細を書くのは難しいですね。

そこで引き続き、詳しく知りたいという方は直接教える方法をとりたいと思います。

お茶の師匠にも、お点前は教えると自分の勉強になるから、少しでも機会を見つけて人に教えなさいと言われておりますが、今回のことでなるほどと思いました。

特に社員数10名前後の会社であれば、導入することでかなりの確率で生産性を高めることができると思います。これまでIT関連書籍をたくさん作ってきて、ビジネス書を読むのが趣味な小さな会社の社長なので、この点についてはかなり自信があります(笑)

ちなみにサイボウズLive自体は無料で使えます。こんなに素晴らしいものを使わないのは、それだけで損だと思いますよ。社長。