会計参与の前沢先生の事務所から毎月送られてくる事務所通信のコラムに、江戸時代の経営の三大要素と題したコラムが載っていました。

それぞれ意味が分かりますか?

ドラッカーなんて読まなくても、横文字でビジネスなんて言わなくても、我が国には立派な経営の先達と商売の歴史がありますね。ちょっとしたコラムでしたが、それらの意味を手帳にメモしました。

「始末」と「算用」については多少の自信があります。目下足りないと自覚しているものは「才覚」。これまで立派な経営者になることを目指してきましたが、どうやらより精密に言うと、自分は「商売の才覚」を獲得したいのだと気づきました。

そして、才覚という言葉の意味を単純に頭が良いという意味合いで捉えていましたが、そこが間違っていたようです。

今までのやり方をよしとせず、新たな事業やサービスを開発したり、工夫や努力によって、より顧客を獲得して、商売繁盛を図る能力。これを達成するためには、頭を絞って企画して、それを見込み客を探して熱意をもって口説いていく作業の繰り返ししか無いと考えます。

現在、全スタッフで常に頭を絞って、軽快にお客さんの元へ足を運ぶ機動力ある体制を作ろうと動いていますが、方針に間違いはないようです。