告知どおり14日、15日と一泊で社員旅行に出かけてきました。

もともと「ゴタゴタが落ち着いたら温泉に行きましょう。」と萩原さんと約束したことに端を発することでしたが、会社で「やりましょう!」と宣言したことをきちんと実行することは、社長としては何よりも大事だと考えています。

自分で言うのもなんですが、社長というのは嘘つき人種で、言ったことを守れない人々だと思います。

もちろん守ろうと思って達成できない事態に陥ったり、朝令暮改であるべきこともたくさんありますが、特にこういった社内行事は「売上に直ぐに繋がらない」ことだし「どうにでもなる」ことなので、調整や準備を考えるとただでさえ後回し先送りになりがちです。

実際、余裕があるわけでもなく、全員の仕事の谷間を見計らって日程を調整して古屋さんに徹底的に調べ上げてもらって、さらに予算を絞りに絞って、でも十分に満足できるように組み立ててましたが、やっぱり、真剣に妥協無く徹底的に考えてやれば、何事もなんとかなるものですね。

結果、戻ってきてみんなが書き込んでいた感想を見ると、おしなべて満足だったということで、また行きましょう。

さて、今回の目的地は草津温泉でした。総員6名なので自家用車での移動です。宿は定番ともいえる温泉旅館、規模が相当大きな旅館の格安パックを見つけてきて、大部屋に泊まりました。食事が2回ついて一人8,000円でした。

温泉場の超大型温泉旅館に泊まったのはみんなも初めてだったようで、太鼓ショーや湯もみショーも場末た感じもなく、年配客だけでなく割と若い宿泊客もいて、それなりに盛り上がってて、まずはこれが意外によかったですね。

料理もハーフバイキングということで、行く前はなんだそれ?大丈夫なのか?と思ってましたが、会場が巨大な天井の高い宴会場という雰囲気と、料理も好きなように調整ができるという点で、部屋で大量の料理を並べられるよりもいいかもしれないと思いました。

宿に到着して温泉入って食事とってショー見てまた温泉入って、それからささやかに宴会と、やっぱりこうやって決められたコースに乗る旅って楽でいいです。あとは終電気にせずたわいもない話をして、さらに寝る前に萩原さんともう一度誰もいない巨大な風呂で二人、みんなキャラが違って面白よね、などと話しながら結局寝たのは2時半ぐらいでしょうか。

結局、温泉には3回は入るぞとツイートしてましたが4回入りました(笑)

それから、今回は旅館での食事のほか、移動中の食事処は事前に情報を得ておいしいものを選んで食べてきました。加えて行きに府中のサントリーのビール工場と帰りに軽井沢のハルニレテラスにも見学に行きました。

これらはちょっとだけ仕事に関連して、立体的なメディアのプランニングのためにスタッフの現地視察の意味で立ち寄りました。ビール工場は一度行ったことありますし、私自身日頃から一人あちこち視察にいっているのですが、それでも団体で出かけると得ること感じることもまた変わってきますね。

この点、社員旅行以外にも、見学、視察には日頃からもっと意識して出かけるべきだなと検討しています。

最初にも書いたとおり、社員旅行は負担も大きいからと、そういったことを今まで後回しにしていたツケをしっかり払わさたなぁと感じることがあって、もっと地味にみんなで一緒に過ごす時間を作って、みんなの人となりや考えを知る時間を作ろうと、社長としてはそういうことも考えて実施しましたが、ようやくそういった”無駄”な時間を作ることの意味を学んだ気がします。

毎日、非日常を演出することの意味も考えさせられた。

きっと毎日やってるんだろうけど、太鼓ショーのときに全くにこりともせず淡々と(ちょっとだけめんどくさいなぁって感じで)、それでいてとても迫力ある華麗なバチ捌きをみせていた地元の女の子に(ぜひ地元の子であって欲しい)、なんかいいなぁと目が釘付けで、すっかり写真を撮り忘れました。