これまで沈黙を守っていたSEIHAプロジェクトのブログに投稿しました。

プロジェクト最後の立て直しを行います。| SEIHAプロジェクト公式サイト

リストラを敢行し始めてデジカルの来年以降の展開を少しずつ開示しながら、社長として自分の発する言葉の重みを痛感しています。だから下手なことが言えず腰が引けるということでなく、もっと上手に伝えられるようになりたいなと、今朝は朝礼もあったのでそう感じているところです。

その上で、SEIHA公式ブログで「最後」と表現したからには本当にほんとうの最後で、この次の立て直しはありません。これは絶対に立て直すという決意の表明です。

本当は、このプロジェクトはチームメンバーの二人に元気溌剌として駒を進めてもらうつもりでした。残念ながら荷が重すぎて、次第に遅れるようになり、そのうち疲労も蓄積し、叱咤激励も空しく響く状態となり、先週ついに破綻しました。

それでも私は粉々に砕け散ったプロジェクトの部品(彼らの心とでもいいましょうか)を一つひとつ黙々と拾い集めては接着し、本来仕上げるべき形(それはチームとしても)に作り上げています。先週はずっとその部品拾いと接着作業に没頭していました。

そんな無駄なことをせず今すぐ優秀な人材を使えばすぐにできることをと思うかもしれません。その通りです教科書的には。しかし、いま目前にいるメンバーでやるしかありません。今あるリソースでやるしかありません。また、こういう状態においてこそ関わってくれた人を仲間と言わずなんというのでしょうか。

もちろん浪花節だけで通用するほど甘く無いことも知っています。また、言葉を重ねることにも意味はありません。私がやります。そして彼らにやらせます。もうそれだけです。

この他言いたいことはもちろん山のようにありますが、今は愚直に進めます。