前回のお話は、なんだか前置きのほうに反応があって微妙な感じなのですが、でもいつも読んでくださっている方がいるというのは励みになります。

最近PVはチェックしていません。というのも、記事がRTされたりすると、爆発的にアクセスが増えるんですが、爆発的にRTされるような記事は毎日書けませんし、そんなに毎日ハイテンションだったら普通頭がおかしいと思うので。ということで、最近はもっぱらRSS購読者数をカウントしています。FeedLoggerのカウントによると今日時点の読者数は169人です。ありがとうございます。他にもブログメディアをやっていますが、いずれも読者数を1,000人ぐらいになるように育てようと思ってやっています。

さて、前回の続き。河野さんからコメントもらいましたが、ロープウェーは「攻城団」のプランBだったそうで、そう言えば聞いてた気もします。SEIHAはランドマーススポットを巡ることが基本のシステムですが、単純に場所を回るだけで面白いのかというと微妙です。そこに行って見てみよう。行って写真を撮ってみよう。行って試してみよう。そして記録に残しておこう、と思える行動に繫がるコト、モノがある(あった)場所で無ければなりません(行かなければならないのでせっかくならそこに楽しみを見出そうというのもありですね)。

この「攻城団」を動かすSEIHAフレームワーク。そのコンテンツの柱は「写真」だと思っています。もちろん書き込まれる口コミ情報も重要ですが、やっぱり百聞は一見にしかずだと思います。

何しろ今回の鋸山に行こうと思い立ったのも、その場所をテレビでたまたま「見た」からで、どんなに文章力がある人が鋸山を語っていたとしても恐らく行くことは無かったと思います。じゃあ動画の必要があるかというとそれは過剰と思っています。ここ数ヶ月Ustreamの配信の現場に行って、またUstの配信を見ながら感じたのは、必要な部分をみるためには「時間」が必要だということ。

YouTubeに必要な部分だけを見せる動画を共有するということも考えられますが、その場所の美しい写真1枚あれば、「どんなところだろう」という想像も膨らみ行ってみたいという気持ちを十分に持てるのではないでしょうか。また美しい写真についても、よく河野さんが言っていますが、素人でもデジカメで枚数を気にせずに撮影していれば「奇跡の一枚」が撮れるものです。そして撮れたら誰かにやっぱり見せたい。その場所は?

ということで、SEIHAフレームワークにおいて、写真が持っている情報量や役割はとてつもなく大きいということです。話がそれますがいま「攻城団」のα版を使ってみて、実際に城を巡った写真をアップしているのですが、自分が持っている最古のデジカメお城写真は1999年のもの。それから今年行った掛川城までの10年間。見ながら、あー、あのとき出張で行ったときに見たんだとか、これは職場から逃亡して旅行したときのだとか、そういう思い出も一緒に整理できて面白かったですね。城写真の自分だけのアルバムサイト(ライフログサイト)としても十分に楽しめると思います。そして、さらにどんどん増やしたい(制覇したい)とも。

また前置きが長くなってしました。

肝心の鋸山ですが、ロープウェー駅の上が展望台になっていて、ここからの眺めもなかなか素晴らしいです。ただ、今回の目的地はさらに奥の地獄のぞき。そこは日本寺というお寺の境内になっていて拝観料が必要です。ロープウェーは900円、拝観料は600円と、家族が多いので合計するとなかなか立派な料金です。

ロープウェー駅の屋上から

ロープウェー駅から地獄のぞきまでは徒歩20分ぐらい。石段を登ったり降りたり。直前の石段は結構きます。で、ようやく頂上に到着したと思ったら、なんとここでも大行列が!

なんじゃこりゃ。

この写真では直線に並んでますが、最初最後尾についたときは、この写真の左側にある展望台を囲むようにL字型に人が並んでいて、結局この日一番並んだ時間が長かったのがこの頂上でした。そして、ようやく覗けるころにはもう15時を回ってました。

依然としてつれない娘。近寄ってもこない。。。

で、その地獄のぞきは崖から出っ張ったところにあるのですが、高いのはわかりますがあんまり怖い感じはしませんでした。そのうえカメラが電池切れでiPhoneで撮影していたのですが、ストラップもないので落としそうだったのと、後ろも大行列で落ち着いて見る間もなく。よっぽど横から見たほうが面白いです。

でも、なかなか日本では見られない光景だと思う

横から見るとこんな感じ。

それでいろいろ並ぶのに結局1時間ぐらいは費やしていて、本当は大仏なんかもあって見ようと思っていたのですが時間切れ。一旦下に降りて下から地獄のぞきを見てみるとことにしました。

iPhoneのカメラでも結構きれいに撮れますね

百尺観音。これも見応えはありました。

日も落ちてきて幻想的な感じ。さ、帰ろう。

また長くなってしまいました。この後の帰りも結局大渋滞に填ってしまい、やっぱり家族サービスは最後まで大変なわけなんですが、他にも書きたいコトがあるので、その3に続けます。