SEIHAフレームワークで未来の読者を作ろうと考えています。

名古屋のジオメディアサミットでお披露目してから、SEIHA(攻城団)って、面白そうというお話をチラチラと頂けるようになりました。そう面白いです。何が面白いかって、社長の自分にとってはサービスを使ってみたいという思いのほかに、このフレームワークを広めていくとこういったことが実現できるという思いがあるからです。

そのひとつはすでに観光立国という視点からこのフレームワークの将来像ということで書いてみました。もう一つは、そのエントリーでもちょっと触れましたが、なぜ一介の編プロがこんなことを始めようと思ったのか、その起点となるところにある、新しい出版を手がけたいという観点からも書いてみたいと思います。

そもそもこのSEIHAプロジェクトには、前身としてハブメディアというプロジェクトが存在しました。これはデジカルがウェブメディアを作る会社に転身するための最初のステップとして河野さんと相談して準備したコンセプトであり、その背景には「無駄な本を作らなくて済むシステム」を世に提案しようという思いもありました。

まだこのシステムで具体的な成功例を上げるに至っていませんが、ウェブでコンテンツを連載することがどういうことなのか(どういう評価を得られて、また評価が得られないのか)を知ることができました。ここで得られた経験をもとに、コンテンツサイトを作って運営するという手法は、現在は「編集者.jp」というサイトに繫がっていて、これは編集者のベストプラクティスを共有しようという大義名分のもと、当社のデザインサービスのマーケティングツールとして大きな役割を果たすに至っています。

この編集者.jpについては、寄稿についてもお話をいただくようになりまして、まさに今週から新しいコンテンツが一つ増えました。

あの編集者のキャッチコピー力

このほど、「キャッチコピー力の基本」を上梓された川上徹也さんが、AERAやディスカバートゥエンティーワンなど、出版業界でキャッチコピー力といえば、といった方々にインタビューしています。今週水曜日から連載開始です。

話が大幅にそれました。

先週書店の店頭で、業界紙に連載されていた書店員のコラムをまとめた本を手に取りました。買おうと思って手に取ったのですが止めました。なんだかワーキングプアをことさらに強調するような、やさぐれた感じがなんとも重苦しいというか、そういや最近、書店ってなんだか未来を感じられる場所になっていないかもなぁ、という思いがわき起こってくるのを実感したためです。

本は好きです。年末本棚を全部潰したにも関わらず、もうすでに本棚一杯に新しい本が増えています。でも、そんな本好きがすっかり行かなくなった場所があります。それは街の図書館。なぜかって答えは簡単です。そこに並んでいる本を読むよりも、iPhoneでRSSフィードやメールやTwitterのつぶやきから、リンクされたコンテンツを読んでいるほうがとても楽しいからです。恐らく今図書館に行っても、書架から本を引っ張り出す前にiPhone引っ張り出すと思います。

これって図書館の役割がなくなったと言いたいわけではありません(完全電子化されたらなくなるのかもしれないが)。iPhoneの中身が図書館に置き換わると思っているわけでもありません。もっというと、電子書籍がリアル書籍に今すぐ取って代わって書店がいらなくなるとも思っていません。

単純にその場が楽しいかどうか、楽しくしようとしているかどうかの問題ではないかと思っています。

それでSEIHAフレームワークですが、ここではランドマークスポットのデータベースを使って、いろいろな人が情報を読んだり、書き込んだり、写真を見たり見せたり、そのことについて会話したりできる場所を作ろうと思っています。そこでコンテンツを読んだり見たり聞いたりして、それで満足して貰えれば十分だし、さらにそのコンテンツを再編集したものを、そのコミュニティで提供できるならば、それこそ無駄なく出版が実現できるのではないだろうか、とそのようなことを考えています。

もっとも自社出版の本だけを売ろうと考えているわけではなく、そのコミュティの参加者に深く伝わる、これまで知られていない本も改めて売る機会を作ることができるのではないかとも考えています。

何が言いたいかというと、それで出版社の本が売れるようになれば、その周辺で商売を続けている当社も自ずと儲かるというお話で、売れる本作りをトータルにサポートするという社是でやっていますが、さらに大きな枠組みでこれをサポートできると思っています。

関連して。

今朝ほど、河野さんからネット広告に関する自主勉強会の資料が送られてきました。そのうち公開されるということですが、一読して面食らいました。こりゃ訳分からんな。と。それで、またぞろ勉強の虫がうずき始めていたのですが、いやいや待てよと、今度は考えを変えて、ことSEIHAに関してはネット広告で一緒にビジネスを組み立ててくれる、自分よりも優秀な人をしっかりと探そうと思っています。

SEIHAのフレームワークは、ランドマークスポットの情報を活かすことで、物販を含めて全方位でビジネスが組み立てられると考えています。今後どんどんと人材を集めて行こうと考えていますが、いま河野さんと今すぐにこういった人が必要だと話をしている人材は、次のことができる人材です。

・SEIHAの自社サイトを立ち上げまくる(事例をたくさん作る)
・SEIHAのスポンサードの営業をする(平たく言うと広告です)
・SEIHAの企業担当者向けのセミナーを開催する

SEIHAは10年は儲かって楽しめる事業だと思って取り組んでいます。デジカル自体は、前期赤字決算だったということもあって、今期は身を引き絞って経営をしていますが、それでも果敢にベンチャー事業に取り組もうという考えです。

しかしベンチャーだからといって無給に近い薄給で我慢しろというつもりはありません。私自身が子だくさんで経営者をやっているので、この辺りはちゃんと食べていける算段の上でチャレンジし続けています。今すぐに高給を期待されるのは困りますが、楽しんで儲けようと思っている人とは一緒に仕事をしたいと強く願っています。

6 Replies to “SEIHAフレームワークで未来の読者を作ろうと考えています。”

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  3. ピンバック: 河野 武 / KOUNO Takeshi
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