自負心との付き合い方

上手いタイトルを思いつかないのですが、言いたいことは「おじさんになっていることを自覚するのは難しい」ということです。

編集者として仕事を始めたその翌年にWindows95が発売され、すぐにインターネットがやってきて、今で言うところのブラック企業な環境でDTPをする編集者として解説書を作ってました。

もともと今で言うところのアーリーアダプターな父親のお陰で、高校生のころから自宅にはNECのマイコンが家にあって、デジタルには慣れ親しんでいた方なので、コンピュータ技術書の仕事は面白く、HTMLからExcelVBA、Linuxそして自作パソコンと手当たり次第自力でやれることはやってきて、ネットのサービスがいろいろと出始めると、これを端から試して回って、そこそこ何かがわかっていると思ってきました。

確かに、それは小さな会社で雑用係を兼用せざるを得ない社長業をやっていくにはとても役立って、またそういったことを活かして新しい事業を作っていきたいという野望に燃えてやってきましたが、時の流れは残酷ですね。決して怠けていたわけではないですが、やはりすべてのことを自分の力でやれるわけでなく、限界があることを知らされました。

もともとエンジニアの技術や才能があるわけでもなく、それ以前に編集制作会社としてやることに追われていて、簡単にいうと器用貧乏な状態のままここまでやってきて、ふと気づくと何もかもが中途半端な状態になっている、そういう状態です。

ほんの一瞬、もういちど学校にいって自分で勉強するべきかと思いましたが、15秒ほど悩んで止めました。これまでウェブエンジニアリングについて、きちんと人に任せることなく片手間でやっていたことを反省し、専門家にお願いして体制をしっかりと構築し直すことにしました。

ほんとうに今更ですが、気づいてやり方を変えたので良しとします。おじさんはおじさんらしく、いろいろと若いものに気持ちよく働いてもらえるよう、その気にさせるような仕事に徹しようと思います。