出版不況で考えていること

定点観測記事です。自分の振り返りと展望の確認の意味で書いています。過去記事もありますが、読んでも役立たないのでリンクは貼りません。

出版不況、雑誌販売の不振が深刻…初の10%減|BIGLOBEニュース

もはや感想としては「承知しました」以上です。

さすがにこの状況で絶好調という会社はごく少数と思いますが、いまどき「不況だから業績が悪いんだ」という経営者の方はいらっしゃらないのではないでしょうか。そういった意味でも、こういう記事にどんな価値があるのかと思いますが、そもそもその新聞も読まれてないよねと思ったり。

少子化、人口減と同じで、生産性を高めていけばよい話と考えています。逆に減少した分、必要な仕事も減るので、自ずと業界での深夜残業もなくなって労働環境も健全になっていくのではないかと思っています。

この先、生きた化石として生き残るか、環境変化に適応して進化していくか、2つに一つだと思いますが、当社としては書店流通の版元ではないので選択の余地なく後者で、2つの側面でこの状況を捉えています。

第1は現場「編集者の皆さまの企画編集業務を楽に楽しく」をモットーに、ISSHIKIサービスの強化に努めること。

もう1つは、全国に潜在的に眠る出版需要に対して、ネットでの情報発信を組み合わせたデジタル出版サービスを開発展開することです。

後者については、この数年、あれもこれもやりたいばかり先行してきました。実際、まだまだいろいろなことができると考えていますが、松下幸之助翁の不況心得ではないですが、いまは人材育成と組織づくりが先と考えています。

焦らず着実に駒を進めたいと、最近はそのように考えています。

■不況克服の心得十カ条

第一条 「不況またよし」と考える
第二条 原点に返って、志を堅持する
第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ
第四条 不退転の覚悟で取り組む
第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る
第六条 時には一服して待つ
第七条 人材育成に力を注ぐ
第八条 「責任は我にあり」の自覚を
第九条 打てば響く組織づくりを進める
第十条 日頃からなすべきをなしておく