定点観測記事です。もう7年になります。

こういった年単位の振り返り展望記事は他にも書いていますが、だいたいこれぐらいの年月続けるとなにか自分で一回転しているように思います。今回のサイクルは厄明けスタートだったので、テーマとしては「不惑とは何かを知る」といったようなことでしょうか。

数年前に「惑う」ということが具体的にどういうことなのか、私自身の振る舞いを客観的に指摘され、それに気づいてから随分流れがかわってきたように思います。また、この間の様々な師匠からの教えも血肉になっていると思います。最大のものは父からの薫陶というか、40代の過ごし方のようなものを何通かの長いメールで教わったことが印象深いです。

この夏は、会社の体質とともに自分自身の身体の体質まで転換しました。もともとこうしようと明確に決めていたわけではありませんが、流れとしてやはり大きな調整期間だったんだろうなと、自分で書いていてすっかり忘れていたのですが、去年書いたとおりこの1年は「後に振り返っての明確な転換点」となりました。

転換後の展望ですが、テーマは事業開発と人材育成です。これからだいたい5年ほどで結果を出したいと考えています。これまでも開発はやってきましたが、事業開発のほんとうの意味が組織構築であることに今更ながら気付きました。また今年は長男が巣立っていったのですが、5歳違いでデジカルと同い年の次男が多感な年頃になってきて、こちらと同期させて育て直しと考えています。

ということで、腰を据えてやっていくぞと決意の上で、この誕生日の年単位定点観測記事も今回でお終いにします。

最後に、来年で出会って30年になる家内とも、この期間はいろいろと転換期でした。昨日は久々に深夜の帰宅となって帰ったら置き手紙がありました。

何かを切り取った裏紙。

この歳になっても学生時代と変わらずこういうのを頂けるのは、夫としていわゆるひとつの勝ち組だと思うことにして、明日からも張り切って頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。

過去記事:

47歳になりました。

46歳になりました。

45歳になりました。

44歳になりました。

42歳になりました。