小さな会社の経営者が電子出版するときに押さえておくべき3のポイント

金風舎の新刊から電子書籍を自社のビジネスプロモーションに活用する事例です。

SNSも一般化してきて、情報発信は当たり前の時代です。最初に答えを言ってしまいますが、大事なことは、どういうコンテンツをどのように発信するのかということです。

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システム監査とは

松井さんにお会いして話を伺うまで「システム監査」という仕事のことは知りませんでした。

監査といえば会計監査が一般的ですが、最近では高度な知識が必要なITシステムに関しては公認会計士とシステム監査人とでチームを組んで取り組むことが増えているとのことです。確かに業務システム自体に欠損があるかどうかは金勘定以前に企業の業績に直結する大問題ですね。

当社の場合も、例えば電子出版の販売報告システムが突然システムダウンしまったとしたら。今なら1時間もあれば完了する業務も、数百ある販売アイテムを1つずつExcelで集計して1通ずつ連絡するような阿鼻叫喚の事態に…。背筋も凍る話です。

当社のような小さな会社ですらこのような状況ですから、これから多くの企業においてシステム監査がますます必要性を増すことになるのではないでしょうか。

内容と構成が8割

この出版相談を受けたときに一番最初に考えたことは、いわゆる書店店頭売りの「売れる」本作りでは購読者、この場合はシステム監査技術者になりたい人はともかくも、松井さんの会社に仕事を依賴したいと考える見込客には届かないだろうなということです。そもそも出版企画すら成立しないだろうと思います。

さてどう企画したものかと考えていると著者の松井さんから、この仕事は事件捜査の推理小説のような面白さがあるとの話を伺って、なるほど事案紹介自体が読み物としても面白いと考えました。

ビジネス書ブームを一通りみてきて思うことは、読者(見込客)にとっては、その会社の社長がいかに成功しているかどうかなどどうでもいいことで、あなたの会社がどういうサービスをしてくれるのか、その効能はどういうものなのか、どういった考えでサービスしたり商品を開発しているのか、その事実を知りたいわけです。

ごく当たり前の話ですが中身(事実)があるかどうか、独自の業務実績、経験があるかどうかです。そういった観点から自社が持つ知見、知識や技術をわかりやすく解説した電子書籍は訴求力が高いと思います。

出版物として丁寧な校正と優れた表紙デザインが必要なことは言うまでもありませんが、電子出版では、電子書籍に至る導線設計が不可欠だと思います。今回は電子書籍の序文を拡張し、松井さんのビジネスに直結させる構造としてLP(ランディングページ)も作成しました。

「3分でシステム監査がわかる」特設Webサイト

Amazonの書誌情報や著者ページも重要ですが、やはり自社サービス紹介との連携を考える上で不可欠な要素とと思います。

まとめ

小さな会社の経営者が電子出版するときに押さえておくべきポイントは以下の3つになると考えています。

1.独自の実績や経験に基づく実用知識や技術をわかりやすく伝えるコンテンツ
2.コンテンツを購読者に訴求する表紙やウェブサイトのデザイン
3.電子書籍までの情報導線を考慮した情報発信の設計

テーマによって展開するメディアのパターンは、メルマガだったりブログなどの組み合わせも考えられますね。

当社では、この編集デザインサービスをEMD(EditorialMediaDesign)事業として進めています。コンテンツの企画制作から金風舎での配信、出版まで、御社のサービスを見込顧客に向けてコンテンツ配信設計を企画し、訴求力高いデザインで展開します。

EMD -EDITORIAL MEDIA DESIGN- | 株式会社デジカル

この仕事は編集者としてこの会社を創業した目的に合致した仕事で、経営者としても次世代の編集者を育成するといった意味で非常に面白くやりがいある仕事です。なによりも制作出版する電子書籍が依頼企業にとっても当社にとっても、そして何より多くの購読者にとってもコンテンツ資産となるという点です。

この先もじっくりと事業開発を続けていく考えです。