マイクラに衝撃を受けている話

「マイクラのiPadアプリが欲しい。」

昨年の秋、中学生の次男の誕生日に言われたときには、いよいよプレゼントにアプリを買う時代になったのかと感慨深く思いながらも、所詮子供のゲームと深く考えず放置していました。

その後は想像通り「もういい加減にしなさい!」の怒号飛び交う中、寸暇を惜しみ、あらゆる場所に隠れ潜んでは果てなき世界構築の夢に励む次男と母親との攻防を、あぁいつか見た昭和の光景よと、煩わしくも微笑ましく引き続き放置していました。

私自身は中学生のころにファミコンブームで、学生時代にこそ友人宅で徹夜でやることもありましたがゲーム専用機はつい最近までありませんでした。今年になってVRを試そうとPlaystation4を買ってきて(肝心のVRがまだ買えませんが)、長男、長女とバトルフロントなどのよくある戦闘ゲームをやっているぐらいです。さすが最新のゲームは映画みたいだねと素人感想しかありません。

そんな中、黙々とマイクラを続ける次男。

そのうち小学生の次女までがやりはじめ、気づくとYoutubeで延々とプレイ動画を見始めている始末。いったいどこまでのめり込んでいるんだと少し気になってきた頃、次男がPlaystationで体験版をダウンロードして、一度やってみてと懇願するので、どれどれいったいどういうものかと教わりながらやってみました。

マイクラとはMincraftというゲームです。

『Minecraft』(マインクラフト)は、Notch(マルクス・ペルソン)と彼の会社(Mojang AB)の社員が開発したサンドボックスゲームである。ブロックを地面や空中に配置し、自由な形の建造物等を作っていくゲームである。シングルプレイとマルチプレイができ、日本語圏では『マイクラ』という略称で呼ばれることもある。PC版、PE(Pocket Edition:スマートフォン用アプリ)、家庭用ゲーム版が存在する。
2017年2月の時点で、全てのプラットフォームでの販売が累計1億2200万本を突破した。Minecraft – Wikipedia – ウィキペディア

多くの人は初めてのときにある種の衝撃があると思います。それは何をするのも全く自由だということ。何もしなければ何も起こりませんし、何をしていいのかもわかりません。

次男に言われるがまま動いているうちにだんだんとわかってきたのは、拙い表現でいえば、例えば「シムシティ」をやってみると経営脳が刺激されるのと似た感覚で、マイクラをやっていると「クリエイティブ」脳が刺激される感じです。

確かにこれは楽しいし、果てしなく楽しめるゲームだと理解しました。と、ここまではお父さんが”現代っ子”の遊びに関心しましたといった話ですが、今回の本題はその先です。

一度自分で試してみてこれはいいものだと判断したので、かねてより催促されていたMac版を買い与えてみることにしました(3,000円という低価格なのも驚き)。するとさっそく友達と一緒にやるんだと自らSkypeのアカウント取得とMinecraftサーバーのセッティングを始めました。

自由にiMacを使えるようにしてやってはいたのですが、まさか自分で情報を調べて設定できるようになっているとは思わず、まずはそこで驚いたのですが、さすがに中学生にサーバー設定は荷が重く、そこは少し手伝ってやると、すぐその場で友達を呼び出して一緒にプレイを始めました。

ソフトを買ってサーバー設定するまで2日とかかってないですが、まるでもう何日も一緒にプレイしているようなスムーズなやりとりです。

画面に向かって喋りながら、ひたすらマウスとキーボードを駆使し、建物を作ったり洞窟を探検したり、彼の友人と一緒に共同作業している様子をみているうちに、これはいま社員がクラウド経由で各地のスタッフとクリエイティブ作業をしていることそのものと気づきました。

あっという間に4人になっている。

この15年ぐらい自分が苦心して構築してきたオンラインでの共同作業工程をらくらくこなしている中学生を目の当たりにし、完全に時代が変わったなと理解しました。

そしてある意味未来をみている感覚です。