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見たり聞いたり考えたりしたことを綴ります[香月登 編集ブログ]

Archive for 3月, 2010

編集者.jpスタッフ募集

と、公募する前に、ぜひ担当させてください。というメールが萩原にありまして本日面談いたしました。

とある版元の若手書籍編集者の方で、いろいろな編集者に会って話を直接聞いてみたいということ。

願ってもないことです。

萩原とも話をしていますが、この先、編集者.jp自体は、いろいろな方に参加いただけるオープンなコミュニティに育て行きたいと考えています。それが私なりにお世話になっている出版業界に対してできる恩返しかなとも考えて。

はじめに

編集者.jpは、「編集」の仕事について考えている方のためのブログメディアです。

1997年以降、出版業界では市場規模を年々縮小しています。加えて百年に一度の未曾有の不況といわれる現在、出版社をはじめ出版に携わる多くの関係者には大変厳しい状況が続いています。

この出版業界をなんとか盛り上げようとする様々な活動がありますが、この編集者.jpでは、優れた著作を世に送り出そうと奮闘する編集者に焦点をあて、本作りの最前線から出版業界の展望を探りたいと考えています。

あの本を作った編集者の哲学。
ヒットメーカーの仕事術。
そもそも編集ってなんだろう。

ヒットメーカーにせまっていきます。

そして、いまは書籍編集者が中心ですが、私自身の思いとしてはウェブメディアの編集者にも焦点を当てていきたいと考えています。

このような活動に興味がある方(編集者や編集に興味のある方)はお気軽にお問い合わせください。お会いしてお話できればと思います。

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「春色無高下」

今日は靖国神社で野点のお手伝いでした。心配した雨こそ降りませんでしたがかなり寒かったですね。

春秋棚での立礼です。

例によって運転手兼雑務係で早朝からお迎えなわけですが、車中でまたまた当日になって大役を拝命することになりました。今回は半東です。亭主がお茶を点てる間に、客にご挨拶と道具の説明をし、運びをするお役目。道具の説明というのは、

軸:「春色無高下」鵬雲斎大宗匠
茶碗:渋草焼 / 久宝 波の絵
棗:大堰川棗 司峯 / 春秋棗 宗哲
茶杓:真精院「若草」
水差:真葛香斎 鼓堂型
建水:チベット
蓋置:金井紫晴 ちょうちょ
釜:車軸釜
数茶碗:黒石釜 三島写

と、こんな感じのものを覚えて、 お客様にご説明するわけです。まぁ最初は覚えきれなくて、ちょっとごにょごにょとごまかしてしまいましたが・・・。それにしても一般客がたくさんの野点なのに、先生も結構立派なお道具を持ってこられてました。値段聞いたらちょっとびびりますよ。

亭主の左側に座っている男性が半東です。

で傘の下に短冊を飾ってあるのですが、こちらは先代のお家元鵬雲斎大宗匠の筆によるもので「春色無高下(しゅんしょくごこうげなし)」と書いてあります。これは春の色には高いも低いも無い、つまり春は誰にも平等に訪れるもの、という意味でございます。なあんて、説明するわけですね。

それにしてもいつの間にか春ですね。今年もあっという間に4月です。

今週はお花見しないと。

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君は請求書を発行しようとしているか

ここ1ヶ月ずっとカバンに入れてて、何度も読み返している本があります。その本に書かれていることすべてが正しく(そして正しいが故に読むほどに腹立たしい)、今はその通りに実践しています。未来の会社のあるべき姿について、いろいろなことが書かれていますが、ここが本質という部分を1つだけ。

ビジネスに対して「利益を上げる方法は将来みつける」なんて態度を取る人は話にならない。ロケットを建造するのに「とりあえず重力はないことにしましょう」と言って始めるようなものだ。利益にいたる方針のないものはビジネスとは言わない。それは趣味だ。

(中略)

ビジネスは、請求書や給与のような現実的なことがらを相手にしなければならない。現実のビジネスは一日目から利益を気にかける。「問題ないよ。我々はスタートアップなんだ」などといって深刻な問題を無視しない。実際の企業として振る舞えば、より成功に近づくだろう。

本当に儲かることは人に教えないものだから、この本もレビュー記事にして紹介しません。でも、アンテナ感度が高い人にはどの本なのか分かるでしょう。

posted by katsuki in 仕事 and have Comment (1)

敵は出版プロデューサーです。

デジカルは新しい出版を実践するため、日々活動しています。

今日は、最近、電子出版で大きな成果をあげた方と、今後の展開についてあなた出版社と協力関係が築けないかということで話をする機会を頂きました。今後も情報交換をしながら、ともに事例を共有しながら電子出版を実践していくことで合意することができました。

席上、電子出版は既存の出版社と競合しない(どころか補完する最適なソリューションである)ことや、情報商材とは一線を画す内容と適正価格を追究することや、著者を食い物にするような関係性を持たない、というようなことで一致点を見いだすことができました。

中でも特に私が声を大にして言いたいことは、これで商業出版ができますよという出版プロデューサーのほとんどすべてが(全員じゃない)、とてもいい加減なことをやっていて、著者のコンテンツを短期的に換金し、結果売れない本を大量生産して著者だけでなく出版社にも損害をもたらしているということです。

Amazonキャンペーンで1位をとれとか、1冊目が失敗したら後がないからプロモーション費用かけろとか、そんな事じゃダメだもっと自分のとがったところを出せとか、タイトルを煽れとか、出版社の利益を最大化することを間違った方向で実現させようとして、結果、著者の人格を踏みにじっている連中が多すぎます。

だいたい「読まれる本」を作るために、大金使ってAmazonキャンペーンで1位を取ったり、人格改造したりする必要があるんですか?何のために出版するんですか?そんなことして儲かるのは出版プロデューサーだけなのは(しかも超短期)明白でしょう。

出版プロデューサーとかいう肩書きで企画書販売をしている人(もっと悪質なのは本業があるのに出版プロデュースを語ってる人)は、デジカルにとっては大事な取引先である出版社や著者を食い荒らす●●です(適当な言葉を入れてください)。こういう連中を滅ぼすためにも、あなた出版社のサービスはもっと磨きをかけたいと思います。

一緒にされたくないですから。

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胃袋で考える

先週は営業同行週間でしたが、今週は会食週間です。

最近はランチミーティングも増えているので、夜会食が続くとちょっとご馳走を食べ過ぎな感じです。でも社交というか外交というか、渉外な仕事は胃袋勝負ですよね。胃腸が強くて両親に感謝です。

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posted by katsuki in 仕事 and have Comment (1)

企画する会社にすること

どうしてこれからの日本は、モノ作り大国ニッポン戦略では駄目なのか?

その答えは、モノが余っているから。

ではないでしょうか。年末に大量に本を捨てて、またぞろ増えてきましたが、読み切れないのも含めて無駄にモノを増やしている気がしててますますそう感じています。

話がそますが、最近映画のDVDを全く買ってません。なぜって、映画館行ってwowowとスカパー契約してたら、ほとんどの映画コンテンツにアクセスできるようになってしまって、TVのHDDに録画したものを消費するのすらおぼつかない状態なんです。ますますモノが入りません。

出版もそう考えたら構造的な問題がより明確に浮かび上がってくるように感じます。議論が活発な電子出版にしても、データファイルを作ることが目的になっていたら同じ過ちを繰り返すだけだと感じています。それも縮小大量生産で。ジリ貧になりそう。

一方で、モノと同じく安価で大量に入手できるようになった情報に、これからの商機があるのは誰もが考えていることだと思いますが、特にモノやコトに連動した情報をどう活かすのか、そこがキモだと思います。見ていて上手くいっているところは全部そうです。SEIHAもそこの一分野を制覇したいと思ってます。

そうなってくると、どういうふうにモノを作ったり、どういうふうに流通させたり、ということを考えることがますます重要になってきて、そこに大きな価値が生まれるわけですから、そうなるとこれから伸びる会社は事業会社ではなく、企画会社だと、結論は自ずから導き出されると思います。

と、ここまで、今日買った本を読んでいてウンウンと首肯していました。未来を見据えたとてもすばらしい事業家の本です。いつもならオススメしてリンク貼るのですが、もったいないのでヒミツ(笑)

これから20年ぐらい会社やって伸ばしていこうと思っているので、絶対に伸びる分野にしか手を出したくありませんし、今朝も朝礼でそういう話をしたばっかりだったのでまさに我が意を得たりでした。

でも、大問題が残っていて、それはお金の問題。人件費と家賃といった固定費をまかなえるだけの安定的な収益がないと、会社はいつまでも「御用聞き」のマーケット・インで、いつまでたってもプロダクト・アウトな企画はおぼつかないということです。

これは切実な問題。さらに労働集約型ビジネスからも脱却しようともがいているところですが、そのためには今やっているプロジェクトは何が何でも成功させねばなりません。

努力とか工夫とか、情熱とか、そういう簡単な言葉じゃ足りないものすごいナニカが必要です。そして何よりも稼ぐ力が圧倒的に足りないです。

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09秋中途入社組懇親会のご案内

先週書いた入社半年組で懇親会を実施しました。経緯はコチラ「入社半年どうですか?」。

白井くんに店を選んでおいてと頼んでおいたら早速メールがやってきました。

香月さん、岡田さん、南さん

おつかれさまです。白井です。

明日の懇親会について
あえてこういう名前のお店をチョイスしてみました。
ここから成り上がるという意味で。もちろん安めです。

どん底
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13006803/
東京都新宿区新宿3-10-2
03-3354-7749

3/18(金)19:00~で
よろしくお願いします。

いやはや、山手線車中で読んだのですが思わず吹いてしまいました。こんなところで良い仕事しなくても(笑)

若かりし頃はレーサーを目指し、最近になってドラム始めたりスノボーやったり、南くんのそのアグレッシブなメンタリティーには毎度驚きますが、ブックデザイナーの彼は、これから編集と印刷も担当し、劇団ひとりならぬ”出版ひとり”を目指すとか。いいですねー。さっそくあなた出版社に入社してもらってブログ書いて貰いましょう。

その笑顔に似合わず、とにかく「たくさん食ってたくさん寝ろ」と肉食系ならぬ猛禽系なメンタリティーなのは、若かりし頃、三宿でバブルを謳歌した正統派アラフォーの岡田さん。BeJenneの営業も軌道にのってきて、どんどん攻めまくってます。どんどん加速させてください。

というわけで昨晩は楽しかったです。当初の予想に反してかなり盛り上がりました。一気にこれだけの人に加わって貰ったのも初めてだし、それぞれ経歴も持ち場も全然違うし、へぇーそんなことやってきたんだ、とか、そういうこと考えてるんだとか。やっぱりこういう無駄な時間は大切ですね。

あとは成り上がるだけ

posted by katsuki in 仕事 and have No Comments

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

体調不良で遅刻したり突然休んだり、納期が遅れたりしてて、最近耳にする言葉(今日も2回見て聞いた)。若い連中で流行ってんの?

いやいや君たち、迷惑かかるほど大きな仕事してないから。それよりも、周囲が「この人に任せて大丈夫か?」と不安になるようなことをしていることに一刻も早く気づいてほしいね。

たぶん気づいてないからそういう言葉遣いになるんだろうけどね。分かっている人ならきっと、「ご心配をおかけして申し訳ありません。」というと思うよ。

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企画会議は楽しい

どうして独立しようと思ったときに編集者としてフリーランスを目指さず、わざわざ会社を立ち上げたのか。間違いなく、この企画会議をやりたかったというのが根っこにありますね。

もちろん都度プロジェクトチームを組んで成功したら解散!みたいなのもスマートでいいのですが、「バカそんなの儲からないだろ」、「何だコンチクショーこの石頭」的な会議は、同じ釜の飯を食う仲間で会社なればこそと思っているので、河野さんにお願いしていることも、この企画会議ができる社員をそろえたい(育てたい)という思いが背景にあります。

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posted by katsuki in SEIHA and have Comments (3)

編集者.jpが本になります。

タイトルが決まりましたので続報です。これまでの経緯はコチラ「編集者.jp、本になりそうです。」をご参照ください。

この編集者.jpは当社デザイン室のマーケティング用のブログメディアで、WPで作っています。編集長は萩原、新人の高橋、中島が二人で取材編集を担当していますので外注制作費はゼロです。

もともとデザイン制作部門の売上げ向上のために開発運営し、すでにその売上げ向上において大きな成果を獲得していますが、さらに出版まで決まってものすごい効果です。企業によるメディアサイトの運営について、存在はささやかながらも大きな実績を上げられたと思っています。

さて発刊していただける出版社は、「デザインの現場」で我々には馴染み深い美術出版社さん。そしてタイトルは

『スゴ編。』

-カリスマ編集者から学ぶ7つの仕事力-

に決まりました。

中島が昨日も徹夜して作業してました。

そしてカバーデザインは、当社のお向かいに事務所を構えておられるビジネス書ブックデザイン界の大御所、TYPEFACEさん。いろんな意味で当社にとってスゴイ企画になりつつあります。

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