henshusha.jpの再始動企画を考えているが

もう5年前に一度完了したプロジェクトですが、いまだに話題にしていただけています。そして当時からずっと同じことしか考えていないことに気づきました。我ながら執念深いです。

この記事にも書いていますが、このhenshusha.jpは、ブックデザイン事業のマーケティングツールとして始めたものです。当時から当社の売上は単純に3倍になっているので、この施策はかなり効果が高かったと自負しています。

さて、来期からEMD事業を正式に始動させて、ハイパーメディアクリエイターの呼称を辞め編集者に統一しようと考えているところですが、せっかくhenshusha.jpドメインも取得してるわけなので活かさない手はないなと考えています。

当時は出版社の編集者に絞っていましたが、当然のいまの「編集者」は版元に留まるものではありませんね。どう展開していこうかなと、今なら人材獲得のために活用するのがいいのかなといろいろ考えていますが、社内で手も頭も足りません。再始動するとしても少し時間が必要です。

高いクリエイティブを売りにすることを止める

EMD事業を本格的に稼働させています。今朝は初号案件のファーストステップ、ローンチ後初の定例MTGでした。

旧世紀型知識集約型企業に、暗黙知として眠っているコンテンツを、ネット展開する過程で集客と事業承継を一気に解決する企画です。

手法としては社員の皆さんにEvernoteを使ったナレッジマネジメントをレクチャーして効率よくコンテンツの編集制作を実践してもらい、それを当社でフェーズによって適切なメディアに展開、ステップバイステップで成長させていくもので、全体で1年半はかかる長期プロジェクトです。

このような企画を並行して数本スタートさせていて、先日のコンテンツ東京ではこの「編集・配信」サービスの需要をさらに大きく発見することができました。

ただし課題も認識しています。

それは実施にあたって「高いクリエイティブを必要とすること」です。要するに案件ごとに社長自ら企画をフルカスタマイズする必要があるということですね。

幸いにして企画編集も多少できる若い社員が増えてきて、企画書をイチから全部用意することはなくなってきたのですが、案件として高いクリエイティブが求められるのは変わりません。

これの何が問題なのかというと「高速回転ができない」=「事業として拡大できない」ということですね。

今回のチャレンジでは、明確のこれを止め、EMD事業として、開発するサービスは絞り込むことにしました。まず柱となるサービスを2つ決めました。

これから9月までに準備を進めます。

スクラップ&ビルド

先日のコンテンツ東京の出展の結果によりHONTENTSを解消することにし、先週から業態開発をどのように取り組んでいくか萩原さんと模索していましたが、昨日の経営会議にて前沢先生より、この際、グループ新会社を設立せよとのアドバイスで、さっそく立ち上げることにしました。

これはこの数年の悪戦苦闘振りをみての助言で、いわば君たちいい加減本気でやらないとダメだとのお達しと思ってます。

いままさに新会社を作っている真っ最中で、つい先日その登記作業が終わったばかりですが、これも好機なのだと思い四の五の言わず間髪いれずもう1社立ち上げます。

この新会社の代表は萩原さんが就任します。併せて今期でデジカルの取締役を退任し、この新会社での新事業開発に集中することになりました。

社名は業態開発の原点回帰して「256」です。

まさに昨日決めたばかりなので詳細はこれからですが、設立はスピード感出していきます。

しかし、あれから2年半も経っているのかぁ。光陰矢の如し。

新たな中期事業計画を立案します

はじめに

5月〜6月は、初の海外社員旅行に出かけた4月に引き続き、この1年の急成長による歪を調整するといった地味で内向きな仕事に取り組みながら、はじめての展示会出展というド派手な仕事の備準にも追われ、いままでにない活動量となりました。

準備中に中期事業計画を破棄したことで吹っ切れたというか、踏ん切りがついたというか、大きくはずみがついた感覚があります。

展示会出展の振り返り

出展自体は成功だった考えています。また主催社のリードエグジビションジャパン社のプラットフォームビジネスの取り組みにも大いに感化され、勢いに乗って会期中に次回の出展も決めました。次回4月開催と変更となったコンテンツ東京2018では、コンテンツマーケティングEXPOに出展します。あと10ヶ月です。

もちろん反省点もあります。出展して2つのことがわかりました。

1つはISSHIKI事業のアピール不足です。日頃から業務に追われPR不足を認識していましたが、想定以上に売り損じがあることがわかりました。特に自社パンフレットやサービスサイトの不備を指摘され、他社制作物の仕事にかまけているうちに自社制作物が後回しになってしまうという、まさに医者の不養生、紺屋の白袴を地で行く形でした。今月中にサービスサイトとパンフレットを刷新します。

もう1つは昨年からはじめたHONTENTS事業のスタッフの肩書、ハイパーメディアクリエイターの反応が極めて薄かったということです。「中小企業のハイパーメディアクリエーションを提供する」というコンセプトに間違いはなかったのですが(それが直接キーワードとして響いたということではなく、そういうことを求められていたという点で)、検討していた書籍やウェブサイトなどの具体的な制作物起点の提案に関心は薄く、その中身となるコンテンツをどうやって作ればよいのか(自分たちで作っていきたい)、といった相談をたくさん頂きました。

編プロ編集者としての原点回帰

実は出展を決める直前ぐらいからこのことには薄々気付いていて、新しいサービスとしてEMDを準備していました。

今回の反響を踏まえ、当社の編集プロダクションとしての原点にも立ち返り、ハイパーメディアクリエイターの肩書を廃止して「編集者」の肩書で呼称を統一することにしました。さらにサービスとしてわかりにくいHONTENTSも廃止解散することにしEMD事業として集約することにしました。

EMD自体はサービスコンセプトを示すものでしかありません。個別具体的な企画は顧客ごとにご提案を差し上げています。

来期の展開

8月から第15期です。期首から新しい展開を加速させる計画です。EMD事業で展開する編集技術を土台として、有力な先行企業と提携で人材採用ビジネス進出を計画しています。

さらにEMD事業を土台としてデジタルコンテンツの配信・出版ビジネスをベースとしたメディア企画制作のジョイントベンチャーを立ち上げます。こちらはニューズブックと同じく全国規模で事業展開を計画しています。

主幹事業であるISSHIKIはすでにお知らせしているとおり2.0に業務システムをアップデートさせていますが、こちらも取引先を版元から拡大させ一般事業会社へデザイン制作サービスを展開させていく計画にしています。

前期より経営拡大には銀行取引を拡大させていて今期もすでに2行からかなりの規模で融資を実行して頂いていますが、春先に一度棚上げにしていた地銀、信金への枠を広げたいと考えています。ただし銀行融資はこの程度に留め、経営者の次のフェーズの課題として2年以内に直接金融での資金調達を目指す考えです。

最後に、この春から「右腕」を探していましたが、ようやく求めるべき人材像がクリアになりました。ボードメンバーの強化策として非常勤の監査役を加えることにします。

すでに会計監査については会計参与として前沢先生をお迎えして月次で非常に厳しい管理会計体制を敷いていますが、こと業務監査については自分自身で厳しい方だと自認してはいても、やはり事業の拡大と監査の両輪は不可能とわかりましたので、自分でできないことはその道で能力ある方にお願いすることにします。

この他にも細々とした点でも新しい取り組みを考えていますが、これらの計画を新たな中期事業計画として9月に予定している全社研修までに整える考えです。

ご来場ありがとうございました

先週6月28日(水)〜30日(金)東京ビックサイトにて開催されたコンテンツ東京2017 第1回グラフィックデザインEXPOへの出展は無事終了となりました。

期間中は多くの方に当社ブースにご来場頂き、たくさんの陣中見舞やご声援も頂きました。改めて御礼申し上げます。

これまで取材や見学の立場では何度も会場に足を運びましたが、やはり出展社の立場でみた景色はまるで違うものですね。3日間あっという間でした。

今回はお得意様へのご挨拶や新しいお客様との出会いを目的としていましたが、社内的には出展準備期間を通じて事業内容の見直しとチームの育成を目的としていました。

社員もお互いに語っていましたが、みんな秘めた営業力を開花させたようで、これからそれぞれ獲得した新しいお客様への提案など大変ながらも楽しみな状況です。ひとまず、いままでになく盛り上がっていた打ち上げの様子をみていて、第1弾の目的は達成できたなと考えています。

また個人的には主催社であるリードエグジビションジャパンさんの企画力や営業力それにデザイン力を裏側からみることができて、プラットフォームビジネスを企画実行することについては、大変大きな気づきを得ることができました。

デジカルとしてはこの出展を契機に、主幹事業のデザイン制作業に加え創業の原点である編集事業にも焦点をあてます。来る8月からの第15期はサービス体制をさらに拡大整備していく考えです。

それにしてもAI人工知能EXPOやコンテンツマーケティングEXPOゾーンの盛況ぶりは凄まじかったですね。今回はグラフィックデザインが第1回ということと、サービス準備が整わなかったので見送ったのですが次回はコンテンツマーケの方に出展します。

業者依頼を最低限にして手作り感あふれるブース展示にしました。デザイン会社としては”異色”な感じで完全に浮いててそれがよかったかなと。
会場の一番奥で初日の朝はほとんどお客さんがいないのでやきもきしました。
トークイベントにはクロスメディアグループ社長の小早川さんにご協力頂き満席にしていただきました。ありがとうございます。
出展も初めてなので当然搬入搬出も初体験なのですが、駐車場の状況がわからず入場制限の渋滞で最終日は少し焦りました。そして期間中雨予報のところ搬入搬出時は雨があがり改めて当社の晴れ女 古屋取締役の神通力を痛感しました。
最終日のトークイベントはピースオブケイク社長の加藤さんにご協力頂きました。話を伺っていて私も改めて編集者としてもう一度社内のサービスを見直そうと決意しました。
 
3日間後ろで営業の様子をみてましたが、彼らならたとえラーメン屋やっても繁盛させられるだろうと思いました。この勢いに乗って次の手を打っていこうと考えています。

第1回グラフィックデザインEXPOに出展します

すでにご案内の通りですが、明日から3日間、コンテンツ東京2017 第1回グラフィックデザインEXPOに出展します。

当日は編集製作プロダクションゾーンにて、本作り支援サービス「ISSHIKI」と中小企業のためのメディアクリエーションサービス「HONTENTS」をご紹介します。

またご来場頂いた方には最新の取り組みEMDについてもご案内いたします。

コンテンツ東京2017にお越しの際は、ぜひグラフィックデザイン展の弊社ブースにもお立ち寄りください。


広告、ポスター、カタログなどをつくる広告制作会社、デザイン会社、また、WEBデザイン会社や、書籍・雑誌などをつくる編集プロダクションが一堂に出展する展示会です。
クリエイティブな広告、制作物をつくりたい企業の宣伝・広告・販促・商品企画担当との商談の場です。
名称:「コンテンツ東京2017」内 第1回 グラフィック デザイン EXPO
(1st Graphic Design Expo)
会期:2017年6月28日(水)~6月30日(金)<3日間>
10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場:東京ビッグサイト
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
後援:
一般社団法人 CiP協議会
公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会
公益社団法人 日本広告制作協会

本作りの制作要素をコンポーネントとして提供しています

ブックデザインは当社の主幹事業です。

2年前まではこれを「売れる本」の装丁を提供する、いわゆる職人仕事として取り組んでいましたが、出版物の制作に不可欠なレイアウトデザイン、図版制作に組版作業を組み合わせたコンポーネント提供を意図した組織に作り直しました。

この目的としては、版元各社で企画に取り組む編集者の制作管理の手間を軽減し、新たな売れる本の企画に集中してもらい、書店で売れる企画を1冊でも多く出版してもらいたいとの思いです。引いては多くの読者のための仕事と考えています。

このように顧客サービスと社会的貢献の視点から組織設計をしていますが、その現場は正社員としての保証がありながらフリーランスデザイナーのように働ける職場となることを意識しています。よって当社のデザイナーにはいわゆる一般的な制作会社でいうところの営業職やディレクター職の仕事も担当しています。

一見すると労働強化のようにみえますが、これはデザイナーの職人化を防ぎ個人の作業負担軽減の意図があります。チームワークができるデザイナーの育成には時間がかかりますが、最近は成長を強く感じています。

この本作りの制作要素をコンポーネントとして提供できるようになったことで、これに企画や配信の技術を加えて、これまでにない出版サービスを構築できるようになりました。

社内でHONTENTSと称してる開発チームでは、この技術を活用して版元だけでなく一般事業会社にもサービスを提供できるように取り組んでいます。

いよいよ今週の開催となったコンテンツ東京2017にてグラフィックデザインEXPOにデジカルとして出展します。

ご来場の際にはぜひ当社ブースにもお立ち寄りください。まだブログにはかけない様々な取り組みについてもお話できると思います。

シェイプする

このところ何かにつけて「シェイプする」とひとり社内で呟いています。

取組んでいる事業の形態を整える意味で使っているのですが、本質的には組織形態の整形とその基盤となる人材の育成を意図するものです。

この2年で売上は倍増しましたが、社員も倍増に近い増員を行いました。組織の膨張を防ぐように慎重に進めてはいますが、同時並行して進めている事業の分化、新規追加による混乱もあって、社員の連携や異動が計画通りに行かない場合(たいてはそうですが)、宙ぶらりんな状態が生まれたり、余剰が生まれたり、一方で不足が発生することになっています。

来月にはこのような状況から脱出することを意図して、組織のシェイプを実施しています。方針はすでに決めています。

「少数にすれば皆が精鋭となりうる。」

いままさに「玉にはますます磨きをかけ、石にはトレーニングによって玉に変えて」いく作業を行っています。また同時に「適材適所」の取り組みも実施しています。

以前に書いた通り、まさに身を削る思いでやっていますが、これらの記事を書いたころから私も多少は成長を果たしたのか、ほんとうに身を削りっぱなしではいけないことも理解をすることができました。

そもそも人材を磨くのにこちらが削れていては意味がありません。まずは私自身がダイヤモンドのように硬くなければなりませんが、それが何かを今更ながら気づいたのでこうしてブログを書いています。

社長が社員の誰よりも硬くなければならないのは情熱を裏付ける意志です。この話、いろいろな経営者本に書いてありましたが、いろいろと心惑う後顧の憂いもあってすっかり忘れておりました。

久々に、経営のコツここなりと気づいた価値は百万両。

 

コンテンツホルダーのための配信プラットフォーム構築・運営支援

新規事業として取り組んでいることを、ざっくり説明するとそういうことになります。

コンテンツの制作から編集・配信まで担当するチームとしては、すでにHONTENTSを立ち上げていますが、このチームとの違いは、クライアントが自社コンテンツを戦略的に活用する「コンテンツホルダー」として意図して立脚している(しようとしている)かどうかです。

プラットフォーム構築というと、巨大システムを開発するイメージがありますが、ビジネスを共有する関係者が集まる「場」をつくり、その中心に配信メディアを構築配置し、必要に応じてパッケージを制作配信するものです。

コンテンツを育成していくための土台を作るのか、それとも器に合わせてコンテンツを整形していくのか、そのあたりで整理がつくと考えています。

経営幹部組織を構築しました

危険は承知の上です

昨日お知らせした業務システムの刷新ですが、実施にあたり不退転の決意であることを社内で周知徹底するため、取締役でありエースデザイナーの萩原さんに、ISSHIKIのデザイン現場から引退してもらうという、極大のリスクを取りました。

引退式も盛大に挙行しました(3月31日)。

主幹事業からトップを外すという抜本改革です。会社が傾きかねない大変危険な決断ですが、だからこそ社員も痛感することがあると考えています。

業態開発や新規事業を担当している社員は、しっかりと収益を作っていかなければ開発が終わり職が失われます。デザイナー社員にとっても、これまでは口を開けていれば仕事が振ってくるような恵まれた環境だったものが、自ら種をまき水やりをして、顧客との関係を育てていかなければ食べていくことはできません。

組織をシェイプします

当社は企画・デザイン会社です。成果を上げ収益を作る(そのための顧客満足を獲得する)ためには、顧客との間で長期に渡る信用関係を構築し、良質な成果物を継続的に生産していくことが不可欠です。

今後さらに事業を拡大していくためには、この組織を構成する人材が、持続的かつ自律的に成長していく環境を構築整備していく必要があると考えています。

この1,2年で人員増を実施しました。想定外にも廃業する老舗デザイン会社からデザイナーが複数合流し、優秀な新卒人材にも複数入社してもらうこともでき今後の成長の素地はできたと考えています。

これから取り組むことは人材育成ですが、それはこれまでの体制からの再構築(リストラ)ではなく、現有人材による新しい業務体制に則した整形(シェイプ)作業と考えています。

幹部組織を作る

そしてこのシステム刷新と体制変更を、業績向上へ結実させるため執行体制も拡大強化します。

中小企業は基本的にワンマン経営であるべきだと考えています。ただし正しいワンマン経営をするためには、経営組織もしっかりと構築しなければならないと実感しています。

以下の経営チームで、来る第15期からのさらなる事業拡大に取り組みます。

代表取締役社長
新規事業開発担当
香月登

取締役
クリエイティブディレクター
萩原弦一郎


取締役
財務・業務管理担当

執行役員
HOTENTS事業担当
レトリバーデザイン有限会社 代表取締役
笹金達也

執行役員
ISSHIKI事業担当
玉造能之

会計参与
マエサワ税理士法人 理事長
前沢 永壽