マイクラに衝撃を受けている話

「マイクラのiPadアプリが欲しい。」

昨年の秋、中学生の次男の誕生日に言われたときには、いよいよプレゼントにアプリを買う時代になったのかと感慨深く思いながらも、所詮子供のゲームと深く考えず放置していました。

その後は想像通り「もういい加減にしなさい!」の怒号飛び交う中、寸暇を惜しみ、あらゆる場所に隠れ潜んでは果てなき世界構築の夢に励む次男と母親との攻防を、あぁいつか見た昭和の光景よと、煩わしくも微笑ましく引き続き放置していました。

私自身は中学生のころにファミコンブームで、学生時代にこそ友人宅で徹夜でやることもありましたがゲーム専用機はつい最近までありませんでした。今年になってVRを試そうとPlaystation4を買ってきて(肝心のVRがまだ買えませんが)、長男、長女とバトルフロントなどのよくある戦闘ゲームをやっているぐらいです。さすが最新のゲームは映画みたいだねと素人感想しかありません。

そんな中、黙々とマイクラを続ける次男。

そのうち小学生の次女までがやりはじめ、気づくとYoutubeで延々とプレイ動画を見始めている始末。いったいどこまでのめり込んでいるんだと少し気になってきた頃、次男がPlaystationで体験版をダウンロードして、一度やってみてと懇願するので、どれどれいったいどういうものかと教わりながらやってみました。

マイクラとはMincraftというゲームです。

『Minecraft』(マインクラフト)は、Notch(マルクス・ペルソン)と彼の会社(Mojang AB)の社員が開発したサンドボックスゲームである。ブロックを地面や空中に配置し、自由な形の建造物等を作っていくゲームである。シングルプレイとマルチプレイができ、日本語圏では『マイクラ』という略称で呼ばれることもある。PC版、PE(Pocket Edition:スマートフォン用アプリ)、家庭用ゲーム版が存在する。
2017年2月の時点で、全てのプラットフォームでの販売が累計1億2200万本を突破した。Minecraft – Wikipedia – ウィキペディア

多くの人は初めてのときにある種の衝撃があると思います。それは何をするのも全く自由だということ。何もしなければ何も起こりませんし、何をしていいのかもわかりません。

次男に言われるがまま動いているうちにだんだんとわかってきたのは、拙い表現でいえば、例えば「シムシティ」をやってみると経営脳が刺激されるのと似た感覚で、マイクラをやっていると「クリエイティブ」脳が刺激される感じです。

確かにこれは楽しいし、果てしなく楽しめるゲームだと理解しました。と、ここまではお父さんが”現代っ子”の遊びに関心しましたといった話ですが、今回の本題はその先です。

一度自分で試してみてこれはいいものだと判断したので、かねてより催促されていたMac版を買い与えてみることにしました(3,000円という低価格なのも驚き)。するとさっそく友達と一緒にやるんだと自らSkypeのアカウント取得とMinecraftサーバーのセッティングを始めました。

自由にiMacを使えるようにしてやってはいたのですが、まさか自分で情報を調べて設定できるようになっているとは思わず、まずはそこで驚いたのですが、さすがに中学生にサーバー設定は荷が重く、そこは少し手伝ってやると、すぐその場で友達を呼び出して一緒にプレイを始めました。

ソフトを買ってサーバー設定するまで2日とかかってないですが、まるでもう何日も一緒にプレイしているようなスムーズなやりとりです。

画面に向かって喋りながら、ひたすらマウスとキーボードを駆使し、建物を作ったり洞窟を探検したり、彼の友人と一緒に共同作業している様子をみているうちに、これはいま社員がクラウド経由で各地のスタッフとクリエイティブ作業をしていることそのものと気づきました。

あっという間に4人になっている。

この15年ぐらい自分が苦心して構築してきたオンラインでの共同作業工程をらくらくこなしている中学生を目の当たりにし、完全に時代が変わったなと理解しました。

そしてある意味未来をみている感覚です。

いつまで黄昏れているつもりなのか

先週社内でISSHIKIの今後の展開について打ち合わせをしているときのこと。業界が「斜陽だから」と間違いなく無意識に漏らしていた一言を聞き逃さず、「そうやって環境に何かの理由や原因を求めることはを止めよう」と「これからはすでに業界は日没状態ということにする」と、認識を最悪に合わせることにしました。

自慢ではないですが日没寸前だと私が思ったのはもう7年前です。

しかし、ほんとうに最悪な状態なのでしょうか。

確かに最後の出版バブルを間近に経験した身からすると、この10年の凋落振りには大変なことになっているなと感じますが、正直なところ「だからどうした」と思ってます。というより何も持たないものには好機でしかないと思っていて、「斜陽」などと何かがわかったような短絡的な受け止めこそ諦めにつながる危険なものの見方だと考えています。

それに、まだまだ陽が高かった10年ぐらい前までは、どんな仕事レベルでも儲かるような状態でしたが、往時を考えるととんでもないブラック状態(それこそ働き始めたころから最近までずっとそうだった思う)で、それに比べ今は仕事に求められるレベルが高まっていて収益を上げる困難さが高まっていますが、深夜残業や休日出勤もなくなっているし、新たな展開を見据えた取り組みも出来るようになりました。

そもそも若い彼らの話を聞いていて面白いなと思ったのは、なぜ斜陽なる状況なのに仕事が溢れかえっているのかと。そもそも彼らが当社で働き始めてこのかた、ずっと沈む一方の環境の下にも関わらず、どんどん仕事を増やしてきている現状に何の問題があるのかと。雰囲気に飲まれるというのはほんとうに危険なことだなと感じました。

要するにチームの成長に伴い、目前に現れた大きな課題を完遂できないかもしれないという、その抱えた不安を業界が斜陽なる言葉で表そうとしている滑稽さに気付いたらどうかと投げかけました。

斜陽のときははるか前に過ぎ去りいまや日没後。私としては焼け野原と認識してその後の復興を意識したかったのですが、日没ということは次は夜明けです。その次にくる日の出の勢いに備え、目前の課題をしっかりと解決し進めていこうISSHIKIは引き続き前進あるのみと宣言しました。

一方、今回のことで若い世代と話をしながら、現実的には同世代の40代ですらすでに変革についていけない人たちがいることを実感しました。彼らは沈みゆく太陽を引き戻そうとするような無駄な努力を試みていて、そんな大変で不毛なことをしても身を滅ぼすだけだと、無理せず受け入れろとアドバイスしていたのですがなかなか伝わりませんね。

ちょんまげとったり刀を置くのは不安でしょうけど、早く切り替えないと士商法が上手くいかないことも歴史の証明するところだと思います。

デジカルとしては業界が斜陽だろうが日没だろうが関係なく、現在の出版の課題から見える未来像を1つずつ形にしていくのみと考えています。それがISSHIKIそしてPIONNIERもその1つ。いずれも実績を持ってシェア固めの考えで黙々と進めます。

また事業を手伝ってくれる”右腕”も引き続き探しています。

中期事業計画を破棄しました

穏やかじゃないですが、もちろん釣りタイトルです。良い方向で破棄しました。

第13期までの売上の推移は実線です。今期は破線部分で対前年比150%ほどで着地予定です。

カッコつけて言うとV字回復というやつで、V字部分で何があったのかはすべてこのブログに書いてあります。一言でいうと失敗するようにやってそのまま失敗したということです。ほんとうに経営というのは誰も教えてくれないのだなと痛感しました。

そして大きな変化には当然大きな影響もあるので、現在急伸している余波はいろいろとありますが、この傾斜も実は創業期と同じ角度なので、あの時なにがあったのかその後どうなったのかという経験から次々先手を打てていて、そういう意味ではかなり楽しくなってきました。

名実ともに第二創業といった感触です。

今回破棄したという中期計画は2014年末に設定した5カ年計画です。前半2期の目標をほぼ達成したところで、今期末が予め設定していたピポットポイントだったのですが、3年前に見ていた5年後と今からみた2年後はかなり様相が違うことと、目標の目線が低かったという反省から思い切って破棄することにしました。

あとは先日の経営会議で「先生、残念ながら3倍の伸びには及びませんでした」と、未達を前沢先生に報告したところ、「社長、これをほんとうに達成させたら社内が大変なことになってましたよ」というところで目が覚めました。そうだった事業計画を達成するために経営しているわけじゃないなと。

すでに経営理念や事業の基礎構造の部分は整えてきているので、これからは仮に中期事業計画は立てるとしても社員と一緒に事業別に立案することとして、私は長期的な未来像の設定と短期の緻密な計画立案と達成技術の向上を目指したいと考えています。

台北書店調査2017

先月中旬に恒例の社員旅行に出かけました。今年は新しい社員も加わってさらに初の海外ということでどうなることやらと思いましたが無事帰国できました。

旅行の様子はISSHIKIとHONTENTSの各ブログもご覧ください。

社員旅行といってもいちおう目的は研修として、2日目を3チームに分けそれぞれ事前にプランを立てての計画的行動としたのですが、みんな若い上に初海外も多く、そこは結果的に慰安旅行的な感じでOKよということにしました。

準備が進んでいくにつれ、みんな楽しそうに計画しはじめて、なんだかそこに社長がホイホイあとからついていくのもあれだなと思ったのと、出発直前にJTBさんにガイドを頼めるか尋ねると、なんとかします!といってなんとかしてくれたので、現地ガイドの方に、台北の書店回って途中市内観光チームと合流して食事というざっくりプランで巡ってきました。

台湾は学生時代以来なので四半世紀振りです。当時は台中、高尾、花蓮と巡って台北はそんなに滞在しておらず、もはや記憶も薄れているうえに見るからに街の様子も様変わりということで新鮮な気持ちで巡りました。

当初の目的地としてガイドブックにも紹介されている誠品書店だけ指示して、あとはガイドさんの思いつくままです。

一応断っておくとこの記事には資料的価値はほとんどありません。調査前から恐らくそうだろうなと思った通りの書店事情だったのと、書店が生活上どんな位置づけなのかその感覚を感じるための路上観察です。

台北の書店情報はいろんなサイトやブログに記事があるので詳しく知りたい方はほかを検索してみてください。

蔦屋書店が参考にしたという誠品信義店。台北101が真正面に見える立地で東京でいったら丸善丸の内オアゾ店みたいな感じでしょうか。
明らかに底本がわかるビジネス書が多数。小さくて見えないけど79折と書かれた赤いシールは21%引きという意味。ガイドさんはここは”高い”から日頃は来ないと言われて最初なんのことかと思ったら発刊から時間が経つと下町の書店では値引き販売するとのこと。
日本史の本もたくさん。
工作とは仕事のことです。
書店だけでなくおしゃれな雑貨や家電製品も売ってて、なるほど蔦屋家電が真似したというのがよくわかるけど規模はこちらの方が大きい。
フロアは綺麗です。
ほんとうにピカピカ。あとで気づいたけど、日本の本が多いのはいわゆる好日だからというよりはそういうスタイルを売りにしているといった感じです。

このあと昼食の店まで移動してみんなにご馳走したあと再び調査開始です。

昼食のお店のすぐ近くにあった三越の上にある書店。中にアップルストアがありました。ここも本は3分の1ぐらいで家電や文房具が売ってます。もちろん綺麗。

このあと普通の”本屋”行ってみたいとお願いしたらじゃあ台北駅の付近ということで歩いて移動しました。

途中地下街を歩いているときに、「あ、思い出した」とこちらの地下書店街に。
ところが完全なるシャッター商店街でガイドさんも驚く。
1店舗だけ開いていてガイドさんが店長さんにインタビューしたところ、なんとつい最近誠品に買収されて全面リニューアルとのこと。このあと駅の反対側にいったときにわかるのですが、そこも誠品ブランドの商店街に。
出口付近に看板。「こんな感じだったのよ。また安く本を買うところがなくなった」とガイドさん。

再び地上に出て台北駅近くの一般的な書店に。あまりの本屋然とした佇まいに関心して外観撮るのを忘れました。

入るといかにも”本屋さん”の懐かしい匂いです。雰囲気もまったくもって日本の駅前書店。

「你的名字」は例の「君の名は」です。最初に訪れた誠品書店で大々的に「君の名は」フェアをやっていて、ガイドさんが「観た?」と聞くので「観てないだよね〜」というと「私は観たよ。ネットで(笑)」みたいな、蔡さんはおちゃめな人でした。

雑誌コーナーもまったく違和感ないですね。
どこかでみた写真。よく台湾版を出すので表紙流用の契約の話がきますが、なるほどこうやって並んでるんだなと。ただ都心の誠品ほどは日本の本は並んでません。
そして二階に上がると学参コーナーで、これまた近所の駅前書店の様相です。
ところが上層階に上がると様相一変です。
文具や各種ケーブルなど品数も豊富です。USBミニケーブルを忘れてきたのでここで買いました。

もともと台北駅近辺は塾や予備校がたくさんあって、それで書店が多いとのことですが、だいたいどこの書店も本は3分の1ぐらいであとはいろんなものが売っているというのが今の台北の書店事情のようで、どこも本の売り場は縮小しているということです。

実際のところ本屋には行かなくなったと蔡さんも言ってました。なぜならスマホがあるから。

実は前の晩に社員が夜市でスリに遭った!というのでパトカーに乗って警察署に行くという一大イベントが発生したのですが、そのときにお巡りさんたちが出してきたのもLINEの翻訳機能でした。

私も旅行中は空港で買ったSIMをAndroid端末に入れて使ってましたが1,000円で3日間使い放題。スマホあれば何もかも事足りるって感じ。いやもはや無いと困るですね。

撮ってとお願いしたら古屋さんが呆れてましたけど、その後パトカー乗って警察署行ったら、なんとリュックの奥底から財布が見つかったというめでたしめでたし。
 謝謝、サンキュー、ありがとう!お巡りさんは苦笑いしつつも駅までの道を教えてくれました。さすがエースデザイナーはやることがひと味もふた味も違うよね。

話がそれましたが、先程の書店から少し奥に行ったところに書店街があるというので出向きました。

重慶南路一段です。要するに神保町みたいなところですね。
もうここは完全な書店。余計なものは一切売ってませんでしたが、逆にいうと面白みもなく一巡してすぐに出ました。
台北駅は地下街がダンジョン。みんな暑いので地下を歩くそうですが、次回行くことがあったらここを探索した後に新幹線に乗りたい。

台北駅近辺を後にして夕食のお店に行く途中に再び誠品の新しいビルに出向きました。

あとでよく考えるとショップが入ったビルでガラス張りって珍しいですね。
店内はもう十分わかったよ。というぐらいにここも綺麗です。最近新宿も中国人観光客の中国語が響いてますが台北の人は大声で話をしませんね。街中静かでそういうところも日本と同じ感じを受けましたが、正直このビル内は店内も訪れている人たちも東京以上におしゃれだと思いました。
もうざーっと流して調査終了です。
ガイドさんとも別れ日本じゃ絶対に一人じゃ入らないおしゃれカフェで一休み。

ちょうど同じ日に知り合いの社長さんも台北に遊びにきていらしてFacebookでやりとりしてました。その方は以前からよく遊びに行くと仰っていたのですが、なんとなくその理由がわかった気がします。

中華圏といっても大陸みたいに騒がしくないし食べ物は美味しいし、なにより綺麗。ふらっと出かけて美味しいものを食べに行くにはいいところだと思いました。あと昔来たときはビンロウがあちこちに売っていたのが印象に残ってましたが、蔡さんによるといま台北ではほとんど売ってないそうです。

いつの間にか書店調査の話がどこかにいってしまいましたが、書店という存在が古臭いものになりつつあると実感しました。もちろん台北でも日本でもこの先書店はなくならないだろうし本も残るだろうけど、いずれも形を変えていくのは間違いないなと思います。

それと改めてライフスタイルのデザインに、おしゃれ雑貨的な意味での本の存在とスマホを使った情報交換が併存して発展していくんだろうなと確認できて、当社のデザイン仕事もますます幅が広がっていくなと実感した台湾行きでした。

「利益体質」から「拡大体質」への転換

この3〜4月はかなりの活動量となりました。

この他にも採用や人事など気を使う地味な仕事に加え、長男が高校卒業して進学独立するなどプライベートの大イベントもあって、さすがに先週末あたりは燃え尽きるかと思いました。

それぞれのトピックについて、語るべきことが山積なのでそれぞれ後追い記事を書いていきます。あと社員旅行については社員のブログもそれぞれ更新されると思います。

夜市からパトカー乗って警察署に行くなどエピソード満載な社員旅行になりました。
ということで今回は資金調達の件です。

結局、地銀、信金とは取引せず従前通りに都銀2行にお願いしました。この数年、ひたすら美しいBSを作ることを目的に邁進してきた成果で、1行から優良のお墨付きとして「成績表(分析表)」を頂きました。ほぼ満点。ま、当然だろうと思っていたら今度はもう1行から「なぜ借りないといけないのか上を説得する材料が欲しい」との申し出。あまりの晴天だと傘を借りるのも一苦労ということですね。

ここのところ銀行取引を活性化させているのには先々大型融資をお願いするためで、今後も銀行取引は拡大していくつもりですが、今回の一件で資金調達については新しい手法を模索しなければなとスイッチが入りました。

そこで来月から方針を変えることにします。

冒頭に書いたトピックのうち、いくつか新事業の取り組みで変化があるのですが(何を書いているのかわからないものがあると思いますが)、この取組にいわゆるスタートアップ的な展開も視野に入れていこうと考えています。

そのためにいま一番に考えていること。それはビジネスマネジャーの採用です。単なる管理者ではなく、複数のプロジェクトをマネジメントして収益に繋げていくために、いま一番不足している人材です。

この件、まだ自分自身でも霧がかかっているところがあるので、新事業の整理とともにこちらも整えていきます。いずれにしてもこの5月からデジカルとしては舵を切り替え全社「拡大基調」で進めていきます。

中小企業のための多面的な情報発信手法を企画構築します

HONTENTSはこれまで「本質をコンテンツとしてデザインする」をテーマに掲げ活動を続けてきましたが、4月からそれを「中小企業のためのハイパーメディアクリエイション」と切り替えることにしました。

変更する理由は2つ、1つは「コンテンツ」ではなく「メディア」デザインが主要要件になってきていること、もう1つは対象を明確に中小企業に絞るためです。

分かりにくいのは、私たちのサービスが、モノとしてメディアを作ることが目的ではなく、そのモノを通じてお客さんの困っていることを解決したり、実現したいたいと未来像を実現できるようにするコトを目的としているためですが、実際にやっていることは極めて簡単なことで(私としてはですが)、お客さまのビジネスの話を聞いて最適なメディアを提案して作ることです。

この1年近くのHONTENTSの活動を通じて、様々な課題に実践的に取り組み、またお客さんの課題にも同じ目線で向き合ってきて、この解決策を「企画」として提案し、実際に「制作」することが求められていると強く実感しています。

以上の理由でHONTENTSのサービスサイトが分かりにくいままでも問題はないと考えていますが、それを見込顧客となるまだ意識されていないお客さんに、いかに伝えていくのか、その部分を実践的に取り組んで行かなければならないと考えています。

仮にHONTENTS事業が今以上に盛り上がらないとすれば、私たちのサービスが今ひとつということです。メディアを使ったアプローチを私たち自身で積極的に取り組んで結果を出していきます。

ひとまず最初のゴールは6月28日のコンテンツ東京2017です。

 

「コンテンツ東京2017」に出展します

日本最大!コンテンツビジネスの国際総合展「コンテンツ東京2017」のグラフィックデザインEXPOに株式会社デジカルとして出展することにしました。

期間:2017年6月28日(水)〜30日(金)
会場:東京ビックサイト

これまでも電子出版EXPOに出ないかと誘われたりしていたのですが、自分がやりたい仕事はそれ「だけ」じゃないと見送っていました。そうこうするうちに大元である国際ブックフェア自体が下火になってしまい、肝心の電子出版EXPOもこちらコンテンツ東京の「コンテンツ配信管理ソリューションEXPO」として吸収され、やっぱり出展しなくてよかったとすっかり興味を失っていました。

そういう経緯もあり、実のところまったく出展など考えてなかったのですが、出展企業の説明会の案内をもらったときに、ふと、そういえばいろいろ出展ノウハウ教えてくれるといっていたな、一度話だけでも聞いてみるかと気軽に会場に行って見てビックリ。

出展企業や検討企業で数百人の席がいっぱいで、かつ出展ブースもものすごい勢いで埋まりつつあり、これはウカウカしてられんぞとその場で契約しました。

特に今回は第1回のグラフィックデザインEXPOで編集製作プロダクションゾーンがあるというのも願ったりかなったりで、これ果たして第2回があるのか怪しいですが、少なくともいま当社で想定しているビジネスドメインにピッタリの場所だと判断しました。

出展サービスは次の3つです。

・ISSHKI 2.0
・ISSHIKI Advanced
・EMD

まったく訳がわからないと思いますが、それは出展契約してから大急ぎで取りまとめたものだからです。

急いでまとめましたが数年来考えていたことをまとめたものですので自信はあります。そして、この出展を通じ、これまで5年近く「読まれるモノとコトをデザインする」をテーマに掲げて事業開発してきたサービスを、しっかりと販売できるサービスとして完成させたいと思います。

 

計画の進捗が大幅に遅れている

昨年、ブログをMediumに移したのはいいのですが、今ひとつ盛り上がりにかけるため、最近はこちらを社長ブログと置き換えてしまったことを多少後悔しています。もっとも大して影響のあるブログでもないので、勝手に作ったルールは何事もなかったのごとく、こっそり改変して元に戻すのみです。

ということで本題。

オリンピック後を見据えた5カ年計画を立てているということは以前書きました。その計画で、期末のこの夏に最初のチェックポイントがきます。具体的にはこの2年で業務品質向上改善と業態開発の2つを実行し、収益構造転換の土台構築を完成させる計画ですが、売上をスタート時点の3倍にするとした目標に対する進捗が大幅に遅れています。

現時点で計画目標に対して58%の仕上がり見込みです。

チェックポイントまで、まだ半年ありますが、事業開発の時間軸から考えると半年「しか」ありません。少し高めの目標だから未達でも実際に売上も伸びているからいいんじゃないかという評価もありますが、問題はそういうことではなく、宣言したことをやりきれない、というところにあります。

一度やると決めて進めていたことを、やりきれないまま、まぁよく頑張ったから、と良しとしてしまうと、そこにつけ込んだ甘えを許すことになって絶対に目標到達しません。いまの時代は何が厳しいかといって、成熟社会だの衰退社会だのを前提に、社会全体が下降基調だからと、成果が出ていなかったり、伸びていなくても大きく評価が落ちないことですね。

成長時代であれば、周りの勢いに乗ったり、やるべきことやってないと厳しく指弾されたりしていたはずなので、そこそこの人でもそれなりに結果を出せていたと思います。

少し話がそれますが、衰退社会だからと、この先みんな一緒に貧しくなろうみたいな恐ろしいことをいう作家や大学教授の先生方がいらっしゃいますが、私はそういうのは御免被りたいので、たとえブラックだの、言うことがコロコロ変わるなど、回りからなにを言われようが(ま言われたくないですが)、会社の明るい未来のため、やりきらないとならないことは断固として実施の考えです。

あとは私自身、次にコケると今度は50代でのチャレンジとなり、さすがにそれはシンドイぞと先生からもアドバイスを頂き、確かに30代のころには、失敗しても出直せばいいなどという、最初から失敗が約束されている考えの甘いベンチャー社長のような部分もあったなと振り返ってます。

さて、ではどうするかですが、未来像の設定は間違っていないと考えていますので、修正すべきは進め方の問題です。恐らくいまの方法論が「倍増」手法に留まっていて、3倍にする方法になっていないのだと思います。ここは自ら断層を作って目に見えてやり方を切り替えたいと考えています。

ちなみに今回3倍にしたあと、3年後にはそこからさらに3倍にします。

 

ISSHIKI 2.0にバージョンアップします

ブックデザイン事業を、ISSHIKIサービス(チーム)に転換させると決めて丸2年。おかげさまで仕事の幅も広がり人材も揃ってきました。

このISSHIKIを次のステージに上げるため、その取り組みをVer.2.0として、仕組み、仕掛け、体制を一気に刷新します。

2.0にしますって、ありきたりかつ大げさな表現ですが、所詮自分たち都合の話なので深く気にせず、3月1日リリースを目指して取り組んでいます。

当初は萩原商店でしかなかったブックデザイン事業を商店街に、そしてそれをショッピングモールへと意図的に構造を切り替えてきました。

商店街にするのも大変でしたがショッピングモールへの転換はさらに大変で、まるで住民の反対運動かと思うぐらいの抵抗の末、昨年ようやくオープンさせることができました。

開店して売上が上がるようになってくると、ようやくスタッフにも私の真意が伝わったのか、現場からの改善提案や積極的な営業活動もでてきて、チームとして次のステージを目指す段階にきたと考え今回の取り組みに至ります。

このショッピングモール方式を思いついたのは、とある企画で郊外のモールの書店を調査しに回った何年も前のことです。ショッピングモールの特徴を語るのは本論ではないので省きますが、スタッフの多様性を尊重しつつ組織力も活かした力強い展開を進めることができ、さらに人があつまる仕掛けの部分を盛り込んだチーム設計と、その運営ができていると考えています。

今回それをVer.2.0といったようにバージョンアップとして企画したのには、商店街をショッピングモールに変えたような、いわゆる組織造改革といった大規模な大改革をするのではなく、チームメンバーが自主的に意識を変えることができる改変ポイントを設定することで、構想力と柔軟性あるチームになることを意図しています。

近い将来のVer.3.0は現場から企画があがってくることになると思います。

下半期がスタートしました

今月から第14期の下半期です。月初は節分ということもあり、近年は個人的にこの2月を実質的な年始と考えています。

当社は7月決算ですが、このお陰で期首に夏季休暇、年末年始も正月を区切りにすることがないので休暇をゆっくり取れて、下半期の事業計画も年初からじっくり練ることができるなど、いろいろと好都合です。

さらに昨年から事業単位を四半期から4ヶ月ごとに切り替えて、それを7月スタートにしました。まだ明確な効能はわかりませんが、2月がちょうど第2事業期間の期末と重なり、いわゆる年度末の3月が第3事業期間のスタートとなっていて、このあたりもいい感じに世間一般とずれているので、マイペースに事業計画を進められそうに感じています。

上半期の状況ですが、ここまでのところ方針通りです。昨年9月にスタートさせたHONTENTSの立ち上がりの勢いも加勢して、半期決算の時点で3年前の年商を超えました。とはいえ計画達成度は7割の感触なのでまだまだです。

1点気にかかっているのは今年は会社の年賀状を作らなかったことです。昨年末はISSHIKIの中がいろいろ大変だったのに加えて、個人的にももういらないかなと思ったからですが、やはりご挨拶頂いているのに返信もないのは失礼だなと思い、これをどうしようかなと考えていました。

考えた末、この際これも自社の事業期間にあわせようと思います。そうなるとタイミングとしては決算報告が最大のポイントなので、いわゆるアニュアルレポートを作ってお届けしようと思います。

これは一度やると決めたら、この先ずっといい結果出して報告していかないとならないプレッシャーもあるので一石二鳥かもしれないです。

ということでこれから半年邁進し、決算の出る9月には第1回目の挨拶状をお送りしたいと思います。

ハードル上げました。