編集力と編集者の能力

デジカルの関西エリアマネジャーをお願いしている小田さんから「大阪ものかき隊」の勉強会で「編集」について話をする機会を頂き出かけてきました。

昨年、湯前町でも似たような話をさせて頂く機会を頂いて、いろいろな年代で様々な経歴、執筆経験はあっても直面する課題が違う方々に、大きな枠組みで話をするのは難題、難問だなと思っていたので、今回は予め質問事項をお願いしました。ただ質問を前夜に頂いたので結果的にほぼぶっつけ本番で、どういった切り口だと伝わるのか、その反応を探りながらの講演となりました。

そういったことで、大風呂敷広げたのに完全にたたみきれなかったところがあったためだと思うのですが、その後の懇親会で皆さんから熱い質問や問いかけをたくさん頂くことになり、私の方が大変な勉強となりました。

ひとつなるほどと思ったのは「編集力と編集者の能力とは違いますよね」というご指摘。そうです。もっともその編集者の仕事自体がとてもモヤっとしたものになりつつあるので、その整理からですね。

そして金風舎を次世代の出版社としてきちんと事業化したいと考えているので、この編集力と編集者の能力をきちんと言語化してスタッフに伝え育成ができるようにしなければと、これは喫緊の解決課題と気づきました。

頂いた質問については、今後もこのブログで考えをまとめて書いていってみたいと思います。皆様、ありがとうございました。

大阪ものかき隊 ライタースキルアップ交流会 #7 湯前町で情報発信について話をする機会を頂きました | katsukinoboru.jp

成熟社会で持続性あるサービスを提供したい

新年あけましておめでとうございます。

今年も年賀状は出していないのでブログでご挨拶です。ISSHIKIは、本日より営業開始しております。本年もよろしくお願いします。

昨年書いたとおり、3が日は仕事をせずと決めていましたが、昨年、一昨年と長男長女の大学受験に続き、今年は次男が高校受験で臨戦態勢(にしないとやばい)ということもあり、小学生の娘だけ連れて福岡に帰省しました。短い日程でしたが、父も母も元気なので慌ただしくもゆったりと正月を過ごせました。

昨年、そのまだまだ元気な父が、車検が切れるのを期に潔く車を手放すと決めたため、はじめて空港でレンタカーを借りてみました。いつもなら迎えに来た父の車で空港から郊外にある実家に直行ですが、せっかくなのでと、迎えにきていた両親とともに久々に福岡市内を車で巡ってみました。ちなみに私自身の帰省の思い出といえば、両親とも市内に実家があったため、休みになったら車で福岡市内に向かうというものです。

久々に市内を巡って実家に戻ってみて

といっても福岡を出たのが平成元年。東京に出てきてからも四半世紀は経っていて、またここ数年は全国各地回っていますが、右肩上がりを感じる数少ない街の様子に考えるところも多い帰省となりました。

いまの実家は高度経済成長期の末期に、福岡と北九州の中間点に作られた「ベッドタウン」にあります。当時、公団に勤めていた祖父が開発に携わったという経緯もあって、ここに住むことになったようなのですが、今回母から改めて当時の祖父が「ここに2万人の街ができるんだ」と語っていたという話を聞きました。

いまや2万人どころか半分の1万人ちょっとの人口で、東京でいう多摩ニュータウンのような様相になっている地元と、さらに発展している福岡市内やその近郊の様子を同時にみて、30年で変わったなぁと感慨深く、一方で社会変革の先行きに、どう対応していけばよいのか、そのヒントを得られたように思います。

社会変革に対応していくこと

数年前に地元の駅前から書店が無くなったときには、かなりがっかりしましたが、ここ数年、全国各地を回って書店が無い街が当たり前になってきている状況みて、日頃はiPadなどで情報を得たり孫とコミュニケーションとったりで十分忙しく、たまに天神に出たら大型書店にいく、それでちょうどよさそうな両親をみていると、求められていることは、30年前の状況を維持したり戻したりすることではなく、この社会変化に対応するサービスの開発だなと実感しました。

確かに、地元も子供がたくさんいて賑わっていたころから比べれば寂れた感じもあり、これから高齢化もさらに進むのでしょうが、着実に平穏で豊かな状況になっているとも思いました。それこそ今回連れて返った次女は、これを当たり前の風景としてみているわけですから、ことさら成長期の勢いを感じられないことを嘆く必要もないなと。

今年も良い年にしていきます

今回の帰省では、こういったことをつらつらと考え、平穏無事に仕事に向き合える機会を得られている環境に感謝しなければなと実感しつつも、天啓を得て何か結論めいたものを得られたわけでもないので、これから年単位でしっかりサービス開発に取り組もうと決意を新たにしました。

今年は、改元に、選挙に、働き方改革に、増税と、変革の真っ只中に突入で、全般的に大調整の年になるのかなと感じています。加えて不況の足音も聞こえるようですが、こういった点に関しては織り込み済みでやってきているので、慌てることなく着実に駒を進めて行こうと考えています。

新校舎になって初めて、たぶん20年ぶりぐらいに母校に行ってみました。様変わり。
博覧会のときに祖父と登って以来なので30年ぶりか。
もはや以前がどうだったか思い出せない。
LMC(http://lmcom.co.jp)のメインビジュアルの写真を探すのに「地方都市」で素材集検索したらこの風景写真が出てきたので使ったけど、これだけ見るとどこかわからない。
寒すぎて誰もいない。
初詣は地元の宗像大社ではなく、隣町にある宮地嶽神社に行きました。何年か前に車で行って大渋滞だったので電車で。無料のシャトルバスがあって行きは良かったものの、帰りは目の前で最終便が出てしまい歩いて駅まで。
おとなの神社旅でも紹介しました(http://jinjyatabi.com/jinjya/miyajidakejinjya/)。人手が足りず更新ペンディングしていますが、サイト企画はコツコツ進めています。春には再開します。

PIONNIER選書 第1弾「仙台発ローカルメディア最前線」を金風舎から再リリースしました

昨年の4月にPIONNIERレーベルとしてリリースした「仙台発ローカルメディア最前線」を新装丁で金風舎からPIONNIER選書として再リリースいたしました。

PIONNIER ピオニエ

PIONNIERは、ローカルメディアに取り組む方々に焦点をあてた出版プロジェクトとして、元河北新報社の佐藤さんの企画を皮切りに、次々と発刊していく計画でしたが、第2弾の執筆難航に加え、弊社の編集リソースも欠如といった事情もあり、プロジェクトの進捗を一時ペンディングしていました。

今回「先進的な活動、芽生えたばかりの新しい技術、眠っている先人たちの知恵をデジタルコンテンツとしていち早く発信する」というコンセプトはそのままに、テーマをメディアに絞らず、広く地域で活動に取り組んむ方々を対象に、金風舎のシリーズ企画として展開し直すことにしました。

第2弾、3弾と執筆が進んでおり、いずれもAmazonKindle+POD(プリントオンデマンド)で出版していく計画です。全国の書店減少状況を考えると、デジタル出版の方が確実に読者の手元に届くと考えています。

レーベル変更と同時に改訂差し替えは初めてで、途中思わぬところで難航しました。PODの差し替えもまだ途中で不完全ですが、新しい取り組みで完璧はありえないと思い出来たところから淡々と進めています。第2弾がなかなか難産ですが、そうこうするうちに第3弾がほぼ脱稿とのご連絡を頂きました。

出版事業を儲かるようにしていくのが至難のときに、最初から儲かる儲からないでは何も進みません。まずはシリーズの企画を積み上げて、きちんと読まれるようにします。そのためにも「地域の情報を全国に発信・配信する」といった自分自身が取り組みたいコンセプトを明確に取り組んでいきます。

なお旧版を購読済みの方は以下の手順でアップデートできます。

「コンテンツと端末の管理」ページ (www.amazon.co.jp/gp/digital/fiona/manage) で「アップデートがあります」をクリックすることで、本のコンテンツを更新できます。

※ 「コンテンツと端末の管理」の「設定」タブで、「自動書籍更新」の設定が「オン」になっている購入者には、新しいバージョンが自動で送信されます。
※現時点では、Kindle オーナー ライブラリーから電子書籍をダウンロードした読者には改訂版コンテンツが提供されません。Amazon の技術チームがプロセスの改善に取り組んでいるとのことです。

○書誌情報

仙台発ローカルメディア最前線:元地方紙記者が伝えるインターネットの未来 著者名:佐藤 和文(さとう・かずふみ)

○販売書店

平成30年秋季皇居乾通り一般公開

毎年気づくと終わっている一般公開。ようやく出かけることができました。

皇居乾通り一般公開について – 宮内庁

日頃見られない皇居内を見られるということで、実のところ紅葉は二の次だったのですが想像以上に見応えがありました。

クリックすると大きな画像で見られます。新しいiPhoneで撮ったのですが、これをipadで見てる分にはすごい写真に見えるのですが、ブログに貼ると今ひとつですね。

坂下門
宮殿
宮内庁
富士見櫓
山下通り
富士見多聞
局門
門長屋
道灌濠
乾濠
蓮池濠
東御苑に抜ける道
東京駅
日比谷ミッドタウン

デザイン会社の社長になること

デジカルは編集プロダクションとして創業しました。まだ編集者の側面は保っていると自負しているので、いまでも編プロの代表といった認識はもっていますが、先日とあるところで「デザイン会社の社長」として紹介され、なるほど、そうも見られるようになっているんだと認識しました。

書籍のカバーデザインやレイアウトデザインを担当していて、人材募集でもデザイナー募集としているので、そのように認識されるのは有り難い限りですが、私自身は、現状はデザイン会社というより制作会社の方が適切だろうと考えています。

そのようなことがあってから、これまではそう強く意識していなかった「デザイン会社の社長」の意欲が高まってきて、そういったことを社内でも話をしています。ただ、この場合のデザインとは、グラフィックデザインを制作する意味のデザインではなく、出版コンテンツビジネスを構想、設計するといった意味でのデザインです。

金風舎を作ろうと思ったこともその一環で、もともとデジカルは多面性をもった会社にしたいと考えていたのですが、私の甘さがあって1つの側面を完成させる前に、違う側面に中途半端に手を出してしまい、角がないぼんやりと不格好な石ころのようになっていました。

依然としていろいろやりたいことは山積してますが、今回はこれまでの反省を踏まえ腰据えて順番に手がけています。まずはISSHIKIを盤石なデザイン制作チームとして仕上げるべく動いています。人材募集はひとまず完了しましたので、今更ですが、新しく加わった人も含め全社員の人材育成に直接関与しています。

次は10年使ってきた業務システムを捨てて、新しいシステムを構築します。こちらは年内に目鼻を付けたい考えです。

ISSHIKI担当案件が年間ベストセラー ランキング入りしました。

SBクリエイティブ社の担当編集の方から、ISSHIKIで本文デザイン制作一式を担当した2冊の本が年間ランキング入りしたとのご連絡を頂きました。

大人の語彙力ノート』が日販の単行本ビジネスランキングで1位、トーハン同ランキングで2位、『1分で話せ』が日販の単行本ビジネスランキングで5位、
トーハン同ランキングで8位、オリコンで4位とのこと。

本案件は、装丁が他社様担当ということもあって、ISSHIKIサイトに実績掲載していなかったのですが(あまりに多くて更新作業が間に合ってないのが実情ですが…)、今年もベストセラーの本づくりに貢献できました。

ISSHIKIでは、書籍のデザイン制作一式を引き受けることができることを強みにしています。今後も書店売りの書籍は、複雑なレイアウトや図解イラストレーションの需要が高まっていくものと考えています。

当社では、装丁デザインに加え、この「本文デザイン制作」の分野を加えたトータルブックデザインのISSHIKIサービスを強化していきます。

ISSHIKI | 一式製作所 | 株式会社デジカル

私自身の「業務管理責任者」を募集しています。

人材採用計画は着々と進んでいますが、はじめて募集している業務管理責任者の募集に難航していて、切望しています。

業務管理責任者/新宿の求人情報 | 採用情報 | ISSHIKI事業部(デジカル)採用サイト

ただ、具体的にどういった人を探しているのか、私自身が整理して伝えきれていないとも感じているので、改めてまとめてみます。

いま私が主に取り組んでいる仕事は、当社の主幹事業であるISSHIKI事業の業務管理と、出版事業である金風舎の企画制作、それに中小企業向けの情報発信支援です。他にローカルメディアコミュニケーションズ社で取り組んでいるニューズブックというプロジェクトも進めています。

ISSHIKI事業では、主に出版社様からのご依頼で書籍のデザイン制作を引き受けていて、今後もこの分野でのNo.1を目指していますが、私自身の仕事としては「デジタル」「出版」をベースに書籍の枠組を拡張するコンテンツビジネスを開発展開したいと考えています。

まずISSHIKI事業に関しては、業務システムとチームを構築してありますので、こちらはメンテナンスとして人材採用育成と業務システムのアップデートが主要業務で、この部分を実際に見てもらうことで書籍の制作プロジェクトがどういうものかを理解してもらうことができると考えています。

次にコンテンツビジネスの方は、私が考えているビジネスについてのブレストの相手となってもらい、アプローチしたいと考えているコンテンツホルダーに対して、アクセス力の部分で支援を必要としています。

簡単にまとめると、私の経営者としての仕事の部分と、企画編集者としての仕事の部分のそれぞれの業務に関して、私自身の頭の整理と活動支援ということになります。

そういったことから、いわゆる一般的な管理職というよりも、企画、営業アシスタントの位置付けの方が近いかもしれません。クリエイティブを要求する仕事ですが、プロセスの理解力があれば十分だと考えていますので、いわゆる編集やデザインなどの職務経験は一切不要です。

と、ここまで書いてまとめたところで、この業務管理責任者は、私自身が一緒に仕事をしたい人を厳選したいと考えていますので時間をかけて採用するとして、当面業務の整理が間に合わない部分は事務処理部分を切り出して手伝ってもらえる人を募集することにしました。

<未経験OK!><社員登用有り>業界経験・特別な知識は必要ありません◎ 久しぶりのお仕事復帰も応援します!

そういった人の中にも該当する(本人は気づいていない才能がある)人がいるかもしれません。

とにかく今回は妥協せずに、ほんとうに長く一緒に働ける人を探します。

変化し続けることは難しい

採用活動を開始しました。

今回ある方の経歴を伺っていて、やはり職務経歴書を見るだけでは、その人のことことは分からないなと実感しています。就職氷河期で新卒期に志望の業種で職につけなかった、結婚や出産で働き方を変えざるを得なかった、などなど。単に職場を転々としているのではなく、ほんとうに「転職」している人に興味を持っています。

私自身は、研究職を目指すことを早々に挫折して、それから専門書編集者の道を選択し、その延長線でデジカルを創業しました。

一度この仕事についたからにはという思いと、妻子を養わねばという思い(にダイレクトな周囲のプレッシャー)とも相まって、途中で独立創業したにもかかわらず、「こうあらねばならない」といった潜在的な思い込みに縛られ、本当の意味で「転職」できていなかったなと思ってます。

ただ、この期間に子どもが成人するまでの成長を見ていて、成長とは日々の変化そのものと実感することができたのと、ライザップで短期間に変化させるための仕組みを身体的にも習得できたので、これから経営者に転職して会社を変えます。

2年後には様変わりしているでしょう。

二十歳のころです。細いですね。
20代後半から30代前半は反抗期でしたね。マルボロ1日1箱吸ってました。
それから40代前半までは飲み過ぎ食べ過ぎで完全にメタボですね。
ライザップのおかげ。自分を変えるのはもう終わりにして、会社を変えます。

社員・パートスタッフを募集します。

長らく告知状態のままでしたが正式に募集サイトを開きました。

業務管理責任者、書籍制作ディレクター、書籍装丁デザイナー、各種制作スタッフを募集します。詳しくは募集要項をご確認ください。

DIGICAL RECRUIT | 求人・採用ページ | 株式会社デジカル

ちょくルートの採用サイトも開設しています。

ホーム | ISSHIKI事業部(デジカル)採用サイト

経営者として会社を成長させていきたいと考えています。そのため以前もブログに書きましたが、この先、長く一緒に働ける人を募りたいと考えています。また、会社も力強いビジネスで長く継続したいと考えていますので、毎日楽しく元気に働いて、充実した生活が送ることができることを第一に考えています。

当社も15年になりますが、出版関連事業という点では同じですが、テクノロジーの変遷に沿って主軸となる事業も変化を続けています。成長とは変化に他ならないと思いますので、変化を楽しんで受け入れていける人が大前提だと思いますが、具体的には次のような人と一緒に仕事がしたいと考えています。

  • 仕事で成長したい人
  • 仕組みや基盤作りに面白みを感じる人
  • 仲間との連携が大切だと考える人
  • 充実した生活を送りたい人
  • 顧客接客に喜びを感じる人

編集制作スキルに関しては入社後にレクチャーしていきます。グラフィックデザインやレイアウト・デザインにウェブ制作などのスキルは、専属の顧問がオンラインで文字通り手取り足取りの指導をしています。

またデジタル出版の技術については、私自身が開発中ですが、一緒に作っていくことを前提に直接レクチャーしていきますので全く未経験でも問題ありません。

とにかく、いま一番に私が求めている人は、経営者であり編集者でもある私自身の業務も含む「業務管理責任者」です。動かしたい企画が沢山あるのですが、既存事業や企画の業務管理にも追われている状況なので、ここをなんとか打開したい切実な思いです。

ブレストなどでの瞬発力、ファシリテートを楽しくできる、など関係者が多いプロジェクトの立ち上げや管理の場面で仕事を手伝ってくださるキャリアある方を切望しています。

金風舎のサイトを改修しました

更新表示の自動化と見栄えを整えた程度ですが、更新に手間暇かかっていた部分がかなり楽になりました。

金風舎

今回の改修は、この夏に新しく作ったウェブ制作チームの初仕事です。自社専属チームを持つことが念願だったので、どちらかといえばそのことの方が嬉しいことかもしれません。

これで電子書籍の企画編集制作から契約、販売管理それにLPやウェブサイトまで。デジタル出版社として必要な基盤は揃いました。しかし、これでまだ5合目の認識です。これからコンテンツを作る編集チームを作らねばなりません。ここからが本番です。

こんな企画をシリーズを展開したいという考えはあって、多少は進めているのですが、ここでアクセルを踏み込む前に、もう一度事業コンセプトを削り込んで磨きたいと考えています。

この10月で5周年となりますが、オーナー経営者の道楽的な新規事業といった状態から独立させて駒を進めます。